ミライセッション 2017

c0019551_12120511.jpgジャパンホームショーの新建ハウジング主催の
家づくりのミライ session3『つくる』で小泉誠さん
とトークセッションをさせて頂きました。

c0019551_12120862.jpg




 新建ハウジングと協同出展している『わざわ座』 
弊社も座衆(つくり手)として参加をしています。
 つくり手としてデザイナーの小泉誠さんと私と35分づつ個々に
 お話をせて頂き、それからトークセッションと言う形でした。
 司会は十数年来のお付き合いのある新建ハウジングの三浦社長
 
 


c0019551_12121166.jpg  35分の時間を超過していましたが
  ものづくりの思いのたけを全て吐き出しました。(笑)

c0019551_12121855.jpg 
 


司会の三浦さんの質問に明確にお答えが出来た自信はありませんが
 プロも住み手も町場の工務店でここまでやれるのかと思わせる、
 ぎゃふんと言わせるようなレベルを目指して素材を吟味して技術
を魅せる手わざを意識していることをお伝えしました。
「大工の手」のスツールの小泉さんのデザインは奇をてらうことも無い
 フォルムでどこでも馴染む素形だと思います。
 工務店の日常使いの材料で普通につくれるものでありながら広葉樹使い
 をすればそれも似合い、重厚な物にもなります。
 そんなお話もさせて頂きました。

c0019551_14232529.jpg 
 
 
 わざわ座の出展
 全国の工務店が同じデザインのクッションスツールを材、張地を
 自由に使った31点が並んでいます。
 











c0019551_14232935.jpg


















c0019551_14234679.jpg


 屋台と呼ばれていますが屋根つきの開放型の
 小さな展示ブース
 山長商店
 堀商店
 小泉道具店
 エクレアキッチン
 が出店してました。

# by tanaka-kinoie | 2017-11-22 14:16 | Trackback | Comments(0)

屋根天窓改修工事

c0019551_13285136.jpg



 目黒の改修工事に木工事の目安がついたと聞いて確認に行ってきました。
 バスを降りて現場方面に歩いている見晴らしの良い坂の上に出ました。
 地元の江戸川区は三方を荒川、江戸川、東京湾に囲まれて陸地の7割がゼロメートル地帯です。
 ビルの上からでもないと地域を見下ろすような事が出来ません。
 そんな地域なので瀟洒な住宅街が一望出来ることにちょっと
 だけ感動でした・・・(笑)
c0019551_13285580.jpg 


2階廊下のスペースですが元々は現場づくりの大きなガラスだけの天窓でした。


廊下床にガラスブロックは埋め込まれていて1階リビングに採光を促しています。 
それなりに納まりが考えられていたのですが27年目とあってガラスにひびが入り漏水もあって老朽化が否めませんでした。 
当初はガラス交換だけのご依頼でしたが採光、通風、遮光も検討して
ベルックスの 天窓の設置をご提案しました。
開閉型3台と嵌め殺しタイプ2台で計5台以前のようにダイナミックに
全てガラスで と言う訳にいきませんでしたが夏の熱さはかなりの物
だったに違いません。
機能も性能もかなり向上すると思います。
c0019551_13285867.jpg

屋根はこんな感じで勾配が緩やかで周囲にもスペースがあります。
ベランダから登れるので天窓のメンテナンスも容易です。


# by tanaka-kinoie | 2017-11-13 11:25 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

荒川の家 もうすぐ完成

『荒川の家』
これは一週間前の様子ですが木工事が終わる間際の工程です。
現在は仕上げ工事に入っています。
秋の長雨の影響はもちろん、比較的大きな現場ですので大工3人でもやりがいある工事量で工期もぎりぎりと言うところでしたが何とか間に合いそうです。
見学会は1日だけですが完全予約制で行います。
お時間あればお越しください。


c0019551_17441596.jpg
c0019551_17443756.jpg
c0019551_17444597.jpg
c0019551_17453871.jpg
c0019551_17454485.jpg
c0019551_17455231.jpg
c0019551_17455825.jpg
c0019551_1746318.jpg
c0019551_1746963.jpg
c0019551_17461640.jpg

# by tanaka-kinoie | 2017-11-07 17:47 | 見学会、住まい教室、他 | Trackback | Comments(0)

正福寺地蔵堂 拝観

東京には国宝が2つあります。
1つは言わずと知れた赤坂迎賓館
もうひとつは東村山にある 『正福寺地蔵堂』です。
数年前は東京に国宝があるとは知りもしませんでしたが、建築関係者のブログで知ってから訪れてみたいと思っていました。
文化の日に偶然にも国分寺で2時間ほど時間を潰す必要が出来て、これはチャンスだと西武線に飛び乗りました。
最寄駅の東村山は懇意にしている相羽建設さんへの用事で伺うこともあって良く知る駅です。
地蔵祭りの開催という事で街道筋には人の流れにのって到着。
普段は人も少なく静かに拝観できるようです。
人が多かったとはいえ、この日は年に3回だけしかない御開帳の日
内部まで拝観が可能でした。
拝観料も無いし、15時以降は内部撮影も可能という寛容さ
市民に身近にある、親しみやすい国宝と言うかんじでした。

c0019551_19145841.jpg


国宝としては多分小さな方だと思います。
それでも羽がはばたくようにきつい反りのあるこけら葺き屋根の
迫力に圧倒されます。

こけら葺きってこんなに美しいものだったのだと改めて感じました。

c0019551_1915749.jpg


扇垂木の美しさ
反りの具合と隅木の先端のシャープさのバランスが
抜群によかったです。

c0019551_19151523.jpg


内部の写真が無いのは残念ですが無数の組み物が緻密に
複雑に合わさっている姿はまさしく国宝でした。
修復は行われているとはいえ外回りは綺麗でした。
大屋根、下屋共にこれだけ軒先があれば耐久性は高いと
思います。

# by tanaka-kinoie | 2017-11-04 19:15 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

クニルプスの折りたたみ傘

5年?ぐらい前から持ち歩いているドイツのクニルプスの折りたたみ傘
クニルプス(Knirps)とは、ドイツ語で「折りたたみ傘」という意味を持つそうです。
開閉の機能性、デザイン、耐久性では今のところはこれを超えるものは見当たりません。
以前は取扱い店が少なかったと思いますが今は雑貨、小物、インテリヤショップなどでも良く見かけて多種多様に選ぶことが出来そうです。
イギリスのザ・アンブレラと言う感じではありませんが折り畳みとしてはとても良い傘だと感じています。

偶然にも松屋デザインギャラリーで開催中の「Knirps 折りたたみ傘の発明」を拝見することが出来ました。

c0019551_165559.jpg


愛用のクニルプス
使用頻度は高いと思いますがいつも持ち歩いています。
5年以上経っても複雑な構成の折りたたみ傘の骨などが
フレームなど歪むようなことも全くありません。

c0019551_1651494.jpg
c0019551_1652135.jpg


多種多様な種類がありますがデザイン性も良い物が
増えたように思います。

c0019551_1652761.jpg


相当の数のパーツで構成されているのですね。

c0019551_1653391.jpg


開くだけでなく、閉じるのもワンタッチで可能です。
片手で操作できるので便利です。
ここだけの技術なのでしょうね。

c0019551_1654075.jpg
c0019551_1654623.jpg
c0019551_1655332.jpg


我々がつくる建築も多種多様な部材をを用いますが
これだけの機能を持つ傘には繊細なパーツが必要な
事が良くわかりました。
丈夫な傘ですが壊れた時にこれからパーツ交換が可能か
どうか?
それが完璧であれば完璧ですね。



# by tanaka-kinoie | 2017-10-31 15:07 | 小物 | Trackback | Comments(0)

鳥越周辺にて

リノベーションのお話しを頂いて久しぶりに台東区鳥越周辺を歩きました。
表側の鳥越神社前の蔵前橋通りは頻繁に通りますが1本北側に入った 『おかず横丁』 に入るのは数十年ぶりです。
以前に比べて活気はありませんが昭和の雰囲気が色濃く残り、ギャラリーや雑貨屋など今風のお店もちらほらと見掛けました。
隣接する蔵前なども数年前から同様の街になっているそうなのでいずれは清澄白河のようになるのかもしれません。

c0019551_15581568.jpg


おかず横丁の東側
角の酒屋さん
銅板張りの外壁と言い看板も昭和その物です。
c0019551_15583343.jpg
c0019551_15584089.jpg
c0019551_15584797.jpg


つくだ煮屋さん
アップの写真が無いのが残念ですがガラスケースに
つくだ煮が綺麗に並べられていました。
c0019551_15585397.jpg
c0019551_15585954.jpg


この地でなにか仕事に繋がればと
初めて鳥越神社に参拝しました。
c0019551_1559662.jpg


住宅密集地であるこの近辺にはやはりあります。(笑)
たまに収集している屋根の上の物干し台

c0019551_1559132.jpg


北側の物干し台ですが南からの日射は何とか得られて
いました。
c0019551_15591927.jpg


最近はアルミが殆どです昭和に時代は町の鍛冶屋
によるものが殆どです。

今回は珍しい木造によるものも見つけました。

# by tanaka-kinoie | 2017-10-28 15:53 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

大工のつくる家具 3点

会社の下小屋には納品待ちの家具が3点

『松江の家』のダイニングテーブルと桐ダンスの引出しを利用したキャビネット
『雑司ヶ谷の家』の子供机です。

c0019551_14153946.jpg


ダイニングテーブルの注文はよくありますがブラックチェリー材で
つくるのは2回目になります。
人気のある材料ですが『中里の家』でつくったものを気に入っ
て頂いて今回のご注文に致りました。

c0019551_14154559.jpg


置くことが出来るのであれば基本的には大きなテーブルを
お奨めしています。
これも900×1800と大きめのテーブルです。


多用途に使えるので便利です。
今回はダイニングスペースが比較的大きいので真ん中に置くこと
が出来て最大で椅子が5脚使えます。
脚も天板の外側に取り付けているのでスペースが有効に使えます。
椅子の設置もゆったりになります。



c0019551_14155222.jpg


脚と裏桟と天板の納まり
接合部は目透しという隙間が空いているような綺麗に見える
納まりとしています。
c0019551_14163214.jpg


天板の裏側
反り桟と言われる反り止めを入れています。
この写真は『中里の家』でブラックチェリーを使った物



c0019551_14164242.jpg


今回の反り止めは鉄製のチャンネル材を3か所にして
見ました。

まだまだ家具作りは試行錯誤です。
出来る限り様々なご要望に応えるべくチャレンジしています。



c0019551_151577.jpg


大きなダイニングテーブルの下にあったのは『雑司ヶ谷の家』の
子供机です。

設計当時のお子様はまだベビーカーに乗っていて人見知りが
始まったころでした。
7年前ですのもう小学校の3,4年になっているはずですが
数ある机において弊社に勉強机を注文頂けるのはとても
嬉しい事です。




c0019551_1511453.jpg


勉強机と言う事もあって予算は限られていましたが
在庫のJパネル30mm厚を使った杉の天然木の机です。
大きさは700×1300

座卓を基本としてお使いいただくようですが脚を付け替えれば
机になります。。
杉は柔らかい木材ですがウレタン塗装で表面を少し固めに仕上げ
ています。






c0019551_1512149.jpg


Jパネル3層分の2層を斜めにカットしてシャープに
なるようにデザインをしました。


c0019551_1513368.jpg


長い脚が4本あって脱着が出来ます。

c0019551_15334552.jpg


桐ダンス内の引出をはめ込んだ置き方のキャビネット
オーダーですので自由な寸法に製作可能です。

c0019551_15335288.jpg
# by tanaka-kinoie | 2017-10-23 14:30 | 家具 | Trackback | Comments(0)

『松江の家』 完成見学会

c0019551_1958441.jpg



江戸川区松江にて完成見学会を開催いたしました。


御足元の悪い中
多くのお客様にご来場を頂きましてありがとうございます。
17坪を切る敷地面積は特に珍しい事でもありません。
比較的よくある条件の3階建てですが角地である分、恵まれています。
建蔽率が1割増しとなり道路が2方向にある事で防火規制の延焼ライン
をかわし木製引き戸を使う事が可能となりました。

外壁が無機質なガルバリウムである分、木製扉が引き立ちます。



c0019551_1958132.jpg
c0019551_19582796.jpg
c0019551_19543285.jpg


8畳程度のダイニングスペースを見る
c0019551_19544634.jpg


一畳ほどの大きなダイニングテーブルを置いても
周囲に余裕があります。
左手がキッチンスペースです。
c0019551_19545113.jpg


東側には小松菜農家のビニールハウスがあり見通しの
良い場所です。

c0019551_19545912.jpg


ダイニング側から
ホームシアターにされるというリビングスペースを望む
c0019551_1955554.jpg


ホームシアタースペース
c0019551_19551698.jpg


キッチンスペースを望む
c0019551_19552337.jpg
c0019551_19553088.jpg
c0019551_19553792.jpg
c0019551_19554983.jpg
c0019551_19555888.jpg
c0019551_1956772.jpg
c0019551_19561716.jpg
c0019551_19562686.jpg
c0019551_19563560.jpg
c0019551_19572594.jpg

# by tanaka-kinoie | 2017-10-16 20:00 | 見学会、住まい教室、他 | Trackback | Comments(0)

新 『性能ガイドブック』 完成

数年前の事だと思っていましたが2007年に初代性能ガイドを制作してから10年も経過していました。
それから長期優良住宅の普及の促進に関する法律が施行され、東日本大震災、熊本地震があり、2020年の省エネ性能の義務化が迫り、目まぐるしく住宅の性能が向上しています。
性能ガイドブックも2度ほどマイナーチェンジを行っていましたがこの度、抜本的に改定を行いました。
デザインと性能の両立は今や特殊な事では無く、最新の工法や材料をもってすれば容易に実現可能です。


c0019551_8582254.jpg


新しい性能ガイドブック
会社のシンボルマークをデザインした表紙です。
c0019551_20274762.jpg


最初の見開きは、こんな感じです。
耐震性能、断熱性能、省エネルギー性能、耐久性能など
長期優良住宅に準じる上記4つに関する自社のスペック
+防耐火性能も合わせて謳っています。


c0019551_20273336.jpg


この性能ガイドブック以外に設計ルールブック
お引渡し時にお渡しをしているメンテナンスブックがあります。
お客様自身がご自宅のメンテをご自分でし易いように設備から
内装までのメンテナンスの方法についてまとめた冊子です。

前者2つは営業ツールですがデザインと性能
それらの主旨にご賛同を頂きまして弊社との
家づくりが始まります。
完成時にメンテナンスブックをお渡しをして3冊
一対となりますが内容はいずれも時代の流れで
変化をしていきます。

# by tanaka-kinoie | 2017-10-05 20:12 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

敷込鍵と畳

c0019551_181682.jpg



この見慣れない道具は敷込鍵といいます。

鍵部分はステンレス、座は真鍮、柄は欅で高級感があります。
畳屋さんが畳を持ち上げたり、運搬する時に使う道具ですが実物を触ったのは初めてです。

『中野坂上の家』 は一般の住宅ですので普段はお茶室の炉を塞いでいます。
炉畳を容易に持ち上げられるようにお客様のご要望で用意した物です。

この京間は大きく、藁床の畳は重いので傷めないように持ち上げるにはこの鍵は必要だと思います。


昔は夏に畳をあげて外でを虫干しする光景も珍しくなかったですが重労働ですし、
干すスペースも都会ではあまり無いのであまり見掛けなくなりました。

c0019551_18462171.jpg



最近は藁のみを使った床は少なくなりました。
殆どがインシュレーションボードかスチレンフォームなどの
建材(ボード)床です。

良質の藁が手に入り難くなった、重い、価格が高い、カビがはえるとか
言われますがバリアフリー化も原因であると思います。
藁床畳の厚み55mm~60mm、フローリング15mm程度
厚みの違う物同士を平らにするには下地床に段差をつくる工夫が
必要です。
施工が容易なのでフローリングと同じ15mmの厚の畳も珍しくありません。
薄い分だけ柔軟性に劣り、調湿性は少なく、衝撃で浮いてしまうので
両面テープで固定することもあるそうです。
プロでもパッと見は厚みまでわかりません。





c0019551_18464480.jpg



藁床の畳はやはり王道です。
程よい柔らかさで久しぶりに体験した独特の感触です。
お茶室のように長く、正座する場合は床の材料も重要で
藁床は疲れないそうです。


このお茶室の畳表は京間の64目です。
短辺方向の大きさが京間(3尺1寸5分)なので縁と縁の間が
畳表の目が欠けることなく64目にピッタリ揃っています。


畳表に関してはまた後日、触れてみます。
# by tanaka-kinoie | 2017-10-02 17:04 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)