板金の技術 アイアンマン

工業化、商品化、企画化は悪くないのですがなんでも簡便に済ませて安くあがれば良いという風潮もあって手仕事が必要な職種を使う事もどんどんと減っています。
家づくりに携わる職人の腕の差で家の良し悪しが決まるような家づくりも殆ど無くなって大工においては丸鋸、インパクトドライバ-、釘打ち機などだけあれば特に高い技術を持つ必要も無い
内容が多くなっています。
一方で家づくりは物づくりだと考えてメーカーやビルダーとは一線を画した、自由に手業を活かした造作、家具作りなどを行っている工務店もけっして少なくはありません。
弊社もそんな工務店の中の一つであり、鉋、ノミなど手道具を使う本来の大工らしい仕事が活かせるような設計施工で家づくりをしています。
もちろん腕の良い大工だけでは家づくりは出来ません。
基礎工事、左官、板金、建具、塗装、経師、材木屋、水道、電気など様々な職種が携わって家をつくります。

前触れが長くなりましたが、そんな手業を使う業種の一つ、屋根や外壁でお世話になっている板金屋さんも弊社の家づくりの中では不可欠です。
この板金屋さんは家づくりだけでなく、その板金加工の腕を活かして様々な物を作っています。
先日、見せてくれたのが映画アイアンマンのマスク?ヘルメット?です。
フェイス部分の可動やライトは無いとはいえかなり良い感じで出来ています。


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こちらが原型です。
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板金で叩いてパーツを組み合わせているのでフェイス正面は完全に丸く
ならずカクカクしていますが色の切り返しなどはそのままです。
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眼は光らず、マスクの可動はしませんが原型を
手業で再現しています。

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内部のハンダづけの様子です。
結構手間が掛かっています。
板金仕事が好きで自分の技術に自信を持ち
楽しんでいることを感じますね。

他にはこんな物もつくっています。

by tanaka-kinoie | 2015-11-11 17:44 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)
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