外部手摺り

玄関先や階段には当然のこと
手摺を取り付けますが高さはもちろん握りやすい形状の木製としています。
パナソニック、大建工業などの丸棒のシステム手摺を使うことが一般的に多いと思います。
しかし、それでは味気無いし、その他の無垢造作材とのマッチングも良くありません。

出来る限り使いやすく、奇をてらう事の無いデザインもした手摺を設置したいと考えています。
先日取り付けたのが9年前に完成した 『けやきの見える家』 の外部手摺です。
道路より土地が30cmほど高いこともあって玄関前に階段があります。
ご高齢のお母さまには少々危ないこともあって手摺を付けることになりました。

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設置前
上部のバルコニーを支えるための2本の
構造柱との取り合いに気を使いました。
ドアも木製ですし、デザインも形状にも気を使いたい
ところ。
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スチールのフラットバーを加工し
溶融亜鉛鍍金を施しました。

鉄よりも耐久性が高いステンレス製が理想なの
ですが溶融亜鉛鍍金(通称 どぶ付け)は
リーズナブルに鉄の耐久性を高められます。
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手摺付近は柱に留め付けて
下部はアンカーにて固定
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フラットバーのままで良いのですがデッキ材の
あまりのセラガンバツをかぶせました。
水にも強い耐久性のある木材です。
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アルミやステンレスの既製品が決して悪い
訳ではありませんが、これはこれで良い感じに
納まりました。
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時間が経つとシルバーグレーに変化します。
10年以上経過して仮に腐朽があっても容易に
交換出来るようにしてあります。


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こんな感じのディテールです。
最近はこんな小物を作ってくれる町の鍛冶屋も
少なくなりました。
錆の問題は鍍金で解決出来るし、鉄は安く加工も
容易な材料です。



by tanaka-kinoie | 2016-08-24 20:09 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)
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