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小岩F邸 フローリング多種使い

今週末に公開される小岩F邸
フローリングはいつもの通り全て無垢材ですが建築主様が設計事務所を営んでいる事もあり多種のフローリングを使っています。
弊社には少量が余ってしまって同じものを買い足すことが出来ないフローリングがあります。
それらを部分的に使っても面白いだろうと部屋ごとに分けるように使いました。
針葉樹、広葉樹、節あり、節無し、板目、柾目、1枚物、UNI、乱尺など材毎の濃淡、特徴もありそれぞれの良さがありますが
余っているからと言って決して安い材という事では無く、良材が使われています。


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こちらは玄関を開けた正面の廊下国産栗の1枚板を
使っています。簡単に手に入る物では無く、大阪の
栗の専門店である橘商店から仕入れています。
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栗らしいやさしい杢目は経年で少し色が濃くなって
飴色となります。
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こちらは脱衣室水回りなので水に強い桧が良いだろうと弊社の
ストック材を使いました。
実際は常時濡れている訳でも無いので大抵のフローリングは
使えます。
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東農桧の節無し
桧らしい薄紅色ですがこれも経年で色濃く
なります。
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こちらは楢(オーク材)比較的手に入りやすい1枚の中に数枚の継手の
あるUNIのフローリング
広葉樹は針葉樹の様に真っすぐに伸びる訳でも無く、枝打ちなどの
手入れも難しいのでこういったUNIの継手があるものが多いです。

それだけ多くの部位が使われるのでバラバラで色合いも少し
賑やかになります。
これも経年変化で目立たなくなってきます。
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トイレ内のラオス松は脂っ気の多い松です。
これもストック材で珍しい物です。
真っすぐに伸びるラオスの松で大径木ならではの
柾目材です。
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2階リビングには楢(オーク材)
UNIでは無く継手のない1枚物ですが長短ある乱尺という
大きさのフローリングです。
またラスティックグレードといい節のある材
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ラスティックを使ったのは初めてですが楢らしい力強い節は
ワイルドなイメージとなるので好みは分かれます。
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3階の子供室これも弊社ストックで定番の唐松(ラーチ材)
ロシアの目の積んだ針葉樹としては硬めのフローリング
杢目も荒々しく弊社一押しのフローリングです。

by tanaka-kinoie | 2020-09-24 09:28 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)
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