シゲキとジシン

土曜日は大工4人と監督を引き連れて建築家主催の見学会へ
検見川(構造見学会)と葛西(完成見学会)2軒の現場を訪問しました。
いわゆる伝統的な木組みの木造住宅です。
ふんだんに柱、梁が現わされており、木組みのダイナミックさがバランス良く表現されていました。
弊社が手掛ける住宅とは違いますが、これはこれで好きな建築です。
全て国産材で構成され、骨組みはもちろん手加工です。
と言うよりこう言った伝統構法の仕口、継手は手加工でしか不可能なのです。
木の接合部を金物で補助、補強していくのが一般的な軸組み住宅に対して木を相互に組んで
強くしていくやり方です。
こう言った形を継承している設計者、工務店、住まい手には本当に頭が下がります。
現代でこれをやり続けていく事がどんなに大変な事なのか・・・・・

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大工連中も最近では見慣れぬ木組みに感心し、刺激になったようですが
我々のいつもの仕事のレベルに改めて自信を持ったようです。
うちでもこれ以上のレベルで仕上がると言った年配の大工の言葉も嬉しい限りでした。
大工も監督もチャンスがあれば他社施工の現場をどんどん見させようと思っております。
意外と狭い世界ですが、井の中の蛙にならないようにしたいですね・・・・
by tanaka-kinoie | 2006-04-23 18:30 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(17)
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Commented by surugaki at 2006-04-25 10:25
田中さんは、よく勉強されていますね。感服しています。ツメの垢を採取に、コッソリ伺います。
Commented by tanaka-kinoie at 2006-04-25 13:36
今井さん
勉強させて頂きたいのはこちらです。
名古屋行きの途下車して伺わせて頂きたいと思います。
赤絨毯は不要です(笑)
Commented by a-kozaki at 2006-04-25 15:23
よく耳にします「社長は色々と見てくるけれど、スタッフは行けないのです・・・」と。こうして皆さんで出かけるのが本当に勉強になると思います。同じ話題で話せますからね。
余談ですが、赤じゅうたんは敷いてもらったほうがいいと思いますよー(笑)
Commented by tanaka-kinoie at 2006-04-25 17:15
kozakiさん
そうそう、その点は私も含めて反省しなければならない事ですね。
うちみたいに少数の会社は中々、難しい点もありますが今回みたいな事
は刺激を与える事と自分達の位置付けを感じてもらう意味でも続けてい
かないと行けませんね。
赤絨毯引いてもらうと、そのまま居座って名古屋に行けなくなりそうです
ので遠慮しておきます。(笑)
Commented by hinata_gkc at 2006-04-25 17:53
>シゲキとジシン
関係ないけど勝手にジンギスカンと呼んでしまいました。
先日食べ損ねたもので…、

それよりこの軸組みすごいですね!
僕もこんな刺激受ける建物みたいですね(^-^)
Commented by positive55 at 2006-04-25 22:27
あ、あの方の建築ですね!
シゲキとジシン・・・ 住まい手からは「ジマン」という言葉を付け加えておきますね。
Commented by th0031 at 2006-04-25 22:39
上の写真の太い柱の材質は何ですか?
まさか、杉の赤味ではないですよね・・。
Commented by tanaka-kinoie at 2006-04-26 07:58
吉野さん
構造現場はせがい造り(出桁)でした。
渡りあごもあるので計4段の木組みです。
小屋丸太も20尺近くあり加工はもちろん、運搬も相当に大変だったと思います。
Commented by tanaka-kinoie at 2006-04-26 08:10
positiveさん
そうです、あの方の現場にお邪魔しました。
やはり構造はど迫力でしたが我々も十分に良い物を造っている自信を
持ちました。
本当にジマン出来る建物だと思いますよ!!
Commented by tanaka-kinoie at 2006-04-26 08:16
菅さん
あれは施主がお持ちだった古材のケヤキです。
他は天竜杉に化粧柱は全てヒノキ、小屋は福島の赤松丸太、土台はヒノキ、大引き青ヒバで全て国産材でした。
私家版仕様書 架構通りの伝統工法です。
Commented by toju@SE at 2006-04-26 12:32 x
社長がおっしゃられるように作り手だけでなく、住まい手さんのご理解や
ご協力も必要ですね。
「家って坪いくら?」という、そんな感覚じゃなくて・・。
Commented by th0031 at 2006-04-26 22:49
ケヤキですね。土台ヒノキに大引き青森ヒバという組み合わせがいいじゃないですか。伝統工法、ある意味木造住宅の頂点にある工法ですね。年に一棟ぐらいは手がけたいものです・・。
Commented by studio-tsumugi at 2006-04-27 19:36
いろいろな方の設計・施工・考え方を伺え知ることが出来る見学会は
とても勉強になります。
私も見学会に行くのは大好きです。 勉強出来ているかは別にして(笑)
会社の皆さんでまた意見交換が出来ることも素晴らしいですね!
Commented by tanaka-kinoie at 2006-04-27 21:56
tojuさんもたまにこう言う建築もご覧になれると良いかもしれません。
今度いかがですか!
Commented by tanaka-kinoie at 2006-04-27 22:00
菅さん
東京ではかなり特殊な部類ですが香川ではどうなんでしょうか?
確か民家型構法で良く聞く六車さんも香川でしたね!
Commented by tanaka-kinoie at 2006-04-27 22:05
紡さん
そう、その通りです。
色々見聞きして、良い所をもらい、好きな所をアレンジし改良したのが今うちの家造りです。
井の中の蛙にならないように色々見るのは大事な事だと思います。
今度タケワキさんとの仕事は是非拝見させて下さいね。

Commented by th0031 at 2006-04-29 21:10
そうですね。六車棟梁は存じ上げております。
戸塚元雄さんと六車さんのコンビの建物はすごく良いですね。
私も「木と家の会」でお世話になってます。
しかしながら香川でもやはり特殊な部類には違いありません。
天然乾燥グリーン材、木組み、手刻み、貫、小舞壁・・理にかなったやり方です。
あまりにも住まい手を選ぶことが唯一の難点でしょうか。
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