技と心。

実家の近くにある立派な入母屋の家です。
国道に面した白塀には漆喰の鏝絵があります。
漆喰を練り上げた鏝絵は立体的で様々な陰影をもたらす一種の芸術品です。
職人不足などと言われますが、技を存分に奮える場があれば、こう言った技術も
蘇り、継承される筈です。

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入母屋、蔵、欅の門、枝垂れ桜、白塀



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稲穂・雀



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鶴 飛翔


この鏝絵は施主に対するお礼と自分の技をアピールする為に
作ったと言う話しもあります。
技と心あり。


 
by tanaka-kinoie | 2006-10-06 22:09 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(11)
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Commented by yoraku at 2006-10-06 22:46
漆喰の鏝絵というものを初めて見ました。
なるほど、立体的で浮き出てみえますね。
特に鶴は、いまにも白壁から飛び立ちそうなほど活き活きとして
いますね。
こうした日本伝統の技は、ぜひ継承していただきたいなと思います。
Commented by tanaka-kinoie at 2006-10-06 22:51
yorakuさん
伊豆の長八美術館などが鏝絵では有名です。
もっと立体的で飛び出しそうな物もありますが、そう言った物は触れない
高い所にあります。
yorakuさんの腕であればもっと立体的に綺麗に撮れたと思います。
Commented by hirano-soft at 2006-10-06 23:41
左官の技って奥深いですよね。伝統技術の復活・継承を祈ります。
Commented by positive55 at 2006-10-07 00:14
愛媛の内子というところでも、鏝絵が素晴らしいのをテレビで見たことが
あります。素晴らしいものですが、鏝絵は家を選びますね。
Commented by tanaka-kinoie at 2006-10-07 07:32
平野さん
お金(予算)の事もありますので難しいのですが、左官の技、塗りはやはり良いですね。
珪藻土で1ミリ厚なんて、ばからしい話しもありますが湿式の技が継承
される事を祈っています。

Commented by tanaka-kinoie at 2006-10-07 07:39
positiveさん
内子は確かNHKの連続テレビ小説「おはなはん」のロケ地だったと聞いた事があります。
四国は石灰岩があり、漆喰が多く左官の技術が普通に残っています。
木組みの伝統工法、瓦、和紙 地元の地の物で作られた、昔は普通に
あったこれらの日本の家があるのですね。
行って見たいと思います。
Commented by SATOSHI_IREI at 2006-10-07 10:07
千住にも長八の作品があります。みんなが見ることができるのは
レプリカらしいですが・・・明日、散歩がてらみてこようかな?
Commented by akikobeya at 2006-10-07 13:04
初めて見ました。
見事ですね。
どうやって描くのでしょう。
作業風景を見てみたいです。

初めてコメントいたしました。
OM設計スクールB班でお世話になっております。
いつも楽しい講義をありがとうございます。
私は名古屋のとある工務店で働いています。
ブログを始めましたのでご挨拶をかねてのコメントです。
正体を確かめに、よろしければ遊びにいらしてください。
Commented by tanaka-kinoie at 2006-10-07 15:05
伊礼さん
長八のものが千住にあるのですか?
もっと立体的になっているのでしょうね!
Commented by tanaka-kinoie at 2006-10-07 15:10
akikobeyaさん
ローマのお姉さんのブログで知っていましたので既にリンクさせて頂いていましたよ。
名古屋は私には東京の次に縁の深い所です。
これから宜しくお願いしますね!


Commented by akikobeya at 2006-10-08 10:02
そうでしたか。すでに知っておられたのですね。
早速リンクありがとうございました。
明子の部屋。にもリンクさせていただきました。
ローマのお姉さんにも感謝です。
こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします。

 
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