東京湾海上エコツアー

本日、「あたり前の家」ネットワーク後援の東京湾エコツアーが開催されました。
毎日天気予報を気にしてた一週間ですが梅雨の晴れ間で最高のイベント日和となりました。
主催は大和工務店田中工務店 東京湾に隣接する江戸川区内にある家づくり工務店同士です。
大和工務店 後関社長は釣りバカ(失礼)、私は波乗りバカでお互いある意味で海の男(笑)
船橋市漁業協同組合の漁師、本物の海の男、大野一敏の協力を頂き、船橋漁港より三番瀬に繰り出しました。
30年以上も船橋に住んでいたのに実は漁港の存在はおろか三番瀬の事も殆ど知りませんでした。

c0019551_21202449.jpgc0019551_21203364.jpg
漁港では丁度フッコ、鱸(すずき)の水揚げ作業中、1m近い鱸も見られました。 跳ねているのはフッコ?
右は漁協にあったスタンプ ここで捕れる江戸前の代表的な魚たちなのですね。


c0019551_21302143.jpgc0019551_21303215.jpg
船橋漁港は東京湾の最北に位置します。
出発前に大野さんより東京湾内の三番瀬の位置の説明です。 
19tの魚船に参加者50名を載せて出航です。


c0019551_21343449.jpgc0019551_21344115.jpg
風や波の影響で貝殻が堆積して出来た貝殻島に上陸です。
船から島に上陸なんて始めての経験、冒険気分になりました。


c0019551_21595294.jpgc0019551_220117.jpg
潮干狩りなども出来ますがクラゲ、アサリ、バカガイ、カニ、ヤドカリ、エビ、ワカメなどその他にもこの浅瀬には沢山の稚魚も見られました。
干潟の散策で見つけた大物はタイヤに隠れていた大きな蟹です。 今夜はワタリガニのパスタかと思いきやイシガ二だそうです。
手を広げれば30cm以上もあり、挟まれたら大変です。 彼らの抵抗も凄くて大人3人掛かりで捕獲しました(笑)


c0019551_21492976.jpgc0019551_21493897.jpg
自由時間の後は銀座 吉水提供の自然食のお弁当です。
ここのお食事は三回目ですが不思議な事にしっかり噛み締めて食べようと言う意識が働きます。
一つ一つの食材にしっかりした味を感じ、美味しく頂きました。


c0019551_2214057.jpgc0019551_221496.jpg
貝殻島を出発して浦安ディズニーランド横を通って羽田沖の滑走路埋め立て現場を遠方から望みました。 
立派な漁場ですが漁に影響があるのは必至です。
梅雨の晴れ間は強烈な日差しでしたが風は涼しく快適なクルーズとなりました。



東京近郊の参加者は私も含めて殆どが東京湾の内情を知らずいました。
実際に大野さんのお話を聞きながら、東京湾の浄化作用を持つ三番瀬の現状の問題などが身近になった事では無いでしょうか?
行政の埋め立てはもちろん、我々の捨てるゴミや生活排水が結局はこの湾にも少なからず影響を及ぼし、排水溝に捨てた煙草が海に流れることを肝に銘じてこれからの生活に生かして頂ければと思います。
我々工務店は木材を使い、家を作っていますが今や国産木材の自給率が20%を切ると言われており、80%以上の木材が輸入に頼られている現実があります。
それでも国土の2/3を森林が占める日本に木材が無いはずがありません。
その2/3の森林のうち、ヒノキ、杉の人工林がそのうちの40%を占めており、うまく使えば日本の住宅の90%以上が賄えると言われています。
それでも材料として出ないのは2代、3代に渡り山を手入れしてもまともな収入が得られないので林業をやめて山からの切り出しをしないからです。
人工林をつくり森を支配してしまった以上、手入れは人間がするべきです。
もう少し身近(国内、国産)な所に考えをおき、意識を持って頂ければ日本は豊かな美しい国として存続し行けるのだと思います。
「人間が住んでいるのに豊かな自然が残っている」なんて言葉をたまに耳にしますがそれは人間の生活が自然を破壊する事を意味しています。
山、川、海がありその間に人間がいて余計な事をしていることも考えて頂ければと思います。




「けやきの見える家」完成見学会のお知らせ
日時:7月28日(土)、29日(日) 10:00~16:00
場所:江戸川区南篠崎
構造:木造3階建て OMソーラーの家
設計・施工:田中工務店
設計協力 : k+y アトリエ

予約制の見学会になります。お申し込みはこちらから。
by tanaka-kinoie | 2007-06-17 20:52 | 見学会、住まい教室、他 | Trackback(1) | Comments(14)
トラックバックURL : http://sandaime.exblog.jp/tb/6331306
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Tracked from これもまた家の話 at 2007-06-23 22:31
タイトル : 「海上エコツアー」に参加して
田中工務店の田中社長に誘われて、「あたり前の家」ネットワーク+寺子屋吉水Presents 「ちょっと前の日本の暮らし塾」の「海上エコツアー」に参加してきた。好天に恵まれ、海も穏やか、絶好のクルーズ日和だった。貝殻が堆積してできた「貝殻島」に立ち寄って潮干狩りをしたりヤドカリを追っかけたりしたあと、程なく正午。吉水の女将 中川さんの無農薬の野菜を使ったお弁当を食べて、東京湾クルーズに出発する。三番瀬や東京湾にお詳しい漁師の大野さんから、浅瀬の重要性、海と陸との相互依存、その土地固有のものを使うことの大切...... more
Commented by 塩地博文 at 2007-06-18 07:55 x
地域を守るとは、地面という自然を守ることですね。漁師、農家、林業・・といった人達の努力だけを頼りにするのは、もう限界です。すべての住人が参加して、その責任を果たす必要があります。その中核は、地域の住宅産業ではないでしょうか。
Commented by pagezeni at 2007-06-18 08:06
楽しくて、やがてためになるイベントに参加でき、感謝しております。
サーフィンこそできませんが、クルーズしているうちになんだか海の男になったような気がしてきました(^^;
機会があれば、またお誘いくださいませ。
Commented by tokyomachiya at 2007-06-18 10:58
楽しませて頂きありがとうございました。
昨夜、眠い目をこすりながら記事をアップしました。(広報担当の責任を果たしました。)
楽しみながら環境問題を考えられる『ちょっと前の日本の暮らし塾』これからも続けていきましょうね!
水の色こそ紺碧とはいえませんが、豊富な生き物達の生活の場になっている東京湾、私達だけが汚して良い訳が無いです。
皆さん環境を守る大切さを感じていただけたようですね。
Commented by tanaka-kinoie at 2007-06-18 13:43
塩地さん
その通りです。
住人、個々の意識が高まり参加してもらえれば地域も変えられ、発展出来る可能性があります。
色々な行動を起こしていく程に工務店とは中核であるべきだとも思ったりしています。
Commented by tanaka-kinoie at 2007-06-18 13:48
pagezeniさま
昨日はお疲れ様でした。
海も良いけど、また山は最高なのです。
杉、桧の広大な山と材木になるまでの過程はとても面白く、大変な事業だと実感します。
遠いいのですがいつかは、和歌山山長の山にツアーを開ければと思っております。
Commented by tanaka-kinoie at 2007-06-18 13:55
迎川さん
私も昨日は珍しく、すばやくその日のうちに更新しました。
これだけ身近に環境を感じられる所があるなんて思ってもいませんでした。
陸などはおよびも付かない海の広大さと役割の大きさがわかりました。
東京湾に対する考え方が全く違ってきましたよ。
Commented by fuRu at 2007-06-18 18:42 x
昨日は素晴らしいツアーにご案内いただきましてありがとうございました。
東京湾というものが生きているということを実感出来ましたね。
これはすごいことです。
この企画、とても面白いです。また、ぜひ参加させてください。
Commented by tanaka-kinoie at 2007-06-18 19:26
fuRuさん
主催の私が言うのも変ですが素晴らしかったですね。(笑)
出来る限り多くの方々に体験して頂きたいので来年は抽選になるかもしれませんよ。

Commented by studio-tsumugi at 2007-06-18 19:36
なんでも映像や文字で情報を得る時代で、目で見て触って感じることが少なくなりました。
これからはこのような五感で感じる企画が環境には絶対に必要ですね。
大手が日本の山の木に目を向け始めています。
どうしても使うことに重点がおかれて育林が置き去りにされそうです。
次の世代に私達が胸を張って渡せるもの、ちゃんと考えたいですね。
Commented by positive55 at 2007-06-18 23:30
今回はお邪魔できず、とても残念でした。
でも次回はきっと、参加したいと思っております。こうした試みは、
ぜひ続けていってくださいね。
Commented by tanaka-kinoie at 2007-06-19 17:36
紡さん
大手は外材の高騰により一時的な物だと思います。
私も偉そうに語っていますが紡さんのように育林を直にしている方には
適いませんね・・・・・
身近に山があり海がある、それらの真実を知って頂く事から始めたいと
思っています。
Commented by tanaka-kinoie at 2007-06-19 17:42
positive様
今回は申し訳ありませんでした。
確かに船酔いや暑さ、生理現象などの問題がありましたので大野さんの
言うとおり、幼児には難しかったかもしれません。
でも大人にもこれだけ楽しかったのだから子供には一生思い出に残る
出来事だったと思います。
続けていきたいと思っておりますのでいつかは是非ご参加下さい。
Commented by higafunasuzuki at 2007-06-20 20:15
地元住人にも関わらず、出席できずすみませんでした。土日は子供たちの運動系の予定で身動き取れず。。すばらしい企画だと思います。是非是非継続してください。次回は、子供抜きで参加します!
Commented by tanaka-kinoie at 2007-06-21 18:32
suzuki様
いえいえ仕方がありません。
お近くですし、またの機会にご参加下さい。
地元住民の方こそ三番瀬をもっと知る権利があると思います。
<< やっと義務化 でも2年先 SAREX ワークショップin... >>