三代目のダイアリー
2022-07-21T14:00:05+09:00
tanaka-kinoie
東京の小岩 創業84年の田中工務店三代目が綴る日々
Excite Blog
無垢の1枚板 3種類
http://sandaime.exblog.jp/32663271/
2022-07-19T11:55:00+09:00
2022-07-21T14:00:05+09:00
2022-07-19T11:55:43+09:00
tanaka-kinoie
建築、仕事
大工工務店ですので天然木を主体とした扱いで広葉樹も針葉樹も使います。
造作材に関しては塩ビ製品は使わず、集成材も出来る限り使わないようにしています。
無垢材は丸太からの製材の仕方や立木からの癖など曲がり、反りむくり、捻じれや割れ、木理の不均一差など扱いや見せ方が難しい事が多々あります。
板一枚ごとにそれらを読み取りながら天然木の特徴を活かした使い方を心掛けています。
それが作り手としての楽しさでもあります。
経年美といわれるエイジングは樹種毎に違いますが無垢材ならではの味わいとなります。
弊社は幸いなことに先代先々代が残してくれた木材の加工場もあり、材料をストックできるスペースもあります。
お買い得の材料の情報が定期的に入るのでおおくの良材をストックしています。
それらは造作材であったり、フローリングであったりしますが今回はカウンター材の紹介です。
北小岩の家のカウンターに使います。
オーク材のストック3m近い長さがあります。
楢の良材に現れる虎斑と言われる独特の杢目
があります。
多少のひび割れもありますが支障はありません。
無垢材ならではの欠点ですがそれらをご理解頂い
た上でお使い頂ければと思います。
エイジングも集成材とは全く違う良さがあります。
こちらはときわ台の家で使われた
ブラックウォールナット
丁寧に表面を平らにして滑らかに
仕上げていきます。
これも無垢材ならではの欠点
抜け節といわれる節が抜けてしまって穴に
なってしまった部分
お客様がお好みだと言う
チーク材で埋めていきます。
自慢ですが・・・・(笑)
破片とは言えチーク材のストックがある工務店は
少ないと思います。
小さな家の形をデザインして埋木としました。
素地だったブラックウォールナットにオイルを施すと木理がはっきりしてきます。
ブラックウォールナットらしい奥艶のある重厚な地肌が現れてきます。
綺麗にはめ込みました。
こちらは蕎麦SUZUKIで使われた
ブラックチェリー1枚板
人気のある材料です。
この材は上のブラックウォールナットと
同じく抜け節がありましたが別の材の節を
はめ込みました。
端部からの大きな割れがありましたが
割れの広がりを押える蝶型の契りを3つ埋め込みました。
隙間を埋めることなく割れをそのまま見せています。
賛否あると思いますが天然木らしい荒々しさが
出て反って良いと思います。
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ビルダーズに掲載されています。
http://sandaime.exblog.jp/32616658/
2022-06-11T16:39:00+09:00
2022-06-11T16:49:05+09:00
2022-06-11T16:39:06+09:00
tanaka-kinoie
本、雑誌
49号のテーマは小さな家の間取りと庭
インスタ投稿の中から最新号のに取り上げて頂きました。
『大井の家』『ときわ台の家』『板橋の家Ⅳ』3つの家が選ばれました。
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スチールプレートの階段
http://sandaime.exblog.jp/32579976/
2022-05-07T17:59:00+09:00
2022-05-08T07:48:29+09:00
2022-05-07T17:59:51+09:00
tanaka-kinoie
建築、仕事
『金町の家』B棟
蹴込無しのリビング階段は以前から行っていますが最近は
スチールのプレートに木の踏み板の階段で設計しています。
今回は踏板もタモの1枚板で集成材は使いません。
いつも良材を良心的に提供してくれる材木屋さんのお陰です。
タモの1枚板を取り付け中
片側は壁に埋め込み片側はスチールのプレートに取り付けます。
こんな感じに軽やかに仕上がります。
手摺もスチールの丸パイプに木材を被せています。
こちらの3枚の画像は紀州の杉材無垢板でつくられています。
スチールと比較すればささら桁の厚みはありますがしっかりした
安定感と天然木ならではの質感があります。
こういったオープンな階段は時にはベンチ代わりに子供が座って
本を読んだりと一つの居場所になっています。
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定期点検
http://sandaime.exblog.jp/32566019/
2022-04-24T15:32:00+09:00
2022-04-30T19:03:57+09:00
2022-04-24T15:32:22+09:00
tanaka-kinoie
建築、仕事
都内では珍しくもない15坪の狭小地であり当然の事、木造3階建てになります。
本来は点検の主旨は普段見えないところを確認する事です。
具体的に言えば床下と屋根についての2点ですが床下に潜る事は出来ても屋根ともなれば危険性も高いです。
そもそも急勾配で上がる余地さえない住宅も多数ありドローン点検も検討し始めています。
先日打ち合わせをしたドローン点検の操作の実技です。
オペレーターともにお願いする形になります。
動画も静止画も鮮明に映るので十分に屋根の状態が把握
出来そうです。
床下点検用のドローンと屋根用の物
飛行許可の問題も包括的な許可を持つ業者さんなので問題ありません。近日中に概要を公開したいと思っています。
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里山の家
http://sandaime.exblog.jp/32565845/
2022-04-24T13:00:00+09:00
2022-04-24T15:25:16+09:00
2022-04-24T13:00:19+09:00
tanaka-kinoie
建築、仕事
そんな時は思わず車を停めて写真を撮りたくなります。
先日見掛けたのがこの住宅
OMソーラーに薪ストーブという最強の組み合わせに南から東に向けて田んぼが開けており桜、山つつじ、菜の花のコントラストがとても綺麗でした。
我々とは対極にあるシチュエーションで絵にかいたような田園型住宅でした。
外観だけとは言え暮らしぶりが想像できでありであり、室内からの外の風景も浮かぶようです。
これから夏にかけてんの稲穂の緑のジュータンの時期にまた通ってみたい家と場所でした。
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無垢材の納材
http://sandaime.exblog.jp/32546760/
2022-04-06T13:29:00+09:00
2022-04-07T17:40:30+09:00
2022-04-06T13:29:24+09:00
tanaka-kinoie
未分類
幸いの事、弊社にはストックヤードもあるので仕事の見込みを睨んで仕入れを行っています。
金沢から金町の家に使うカウンター材のアフリカンチークが納材され
岡山からはブラックウォールナット、オークの幅接ぎ板
大阪からは栗とミズメの框材が届きました。
良材を使った家づくりも工務店らしさである実力だと思います。
出来る限り造作材には集成材は使わないようにしています。
金沢からの2tユニック車のチャーター便
アサメラ材 通称アフリカンチーク
長尺で幅広材です。
かなりの重量で2人では持てない物が殆どです。
その他には人気のブラックチェリー材を一山購入
これはなかなかお値打ちでした。
テーブルもこれから作れます。
アサメラはチークによく似ています。
柾目のくせのない材料です。
ストック材のブラックウォールナット
金町の家B邸の洗面カウンターに使います。
大物加工は中々自社だけで手に負えず
上記の材料と共にアウトソーシングにて
加工工場で削ってもらいます。
大阪の材木店の橘商店
関東地方への納材があると聞き栗の框と
ミズメザクラの框をお願いしていました。
橘商店は栗以外も扱っていますが栗のストックが多分
日本で一番あります。
身近では簡単には手に入らないこんなサイズの栗材は
お手の物で注文に応じてくれます。
弊社で用意している框はフローリングと共材にする事
にはこだわらず
堅木を使い、材の濃淡のメリハリをつけても良いと
考えています。
欅、ミズメ、ブラックウォールナットなどですが
これで栗が加わりました。
こちらが竣工後約1年半経った栗材の経年変化
飴色になってよい色艶があります。
フローリングも栗です。
全て橘商店製の国産栗
ステップの式台は栗を手斧と言う手道具でえぐって
ウロコのような模様を施したものです。
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天窓の効用
http://sandaime.exblog.jp/32535589/
2022-03-27T13:15:00+09:00
2022-03-27T13:30:37+09:00
2022-03-27T13:15:11+09:00
tanaka-kinoie
建築、仕事
こちらは弟様のご自宅の天窓の様子
南向きの家ですが和室と玄関を挟むリビングに採光を得る為にもうけた天窓2台です。
2階の中廊下の様子です。
屋根の天窓からここを通して1階リビングに光が落ち
開閉により通風も促します。
屋根の天窓の様子勾配が緩い屋根の為に天窓をそのまま
施工すると漏水の可能性もあるので天窓廻りに勾配を
つけています。
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飛び込み業者に屋根に上がらせないでください
http://sandaime.exblog.jp/32526750/
2022-03-19T10:27:00+09:00
2022-03-19T12:47:44+09:00
2022-03-19T10:27:54+09:00
tanaka-kinoie
建築、仕事
割れているとか無料で屋根の点検をしてあげるとか
そんな飛び込み営業があったのでうちの屋根は大丈夫かとOB宅やご近所からご相談を受けます。
全てが悪徳業者とは言い切れませんが残念ながらこの手の事ではあまり良い話しは聞きません。
先日も雨漏れでご相談を受けた例です。
雨漏れしている屋根の部分
誰が見ても瓦がずれているのがわかります。
地震があっても強風でも部分的にこんなずれ方は
しません。
あきらかに人為的な手が加えられています。
意図的に瓦を外してひっくり返えしています。
40年以上は経過しているのでは無いでしょうか
この頃の瓦は瓦桟と言われる細い木に瓦を軽くひっかけて
あるだけが多く、釘打ちもしてない事があります。
言い換えれば簡単にずらす、外す事が可能です。
隣家から見えにくい場所を狙っているのが良くわかります。
こちらが瓦を元に戻した状態です。
地震の大きな揺れには耐えられないかもしれません
が雨漏れは収まると思います。
下地の劣化も見られ防水紙も劣化していますが諸事情
で一部も応急処置をしてこのままとなりました。
築40年以上だと思われますがメンテナンス無しでも風雨に
耐えてきた瓦の状態は悪くなく趣さえあります。
燻し瓦の子の色むらも瓦独特の経年変化で個人的には
好ましいと思います。
一般的によく使われるスレート屋根でメンテ無しであれば
苔や藻、カビに板金部の錆びが酷い状態だと思います。
瓦屋根は地震に弱いとか言われますがスレート屋根よりは
重くても瓦を載せる前提で耐震性を考慮すれば良いだけ
です。
耐久性は抜群に良いはずです。
屋根の瓦がずれているなどの飛び込み営業には
ご注意ください。
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屋根の改修工事
http://sandaime.exblog.jp/32520933/
2022-03-13T15:23:00+09:00
2022-03-15T07:49:40+09:00
2022-03-13T15:23:07+09:00
tanaka-kinoie
建築、仕事
遠いからと断られてのご相談が殆どです。
たいてい設計事務所の設計で施工のみを工務店が請け負った場合
設計と施工の分離が悪い訳ではありませんが設計施工よりも施工者との関係が希薄な感じがします。
改修の場合は雨漏れや腐朽、施工の悪さなどの後始末的な内容も多いのでお仕事をお引き受けするかどうかも慎重になります。
雨漏れに対しての相談では納まりが煩雑で修補が大掛かりになり工事費の目論見にも無理がある場合などはお断りする事もよくあります。
一例ですが建築家デザインで屋根をガラスと木材を組んだ現場づくりの天窓の修繕依頼がありました。
元々もコーキング頼りの納まりで同じようにしか直せない場合は後々の責任も怖くて負えません。
天窓を使用する案を提案しましたが却下されました。
その物件は見た目は素敵なのですがガラス1枚での納まりが中々スリリングです。
一度こちらで手を付けてしまえばそこからの責任はこちらに生じでしまいます。
屋根を壊す、窓を交換するまでの事までしないと補修程度では責任は負えません。
さて最近終わったOMソーラーの屋根の改修です。
当時の施工工務店は城西地区でメンテナンスを行わないとの事で数年前から改修工事を行っていました。
今回は微量ですが屋根が雨漏れをしており調査の結果、屋根の施工不良が見受けられたのでOMの集熱屋根というやっかいな
部分ですが大人数乗り込み10日程度で終わらせることが出来ました。
最近のガルバリウム鋼板は表面塗装の耐久性も高いので今度は30年は十分持つと思います。
まずは既存の屋根の剝がしから築20年ガルバリウム鋼板
は多少の褪色が見られる物の素材自体の腐朽劣化などは
ありませんでした。
施工不良が無ければまだこのままで行けたかもしれません。
瓦棒葺きと言われる板金のスタンダードな葺き方です。
板金を撤去してもここは内部の木材の腐朽は見られま
せんでした。
その下のOM集熱ガラス面の下部では芯木と言われる
木材の腐朽が見られました。
この上は散水試験時に怪しいと思った場所で想定通りで
施工不良も見つけました。
その他には屋根側面のケラバ側にも腐朽が見られました。
これも漏水によるものだと思われます。
古いアスフェルト系の防水紙は見た目は問題ありません
でしたが納まりの悪さで漏水を防ぐことが出来なかった
ようです。
透湿防水シートに交換です。このタイベックの物は上記に
アスファルト系の物と比べれば価格は数倍しますが止水するだけでなく透湿効果もあって下地ベニヤの蒸れを防ぎ、
耐久性も優れています。
屋根通気+OMの集熱空気を通す為に下地木材ビス留めするので止水処置に防水テープを貼っています。
黒いのは樹脂の下地材です。
腐りやすい部位なので弊社では樹脂とアルミの複合材を
使っています。
板金の釘も緩みにくい利点もあります。
これが問題の瓦棒のどぶといわれる板金
これを8mの長さ1枚で施工するのは至難の業
屋根の上でコイルから成型して長尺施工を可能
としました。
ここまで長さを取るのは難しいのですがここが要です。
これが出来なかった為にジョイントをつくりそのジョイントの板金技術は悪く雨漏りした経緯がありますのでここは
意地でも1枚物として施工しました。
成形機から送り出され曲げられたガルバリウム鋼板です。
5人がかりでした。
長過ぎて数人掛かりでの敷き込みです。
右側に成型機とコイルが見えます。
16枚の敷き込みが終わりました。
先端のデザイン的な加工
このどぶの両端にカッパと言われるコの字型の
板金を被せます。先端はシャープに見せる為に
テーパーを付けています。
屋根が葺き終わりました。
OMの集熱ガラスを施工中
屋根の上部の棟板金も終わりました。
完成しました。
建築歴30年以上で住宅でここまで長い屋根の経験は数軒です。
これも板金屋さんと大工達の施工技術の賜物です。
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BW幅接ぎ加工
http://sandaime.exblog.jp/32502360/
2022-02-23T15:37:00+09:00
2022-02-24T08:02:15+09:00
2022-02-23T15:37:07+09:00
tanaka-kinoie
建築、仕事
基本的に木材は幅が大きい、長さが長いほど価値が上がるので立方メートル当たりの単価も違ってきます。
1枚板を買えればよいのですが価格高、入手困難などを考えてストック材を利用して幅接ぎ加工をする事にしました。
数年前に展示会でまとめて買っておいたものです。
使い道が中々難しく置きっぱなしでしたが材料高騰して
いる今と比べれば当時は安く手に入れました。
材料を選び、吟味して木目を合わせていきます。
木端(側面)にジョイントカッターという工具で
接着面の小口に楕円の溝孔を30㎝ピッチ程度で
開けていきます。
ビスケットと呼ばれるブナ材のチップを
楕円の溝に埋め込んでいきます。
左右の板の溝位置を合わせておきます。
これで位置はOKボンドを付けて接合していきます。
ビスケットジョイントはボンドで膨らんで
より強い接合になり
ずれ難く、ピッタリつきます。
これを使う前は雇い実という方法で接着して
いましたがこの方法の方が接着面が多く
ずれ難いです。
この2枚を旗金というクランプを使って締め
つけていきます。
ボンドが乾き、きちんと接着するまで
数日養生します。
こんな感じで普通の板の大きさだったBWは
カウンター材として使えるようになりました。
こちらは30㎝以上の幅のあるカウンター材として
立派に生れ変りました。
これを数枚連続させれば大きなテーブルの製作も可能です。
旗金を外して目違いを取れば立派な1枚板です。
パッと見ではジョイントはわかりません。
稀にジョイントが開くこともありますが無垢板
ならではの収縮です。
収縮も無垢材ならではの事で集成材よりずっと
価値があると思います。
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小さな家の吹き抜けのあるリビング 2題
http://sandaime.exblog.jp/32473210/
2022-02-14T12:55:00+09:00
2022-02-18T09:06:44+09:00
2022-02-14T12:55:22+09:00
tanaka-kinoie
未分類
ロフト空間がある場合は屋根勾配を利用してリビングとの繋がりを図り、通風、採光も促します。
小さな吹抜であっても広がりにある吹抜けになります。
小さな空間でもオープンになるので断熱性能も重要なところです。
「青砥の家」
こちらは3階建ての2階リビングの例
ここでは見えませんが小さな吹抜は3階の
子供部屋と障子で繋がっています。
3階の子供室右側の障子で小さな吹き抜けと
繋がっています。
正面の西側の窓だけですがこの障子で
吹抜の天窓の採光と通風も得る事が出来ます。
「八幡山の家」
こちらは2階建ての2階リビング
小屋裏にロフト空間があります。
こちらは天井高さ2200㎜です。
青砥の家と同じく北側に天窓を設けています。
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テーブルクロス
http://sandaime.exblog.jp/32471418/
2022-02-12T17:47:00+09:00
2022-02-14T08:49:29+09:00
2022-02-12T17:47:52+09:00
tanaka-kinoie
建築、仕事
塗り替えようかと思っていた矢先のscopeのメルマガで良い物発見しました。
サイス選びには迷いましたがクロスの垂れ方が
悪く無いです。
ネイビーとグレーの大柄がプリントが生成りの家具類に映えて華やかになりました。
弊社のノベルティー的な置物 3種小さな家型をしています。
左 チーク材 切妻屋根
右 オーク材 寄棟屋根
右下 ホワイトアッシュ 切妻
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板張りのハーフバス+風呂道具
http://sandaime.exblog.jp/32463747/
2022-02-05T17:05:00+09:00
2022-02-06T10:09:59+09:00
2022-02-05T17:05:55+09:00
tanaka-kinoie
建築、仕事
昨年末にお引き渡しをした
水回り設備機器、内装をリフォームしたお家にお邪魔を
しました。
浴室を覗くと風呂道具もヒノキ材の物で揃えられています。
片手桶、風呂おけ、風呂椅子で天然木の桧です。
板張りの浴室に合うのはやはりこういった物たち。
とても嬉しくなりました。
リフォーム前の浴室です。
リフォーム後のハーフバス+さわら板張りの浴室
木のやさしさに包まれた浴室
下半分がユニットバスですので手入れも比較的し易いです。
ヒバの扉です。
入浴時に脱衣室から扉を開ければ湯気と共に
さわらのやわらかな芳香が漂っているはずです。
お手入れが大変かというご質問もよくありますが樹脂製の
ユニットバスに比べればカビも生え易く、少し手間が掛かる
と思います。
ただ最近は
とても良い塗料も出ていますし10年以降のメンテナンスも
行っています。
初めて使用した家は15年で現役です。
実績は50棟近くに及びますのでご安心ください。
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かつらの樹
http://sandaime.exblog.jp/32442121/
2022-01-15T15:32:00+09:00
2022-01-15T18:22:38+09:00
2022-01-15T15:32:45+09:00
tanaka-kinoie
動植物
樹種によろそれぞれの特徴が四季を盛り立ててくれます。
最近はお客様から植栽への要望が合わなかったり様々な材料高騰が相次ぎ、予算的に外されたりなどの諸事情できちんとした植栽が提案出来ていないのですが
季節に関わらずOB宅を訪れますと植えて良かったという事を感じます。
こちらは築13年少々の木造3階建てのお家です。
玄関横の畳半分ぐらいのスペースにかつらの樹を植えています。
かつらの葉はハート形
光による葉の透け方も透明感ある鮮やかな緑で
良く植えました。
最近ですとオリンピック前に銀座の中央通りで
かつらの樹が植え替えられています。
こちらは竣工時は2mに満たない樹高でしたが
今は軒先より高くなっていて8m程度になって
います。
この時期でも樹形と建物とのマッチングも
バランスよくおさまっています。
とは言え当時はここまで伸びるとは思っても
いませんでした。
13年経過したとはいえ木製ドアと庇の板張りは劣化も古びた感じはなく経年の美しさがあります。
これは昨年の夏の様子
上に伸び過ぎた事を除けばこの小さなスペースに植えたことは良かったです。もう少し樹種の選定を工夫すればと後悔します。
樹木も少ない都市部の住宅街ですが周辺にこの
かつらの樹の緑は潤いを与えていると思います。
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ときわ台の家
http://sandaime.exblog.jp/32421617/
2021-12-26T17:48:00+09:00
2021-12-27T07:50:16+09:00
2021-12-26T17:48:32+09:00
tanaka-kinoie
見学会、住まい教室、他
ときわ台の家の見学会が先日終了しました。
軽自動車がどうにか入れるぐらいの旗竿敷地でしたので工事は小運搬、通行止めが必要で中々大変でした。
とはいえ拘りのお客様にもご満足いただけるような良い家になったと思います。
敷地の北側は公園に隣接していています。窓からの借景はいうまでもなく春には桜,こぶしなど緑と花々がリビングの正面に広がると思います。
玄関は出来る限り木製ドアをお薦めしています。断熱性能も良いですし、見た目もアルミドアとは全く違います。ガルバリウム鋼板の外壁とのマッチングも良いです。
床は洗い出し仕上げです。
玄関付近に手洗いを設けたいというお客様が多くなっています。こちらも下足入れの横に洗面台を設けました。
床はオニグルミです。
ハーフオーダーのオリジナルキッチンです。大工とキッチンメーカの共作です。ボッシュの食洗機がコロナの影響で入荷目安がたたずに残念です。
床は幅広のオーク材です。
2階リビング大きな窓で公園へ開いています。床はオーク材ソファーコーナーの天井材は桧の小幅板風仕上げです。
見学会の翌日に行っている現場検討会の様子です。
大工6人と監督、設計の合計10人で現場の検討を行いました。
担当大工から新しい材料や納まりについて設計担当者と意見交換を行いました。
現場の声を吸い上げてより良い形を模索して次の家に活かしまたより良い家を
つくる糧としていきます。
○「八幡山の家」完成見学会 のお知らせ(申込み制)開催日時:1月29日(土)、30日(日) 10:00~17:00 開催場所:世田谷区八幡山
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