2017年 04月 12日 ( 1 )

墨田の町工場

隣接する墨田区には小さな町工場が沢山あります。
精密部品の製作、特殊加工の独自の技術でNASAから注文がくるような工場もあると聞くと池井戸潤の下町ロケットを思い出します。
近くとはいえ建築では繋がらず特にご縁もありませんでしたが『わざわ座』の活動でもお世話になっている小泉誠さんからお声掛けを頂き、
金属加工の町工場のファサードの改装を請け負いました。
その『昌栄工業』さんは小泉さんのデザインの琺瑯製品kaicoの生地を製作しています。
深絞り、へら絞りで鉄板を立体的に柔らかな形状に加工していく高度な技術を持つ工場です。
オリジナルのケトルはふるさと納税の返礼品にもなっています。



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改修前です。















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手摺を木板にしてグレーの塗装外壁と
シャッターは深めの藍色
で塗装をしました。



※画像は小泉道具店から拝借

















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琺瑯の看板
この独特の風合いがたまりません。



※画像は小泉道具店から拝借
















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 ふるさと納税の返礼品がダイソン掃除機
 という地域もあると聞きましたがどうにも
 理解ができません。
 スカイツリーのレストランのお食事券も
 あるようですが・・・・
 墨田区の優れた産業から生みだされる逸品
 であるなら納得ができます。
 そんな逸品として昌栄工業さんの製品も
 選ばれていて嬉しくなりました。



 工場内を見学させて頂いて木と金属の
 違いがあれどモノづくりにおいては
 共通の思いが感じられました。
 今や絶滅危惧種と言われる琺瑯製品
 ですがつくり手を知ってKaicoが欲しく
 なりました。


by tanaka-kinoie | 2017-04-12 17:42 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)