カテゴリ:建築、仕事( 749 )

著書ランキング

『木造住宅納まり図鑑』が発売されて早1年

初回発売の1589冊は売り切れて増版になったことは間違いないのですが久しぶりに売れ行きが気になってAmazoneランキングを覗いてみました。



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『木造住宅納まり図鑑』
住宅建築・家づくり の 売れ筋ランキングで28位
上々です。



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何気にその右下を見ると人気ギフトランキングで
なんと1位です。
ギフトでこの本が贈られている?
誰の為に誰が・・・・・(笑)

出版社に問い合わせをすると4000冊以上が
売れているとの事
まわりからは印税ガッポリとか言われますが伊礼さんの
本みたいに1万冊売れないとそうたいした金額ではありません。




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常に安定して上位にいる16位 『建物できるまで図鑑』
この本のランキングもいつも気になります。
実は巻頭の4ページから12ページまでの柱、梁、他の
構造材の写真は編集者に相談されて木構造をわかり易く
示すアイデアから材料の選定まで担当しました。


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和歌山の山長商店にも協力をお願いをして
造作材のように綺麗な材料を提供して頂きました。
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by tanaka-kinoie | 2017-07-24 19:12 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

OMソーラー経営者会議・30周年記念式典

先日、浜松にてOMソーラーの経営者会議と30周年記念式典が開かれました。
弊社はOMソーラーに加盟してから15年前後ですのでおよそ半分の年月ですがその加盟の年月ともに成長し、今日の田中工務店があると言っても過言ではありません。
もしOMソーラーに加盟していなかったら潰れていないまでもジリ貧だったと思います。
OMソーラーシステムも良しですが大きかったのは工務店としての家づくりのあり方を学べたことでは無いでしょうか。
加盟当時から尊敬できる、真似したいと思える、現在でも日本のトップランナーである工務店が達の集まりでした。
それぞれに考えがあってOMソーラーを離れていった方もおられますがそんなトップランナー工務店の方々達を目の当たりにして、学び教えを乞うたことで自分は近道をさせてもらえました。
なにも知らない私に対しても隠すことも無く、損得勘定抜きで技術、材料、デザイン、性能までの全てを教えて頂き、最近はその先輩方のジュニア達とのお付き合いにもなり、少しは問われて
教えるような立場にもなっています。
多くのボランチャイズ、フランチャイズが本部の売り上げ貢献度で評価を決められると聞きますがOMソーラーには不思議とそれが無いように思います。
本来であればOMソーラーの数、売り上げて評価をするであろう本部さえもそれぞれの工務店の得手を認めて評価をしてくれることはありがたい事です。
田中工務店の物づくり、材料使い、独自の納まり、デザインなどもここで評価をあげて知名度が上がったことは間違いありません。
本当に感謝の念でいっぱいです。
残念ながらOMソーラーの数は減っていますがこのシステムの良さはとてもよくわかっています。
昨今では家の性能が急激に向上して、同時にさまざまな暖房システムが出ています。
なかにはOMの事を、うわべだけしか知らず、体感もせずに過去の技術だという輩もいますがOMソーラー空気集熱式の優れた快適性を知らないだけです。
パッシブ的な全館暖房システムのパイオニアであることは間違いありません。
OM本部も昨今の価格設定においては企業努力を重ね、以前に比べ格段に利用しやすくなりました。
本部のやる気を見せつけられて、もう一度、OMソーラー採用率をあげるように取り組もうと思えた経営者会議でした。

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記念公園は日本酒の獺祭の蔵元
旭酒造の桜井会長から
経営不振で杜氏が去ったことでの発想の転換
災い転じで福となす
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物流、注文の変化をいち早く読み取り
少量出荷と運賃安で東京へ狙いをさだめ進出
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良い酒を造りたい一心
元になる山田錦から探し求めて
杜氏がいなくてもつくれることを確信

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世界進出もその国にネイティブに合わせるなど
はせずに日本のまんまの物を出す
理解してもらう事に努力


蔵元が杜氏をリスペクトして口を出さないのは
過去の事と最良の物を安定品して供給すると
いう信念の元
日本酒は米を磨き上げた大吟醸しかつくらない
事を決め
若者が杜氏の手を借りずに美味しい日本酒を
作り上げるシステム造りを成し遂げた伝統に
とらわれ過ぎず革新的な日本酒づくりが獺祭
などと知りました。
言うまでも無く我々も目指している差別化以上
の独自化で建築屋と良く似ています。


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飯田社長の基調講演
OMソーラー会員の普遍的な物
これだからこそここに15年以上もここにとどまり
今日の田中工務店の礎を築けたと思っています。

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奥村イズムとか会員間では昔から言われますが
改めて本当に奥村先生の思っていた志を見極めて
行動しないといけないと言う事ですね。
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今年も優良工務店表彰を頂きました。
品質管理、施工管理に優れているという
証の表彰です。
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優秀施工管理者表彰も頂きました。
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30周年記念式典
司会は新建新聞社社長の三浦さんと
いう凄さ
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OMソーラーの住まい手でもある
元環境省事務次官の小林光さんと
野沢正光先生、飯田社長での獺祭の
樽酒開き
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来春デビューのOMX
給湯、暖房、換気、給湯の4つを賄える
優れたOMソーラーです。


by tanaka-kinoie | 2017-07-14 18:44 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

10年 定期点検2軒

南小岩の家』と『篠崎の家』の2軒の家の10年点検を先日行いました。
点検マニュアルに沿って室内から外部まで隅々を点検しますが重要なのは普段、見る事が出来ない場所。
床下、屋根などです。
床下は最低でも350mm以上の高さは確保しているので狭いながらも匍匐前進にて点検が可能です。
シロアリがいないか、床下配管からの漏水はないか、基礎に変化は無いかなどの確認をします。
屋根に関しては土地の高い都内での室内区間有効利用と確保の為に急勾配にする場合もあるので必ずしもスムーズに上がれるとは
限りません。
また窓からの採光通風の確保は都市部の密集地で難しく、開閉式の天窓を利用する事が良くあります。
天窓は採光通風には有効な手段ですが掃除は容易ではありません。
屋根に上がれる場合に出来るだけ行っているのが天窓のガラスの掃除です。
今回の点検でも3カ所の清掃を行いました。

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南小岩の家は2カ所天窓
があります。
左がロフト用
右が階段、廊下上
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数年ぶりの清掃ですが
思ったよりも汚れて
いません。
雨水での自浄作用もあるのでしょうか?
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OMソーラーの集熱ガラス押さえ金物のビスも効きが悪ければ交換します。
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室内側のガラスも天窓の
種類によっては掃除が
可能です。

定期点検は名前の通りで
点検が目的ですがこんな
事も行っています。

by tanaka-kinoie | 2017-07-12 09:46 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

『中里の家』 完成見学会

今週末に開催される『中里の家』完成見学会
路地奥にある木造3階建て準耐火木造
見所は沢山ありますが
・道路、北側の斜線制限をかわしながら複雑な屋根形状を木構造と板金技術により実現し3階空間を確保した事。
・準耐火構造での燃え代柱と梁の現し
・桜系の材料を使ったキッチン、テーブルなど造り付け家具など

まだお申し込みは間に合いますのでご都合のつく方はお出掛け下さい。




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キッチンから東側の借景を望む
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真ん中にあるのが桧の燃え代柱です。
床材は国産唐松 上小節
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東側からキッチンを望む
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杉の燃え代梁
ヒノキの燃え代大黒柱
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食器棚の面材はチェリー材
幅接ぎとはいえ無垢板使いです。
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吊戸棚の面材も同様です。
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テーブルを塗装しました。
チェリーらしい重厚な色合いになりましたが
時間が経て艶などはもう少し落ち着くと思います。
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by tanaka-kinoie | 2017-07-06 18:25 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

i-works 4.0栃木

i-works4.0の牧田モデルが完成して数ヵ月
公式公開にタイミングが合わずでしたが、仲間のよしみでお願いをして伊礼設計スクール繋がりの工務店仲間2人と共に
お邪魔をしました。

牧田工務店北沢建築富士ソーラーの社長三人とは伊礼設計スクールに殴り込みならぬ、押しかけ講師で参加をして以来のお付き合い。
年令は少し離れていますがきのおけない工務店仲間です。
この4人の仲間の家づくりを1年近くかけて相互に回ったこともありますが、お互い忙しくて最近は中々集まる事が出来ないでいました。

今回は牧田さんのi-works4.0平屋プランを肴に集う事が出来たと言う訳です。
伊礼さんとの設計のやりとり、金額的なこと、工務店を食い物にする輩の話しなど(笑)も含めて
工務店の地位向上に向けて正直に語り合いを持ち、隠し事はありません。

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一部小屋裏がありますが基本的には平屋で
西に水回り、東にポーチ屋根の2つの下屋が
ついた平面計画
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正面から見れば下屋は大屋根の平屋
綺麗なプロポーションです。
外壁は杉板押し縁留め 黒塗装
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道路から玄関へのアプローチ
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屋根の掛かる大きなポーチ
栃木ならではの大谷石使いが素敵です。
外部収納もたっぷりです。
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デッキのある南側の大きな開口部
アイランドプロファイルの大型の引込み木製サッシ

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南側でも大きな開口はここだけに
絞っています。
その分メリハリがある採光と白い壁が
効いた落ち着いた空間です。
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小屋裏から見下ろす南開口
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伊礼さんの設計では珍しい
垂木現しの天井で野地板は
Jパネルです。
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小屋裏の1間の間口が高さとの
バランスが良くて心地よい空間でした。


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元シェフ?の大澤さんが料理中
伊礼さんのキッチンはどこも
使い易いそうです。
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パスタ2品

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美味しく頂きました。
残念ながら最終での日帰りと相成りました。

by tanaka-kinoie | 2017-07-03 16:22 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

田中工務店の材料使い

工務店の家づくりはものづくりであるべき!!!
いつも言っている事ですが、そのものづくりの為の材料は主に木材です。

そんな木材(良材)の仕入れと使い方も工務店ごとの特徴であり、初めてお会いする方にはアピールのポイントとしています。
良材を仕入れるチャンスがあれば出掛けますし、うちがそんな工務店と知って様々な材木業者から声が掛かります。
正直、木の事がわかるずにぼられてしまった材料もありますが現在は良材を比較的安価で仕入れられていると思います。
プランが決まり、お客様との打ち合わせによって探すこともありますが誰の為でも無く、あても無く木材を仕入れて
それをお客様にお奨めしてお使いいただく事が多いです。
それが弊社の進め方です。現在進められている『中野坂上の家』の現場で使う材料を先日弊社の加工場にて加工をしていました。

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茶室の入口の敷居として用意した
脂松の長尺材は銘木と呼ばれる価値の
あるものです。
隣接するリビングの床材がラオス松なので
材料を合わせてみました。
 
 













※脂松(肥松)
脂松と言う種類の松はありません。
一般的には高樹齢の赤松や黒松の脂気の
強い赤味の部分。
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 力強い柾目
 鉋切れは良いようですが鉋台に
 脂がつくので拭き取りながらの
 作業になると聞きます。

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触ると脂っ気が強いのが
すぐにわかります。

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こちらも赤松見切り材として使う框で赤身材です。
脂松ほどでは無いにしても十分に美しい木目の
出た良材です。
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松材の板目は力強いです。
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 こちらは玄関框に使う
 ミズメ桜です。

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 赤身と白太がはっきりして
 います。
 かなりの硬さと重さがあります。
 こちらも貴重な材料です。






by tanaka-kinoie | 2017-06-24 19:20 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

三澤康彦さんのこと

建築家の三澤康彦さんが5月に急逝されて先日、千里にてのお別れ会に参列してきました。
独自の民家型構法を確立され国産材の材料使いにも長けており、国内のどこにどんな材料があるかを知り尽くしていた方でした。
バタ臭くなりがちな木視率 (室内表面に現れている木の割合) の高い建物をモダンに魅せる手法は中々真似が出来ませんでした。
材種の選択、寸法のバランス、インテリアのセレクトの良さだったと思います。

今でこそ誰もが性能を謳っていますがデザイン重視、性能は二の次の設計が蔓延っていた時代にあって耐震、温熱、防火においても重視をされた設計をされていました。

思えば初めてお会いした時から10年前後になると思います。
とある会で産地の視察旅行のでMOK大阪の『行列が出来る工務店』として講演依頼を受けて6年前にお話をさせて頂きました。(行列は殆どありませんが・・・・笑)
その講演がきっかけとなり現在の関西方面とのおおきな繋がり、人脈が出来て仕事にいかせています。

康彦さん設計の建築工事を請負ようなご縁がありませんでしたが鳥取県のイベントにおいて西新宿のパークタワー1階ホールへの設営と室内の家具作りを依頼されました。
東日本大震災の311の3日後に予定をされていたこのイベント
東京の状況がわからずやる気満々だった康彦さんに東京は意気消沈して灯が消えたようだと伝え延期を要請したのは私でした。
そして7月末の再開も翌日の展示に追われる作業
早朝7時前からスタートしてビルが閉まる11時近くまで掛かった多くの仕事量でしたが無事に終えられた達成感で高揚してその日は眠る事が出来ませんでした。
現在は胡桃山荘として懇意にしている北沢建築の社屋の隣にあります。
胡桃山荘のオープン時のご招待へのお礼としてお送りした大谷芍薬園の芍薬をお気に召して頂き、ご自身で贈答用に使われていると知って嬉しく思っています。

最後にお会いしたのが3月の岐阜の銘木市でした。
市場では花梨と欅を狙っている私に田中さん、それ狙ってるなら僕は買わんでおこう・・・(笑)
木に関しては好のみがよく似とるからね~と
確かに金沢での銘木販売でも競い合ったことを思い出しました。


岐阜の夜の食事会でのこと
田中さんブログのようにモノづくりの姿勢をこれでもかと訴えている所、それがいいよ 自分も同じだと
言ってくださいました。
まさか康彦さんが見てくださっていたとは思いもしませんでしたが正直嬉しかった。
そしてその夜が最後になってしまいました。

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お別れ会は450名を超える多くの
方が参列されました。

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Ms出身の弟子でもある家具作家の
大橋朋晃さんの手による仏壇

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康彦さんがお好きだった言う
チェリーとブラックウォール
ナット材による上質な物でした。
 

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初めて訪問しました。
千里のMsの事務所

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康彦さんのデスク
仕事そのままで残っていた手書きの
トレペに矩計がありました。

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思いでの『鳥取みどりの力』
8角の棟木を10人ががりで
あげています。

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ここが一番の山場でしたがこの時点で
進捗6割で多くの作業が残っていました。
この後の化粧垂木に吊りバルコニー
内部家具などが大変でした。


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展示ブースも手抜き無しでしっかりと
つくりました。
完成は11時近くパークタワービルのクローズ
20分前でした。

康彦さんの残したMs流設計術の基盤は奥様である
三澤文子さん、多くの弟子達が引き継いでくれると
思います。


ご冥福をお祈りします。





by tanaka-kinoie | 2017-06-19 11:10 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

『日暮里の家』 竣工画像

『日暮里の家』の竣工画像をホームページに掲載しました。

狭小地の木造3階建て
何とか車が入れる路地に面した15坪弱の敷地ですが都心では特に珍しい条件ではありません。
路地奥でやり易い工事とは言えませんでしたが東南の角地である分、恵まれていたと思います。
少し難度が高かったのは台形の敷地なりに平面計画を行ったことです。
斜め部分が余裕のあるアプローチとなり、小さなバルコニーもリビングにつくる事が出来ました。
屋根は寄棟の複雑な形になりましたがそれでもそんな架構には慣れっこですしプレカット工場も大工も構造事務所も力を合わせて実現出来ています。
板金屋さんの技術は高度ですので耐久性のある屋根となり雨漏れの心配は全くありません。
敷地形状によるプランニングから屋根が複雑になりますが雨漏れの心配の無い耐久性の高い屋根を形作りるのも工務店の技術だと思います。
ドローンを使って上空からの写真など撮れたらそこもアピール出来ると思うのですが・・・・・


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by tanaka-kinoie | 2017-06-13 17:49 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

天然木突板とは?


無垢材で全てが賄えれば良いのですが建具など大きな物では価格や大きさ、重さ、反りムクリなどの狂い、統一感の難しさなど様々な問題もあり使いきれない現状があります。

そこで使われるのが突板とか練り付けという言い方をされる昔からある天然木を薄くシート状にスライスして使う方法です。
たいていは0.5mm以下の厚み、厚くても1mm以下ですので無垢の1枚板と違い、1本の樹から綺麗な目の良材を数多く採ることが出来ます。
そのままでは薄くて使い勝手が悪いので通常はベニヤに圧着してパネル状にした突板ベニヤが主流です。
建具、家具、壁の仕上げなど幅広く使われています。
但し、突板のスライスの幅がせいぜい300mm程度まで
それらが数枚連続した板目のベニヤとなるので継手はわかり無垢の1枚板とは全く違った雰囲気です。
柾目の突板は連続してもつなぎ目は目立ちにくいです。
天然木ですので突板の取り扱い業者ごとに物は違ってきますので見本と違う物になる可能性もありますので注意が必要です。

針葉樹、広葉樹と樹種も多く板目、柾目、杢目など揃っていますので価格差はあれど、たいていの材は手に入ります。
とはいえ現代では上級の部類として捉えられ一般的物とは言えません。
無垢材で無くても上質な建具はたいてい突板ベニヤをフラッシュと言う手法でサンドイッチしてつくられたものです。

昨今の建具は印刷技術でつくられたシートが貼られたものが主流です。
プリントの技術は発達してプロでも遠目には天然木との区別が付き難いものも登場しています。

我々は建具、家具に天然木突板のベニヤを使って製作建具を自由に作っていますがこれは一部の工務店のみの仕様
印刷技術でプリントされたシート張りのベニヤを使うのが現在の主流です。

床材の世界では少々事情が違っています。
弊社は床材に天然木無垢材のフローリングを使っていますが
かたや、かつら剥きをした突板に近い物をベニヤに貼った合板フローリングが現在の主流です。


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最近弊社に納品された
3種類の上質な突板ベニヤ
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タモ柾
突板ベニヤ

3分艶ウレタン塗装
艶を7割程度消しています。
3割程度の艶具合です。
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ブラックウォールナット板目
突板ベニヤ
板目の突板の幅により3枚を連続して
繋いだものになっています。
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アメリカンチェリー板目
突板ベニヤ
こちらも3枚を繋いだものです。
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これらは江戸川区にある堀口切子様からの
ご注文でした。
盃選びをする飲食業の方がお店でどんな感じに
見えるかを判断する為の敷き板として使います。
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これはプリント技術による
P社の天然木風のプリント合板
パッと見は天然木とわかりませんが
そばに寄れば上質感は無いとわかります。

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天然木による独自の風合いを
印刷技術で再現した物とあります。

ようは精巧な偽物ですよとの
アピールです・・・(笑)

弊社では真っ白に仕上げるなどの
条件が無い限りは天然木以外は使用
しません。

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こちらの扉は楢板目フラッシュのドア
板目の幅が300mm前後で3枚連続して
いるのがわかると思います。



設計:いろは設計室

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家具の建具に使われた
タモ柾ベニヤフラッシュ扉
こちらも数枚のシードが連続していますが
継手はわかり難くなります。

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吊り引戸
タモ柾ベニヤフラッシュ扉

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左は家具の扉に使われた
米松ベニヤ柾の扉
タモと同様で柾目は連続性があります。






シナベニヤはロータリーといわれるカツラ剥きで
つくるので少し違う部類ですがこの天然木突板の
カテゴリーです。


by tanaka-kinoie | 2017-05-26 13:27 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

植栽の効能?

3月末に完成をしました『日暮里の家』
昨日、お客様からのメールでちょっとした不具合への対応依頼と快適に暮らしていることへの報告を頂きました。
そのメールに添えられていたのがこのアオダモの写真です。
様々な条件を加味して見つかった土地は都内で利便性が良い分だけに高額です。
建築費にシワ寄せがくるのはいつもの事なのですが一般的には建築本体にお金が優先してしまい、植栽などは後回しとなってしまいます。
とはいえ小さな土地でもなんとか植栽1本でもいれたいと気持ちはお客様も我々も同じでした。
そこで造園屋にも協力をお願いして金額を抑えながら、予算の捻出して植えたのがこのアオダモでした。

竣工時の葉も無い姿からここまでなったことの嬉しさも綴られていました。
いつでもこうなる訳ではありませんがお客様、造園屋、我々
3者共通の思いにより実現した小さな植栽ですが改めて大事な部分だと感じた次第です。
この1本のアオダモだけで周囲に与える印象も、建築も良くなりました。

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送ってい頂いた画像
現在のアオダモ
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ほぼ2カ月前の竣工時のアオダモ
葉っぱも無く
こんな感じでした。






by tanaka-kinoie | 2017-05-23 09:47 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)