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書作展 「書の壁」

社訓の書でもお世話になっている書道家の西尾真紀さんの東京での初めての書作展 「書の壁」が谷中にて開催されていました。
写真が少ないですが額装された物から掛け軸、筆文字や筆絵?など真紀さんらしい多才な才能から生み出される様々な書が一堂に会してバラエティーにとんだ個展でした。
また会場は和菓子屋さんと設計事務所が入居する路地裏にある木造3階建ての民家。
和菓子屋さんからお邪魔して2階への階段室から展示が始まり、各部屋、各階と
変化ある演出にもつながり、とても楽しく拝見をすることが出来ました。


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一心

2階にあがると迫力のある大書の掛け軸が目に
留まります。

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風音と燦


面白い額だな~って思っていましたが実は気付きませんでした。(汗)
弊社でもたまに使わせて頂く、タニタハウジングウェアの外壁材のZIGでした。

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動物のタペストリー


十二の動物が描かれています。
真紀さん得意の動物画?
華やかで楽しく、うちの娘もこの絵の不思議な魅力を感じて
いたと思います。
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うちの娘も直々にお相手をして頂きました。
初めての毛筆です。

手を添えて頂き、大好きなハートや星を書きました。
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雪月花


着物の生地を使った掛け軸です。
大きさもよくひと目で気に入りました。
さっそく会社の3階和室の織部床に掛けてみました。
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紺色は自分のラッキーカラーですし、良い来客に恵まれそうです。


by tanaka-kinoie | 2015-11-25 18:39 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

ミライセッション2015 「ものづくり型工務店に生き方」

11月18日から20日までの間
東京ビックサイトにて開催されたジャパンホームショー
新建ハウジング主催のミライセッション2015 これからのものづくりと手仕事を考える
「ものづくり型工務店の生き方」と題した講演を参創ハウテックの清水社長と私で行いました。

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まずは私から40分間
うまく考えがまとまらず当日の明け方までこのパワポ作っていましたが
130ページの大作 (笑)
当然すべてを語ることも出来ませんでしたが自社のものづくりや
アイテム、ディテールの紹介
自社の考える、実践する工務店の理想像
わざわ座と1年間関わってみて関わってみての
感想など重要なポイントはお伝え出来たと思います。


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何でもやるのではなく
何かをやらない大切さ
こんな考え方も工務店の本質であるものづくりに
繋がると思っています。
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社員と大工全員参加の現場検討会の重要性について
お話をしました。

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わざわ座制作の現場のご紹介など

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TO-IZの代表でもある清水さんは尊敬できる経営者の代表格です。
やりくちはお互いに良く知っています。(笑)
私は直球勝負でしたが工務店のものづくりを論理的に語っていました。

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清水さん引き入り参創ハウテックは清水さんの言われたコア・コンピタンス
を持つ会社。
企業の活動分野において「競合他社を圧倒的に上まわるレベルの能力」
「競合他社に真似できない核となる能力」をお持ちだと思います。



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小泉誠さん×伊礼智さん×松村秀一教授による
工務店×デザイナー×大工による家づくり・ものづくりの可能性について

新建ハウジングの三浦さんならではの考えもつかない企画・・・・(笑)

ジャン・プルーヴェの研究者としても名高い松村教授がプルーヴェを
工務店になぞらえての講演
そして3人のディスカッション
三浦編集長の進行、まとめかたがあって3人のトークがよりわかり易く
、楽しくなっていきました。
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隣ではわざわ座のブースが設営されています。
弊社からもベッド、テーブルを持ち込みました。
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新作のソファーコーナー
囲まれ感があって落ち着くスペース
小さく見えますが私ぐらいであればパネルに頭を
つけて昼寝も出来ます。


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エクレアのPBキッチン
わざわ座仕様です。
値頃感もあって機能は充実しています。
自由に面材も替えられる画期的なキッチンです。
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わざわ座のメンバーによるスツール
今年は展示数も多く、それぞれが工夫されていて
同じデザインとは思えないほどでした。
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弊社のスツールは竹平大工の手によるもの
栗材で構成されていて座面は名栗加工が施されています。
注目のまとでここで写真を撮られる方も多かったと思います。

by tanaka-kinoie | 2015-11-20 22:40 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

『青戸の家』 構造見学会終了しました。

土曜日に開催された青戸の家の構造見学会が終了しました。
完成後には見えなくなる屋根・壁の断熱材充填の様子や気密、防湿処置、設備配管、配線などをご覧頂けたと思います。
構造から設備配管まで緻密に計算をして階高をぎりぎりのおさえたからこそ成り立つ3階の空間。
そんなことで通常では安全面から公開をしない3階も特別にご覧頂きました。

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西側から東側を望む
右側が南側隣地の日照の制限である2種高度と言われる
1:1.25勾配の北側斜線制限の屋根
この制限の為に室内空間の確保が難しくなります。

採光と熱気抜きの為のベルックス天窓が2ヵ所ついています。
西寄りの天窓は2階リビングにも光を落とします。
左手前が階段室です。


正面の窓は非常用進入口と言われる消防活動の為の
窓で大きさが規定があります。

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西側から東側を望む
東側には小さなバルコニーを設けました。
右手前が階段室です。
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高性能フェノールフォーム断熱材を100㎜充填してあります。
室内スペースの確保もミリ単位で検討しています。
登り梁に石膏ボードを貼るとこの断熱材の厚み性能と空間確保の
バランスが良いと判断しました。
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リビングから見上げた開閉可能なベルックスの天窓
この吹抜けを通して採光と通風も促し3階子供室とも
つながります。
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梁、桁、柱など主要構造部と筋交い、合板利用の構造壁なども
ご覧頂きました。

弊社では袋入りと言われる断熱と気密フィルムが一体になって
いる断熱材は使用しません。
断熱は断熱材できちんと充填して
防湿は防湿フィルムを隙間無く形成します。
高性能16キロのグラスウールに防湿フィルム貼り終わった
状態です。

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キッチン方向からダイニング、リビングを望む
左側が階段室です。

正面はバルコニーです。
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リビング側からキッチン側を望む
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基礎から現在までの工事写真を貼り出してあり流れがわかる
ようにしてあります。
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配管周りの防湿施工も重要です。
壁の防湿よりも面倒で丁寧な施工が必要です。

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構造体の小さな隙間やサッシとの取り合いは
発泡ウレタンを充填します。
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現場ブログでこれからの進捗状況もご覧頂けます。
by tanaka-kinoie | 2015-11-15 21:03 | 見学会、住まい教室、他 | Trackback | Comments(0)

板金の技術 アイアンマン

工業化、商品化、企画化は悪くないのですがなんでも簡便に済ませて安くあがれば良いという風潮もあって手仕事が必要な職種を使う事もどんどんと減っています。
家づくりに携わる職人の腕の差で家の良し悪しが決まるような家づくりも殆ど無くなって大工においては丸鋸、インパクトドライバ-、釘打ち機などだけあれば特に高い技術を持つ必要も無い
内容が多くなっています。
一方で家づくりは物づくりだと考えてメーカーやビルダーとは一線を画した、自由に手業を活かした造作、家具作りなどを行っている工務店もけっして少なくはありません。
弊社もそんな工務店の中の一つであり、鉋、ノミなど手道具を使う本来の大工らしい仕事が活かせるような設計施工で家づくりをしています。
もちろん腕の良い大工だけでは家づくりは出来ません。
基礎工事、左官、板金、建具、塗装、経師、材木屋、水道、電気など様々な職種が携わって家をつくります。

前触れが長くなりましたが、そんな手業を使う業種の一つ、屋根や外壁でお世話になっている板金屋さんも弊社の家づくりの中では不可欠です。
この板金屋さんは家づくりだけでなく、その板金加工の腕を活かして様々な物を作っています。
先日、見せてくれたのが映画アイアンマンのマスク?ヘルメット?です。
フェイス部分の可動やライトは無いとはいえかなり良い感じで出来ています。


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こちらが原型です。
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板金で叩いてパーツを組み合わせているのでフェイス正面は完全に丸く
ならずカクカクしていますが色の切り返しなどはそのままです。
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眼は光らず、マスクの可動はしませんが原型を
手業で再現しています。

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内部のハンダづけの様子です。
結構手間が掛かっています。
板金仕事が好きで自分の技術に自信を持ち
楽しんでいることを感じますね。

他にはこんな物もつくっています。

by tanaka-kinoie | 2015-11-11 17:44 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

お茶碗をめでる

最近は打ち合わせ続きで休みが殆どありませんが毎週休みでは不安になるのも社長業の複雑なところです・・・・(笑)
そんな中で昨日は久しぶりに早く帰宅が出来ましたが遊んで欲しいという娘をいなし。
こちらも負けじと自分時間を過ごす努力を致します・・・・・

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昔から実家にある講談社発行の焼き物シリーズから
好きな焼き物を抜き出してきました。
瓦職人の長次郎に千利休がお茶碗を作らせた有名な逸話
織部焼の歴史から現代作までなど
読みやすく、素人には感心する知識も得られます。

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そして手に入れてから殆ど仕舞いっ放しだった水野幸一さんの
志野のお茶碗を引っ張り出しました。
初めて買ったお茶碗だし気に入ったものをめでる至福の時。
自然な釉薬のかかり方とこの表情
これを上手く写真に収めるには難しいのでソファーの上で
i-phoneで撮影です。
水野さんゴメンナサイ
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やすっぽくなるので多くを語りません。


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by tanaka-kinoie | 2015-11-09 16:47 | 小物 | Trackback | Comments(0)

木製面格子

7月にお引き渡しが終りました「四つ木の家」
道路に面した開口部に防犯と目隠しを兼ねた木の縦格子を取り付けました。
準耐火構造で防火サッシの使用ですが出来れば画一的な既製品の面格子はつけたくありません。
単純な縦格子とはいえ、取り付け方の工夫や小口(切り口)からの腐食を遅らせる為にシリコンコーキングで軽く覆うなどそれなりに工夫をしています。
小口の処理をしてあれば材は杉でも桧でも松でもなんでも問題無いと思います。

火事に弱いのでは?と思われる方も多いですが実は逆の様です。
桜設計集団の安井さんの防火実験によれば木製格子が先に燃えることで火炎、熱による窓ガラスの破損が遅れてむしろ火事には強くなるということのようです。


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そとん壁にはもちろん、ガルバリウムでもサイディングでも
木格子の意匠は馴染みます。

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1階の居間は大きな開口ですが街中の住宅ゆえに
道路面に接した窓になりがちです。
窓を上下に配置して通行人との目線の避け方もありますが
面格子はベーシックな手法だと思います。
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木格子の見付(幅)は40㎜で隙間も40㎜としています。
これもベーシックな縦格子です。
昼夜問わず案外、中の様子は見えません。


見付のおおきさや大柄な建築などでデザインは自由です。
とはいえ結構な重さになるのでしっかりと取り付けないと
落下の危険性もあります。
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室内からはこんな感じで見えます。
通風も採りながら目隠しが出来ます。
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もちろん良い事ばかりではありません。
格子がある為に容易にガラス障子の掃除を行う事や網戸の
脱着がし難くなります。
今回の格子はあてはまらないと思いますが大きさにもより
避難用も考えた格子の脱着の工夫も必要かもしれません。










11月14日に青戸で狭小地3階建の構造見学会を開催します。[完全予約3部制]




by tanaka-kinoie | 2015-11-05 20:39 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

大杉の家 構造見学会終了

10月31日に開催されました「大杉の家」の構造見学会が終了しました。
交通の便が良いとは言えない場所でしたが午前中から多くのお客様で賑わい構造見学会としては盛況となりました。
一時は雨も降り、一気に冷え込みましたがご来場の皆様ありがとうございました。

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2階リビング付近
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リビング付近より小屋裏スペースとDK方向を望む
手前は紀州杉の化粧梁です。
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階段よりリビング方向
高性能グラスウール16kの充填状況
これから防湿フィルムを貼ります。
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11月14日に青戸で狭小地3階建の構造見学会を開催します。[完全予約3部制]




by tanaka-kinoie | 2015-11-01 08:29 | 見学会、住まい教室、他 | Trackback | Comments(0)