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『高井戸の家』 上棟しました。

『高井戸の家』が上棟しました。
弊社で初めてのZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)です。
OMソーラーと太陽光発電の組み合わせOMクワトロソーラーを搭載します。
ゼロエネルギーハウスを全くエネルギーが掛からないと思っている方も少なからずいるようですが、そうではありません。
住まいの断熱性能を向上させて高効率設備を使って省エネ性能を上げて年間で使われるエネルギー量(給湯、暖房、冷房、換気、照明)と太陽光発電などで
年間につくられるエネルギー量を相殺してゼロか、またはつくられるエネルギー量が多いゼロ以下の住宅をさします。
専用プログラムを使い計算をします。
詳細はここでは控えますが経産省、国交省それぞれが主導する補助金があります。
この家でも国交省主導のグリーン化住宅の補助金を利用します。

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2階リビング付近
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リビング上の吹き抜けの小屋裏空間
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リビングの見上げ
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おかめの幣串
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南側屋根
高性能断熱材
ネオマフォーム100mm充填中
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北側屋根
断熱材充填完了
高度地区北側斜線が制限をかわしながらも
室内空間を確保するためにきつめの勾配屋根と
なっています。
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南側屋根
断熱材充填後には野地ベニヤを貼って
構造的な水平構面を確立します。
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北側屋根
南側と同様です。
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北側屋根
その野地板の上に通気用垂木を敷き込みます。
通常はこんな成(高さ)は不要ですが南側に
理由があります。

奥の四角い孔は天窓用です。
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そして苦労した南側
太陽光発電4.5kwとして創エネを増やしてZEHの基準を
達成する為には普通に屋根と作るだけでは広さが足りません。
屋根面積を増やす為の片流れ屋根は北側斜線制限により
実現出来ずに南側屋根の大きくすることにしました。
構造計算上の水平構面を確保してから上の垂木を乗せる
複雑な形で2重に屋根を作っています。
ここまでの工程で屋根下地工事 3日目です。

垂木の桁からの跳ね出し寸法は1500mm
垂木は105角の桧で6mの長さがあります。


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室内側から屋根を見上げる
ネオマフォームが隙間無く充填されています。
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下から軒先の垂木を見上げるとこんな感じ
弊社でもここまで大きな軒先の出は初めてです。
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下垂木と上垂木
2重の屋根構成だとわかります。


by tanaka-kinoie | 2016-05-28 13:09 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

『青戸の家』 施行例公開

2月にお引渡しの終わった 『青戸の家』
施工例を公開しました。

12坪の敷地
18坪の床面積
5人家族
準防火規制に北側に掛かる第二種高度斜線

厳しい条件のもとに緻密な設計を行い
そして弊社の特徴を活かした作り込みを行い実現出来た家だと思います。
都市部における様々な条件をクリアーする為にこの10数年で養ったノウハウをいかんなく発揮しています。
アルミサッシを除き、昨今の一般住宅に見られる既製品を使う事では成り立たない空間、場が出来たと思います。

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by tanaka-kinoie | 2016-05-26 08:03 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

雑木スペースのサクランボ

会社の雑木スペースも植樹してから3年半が過ぎました。
当時のスケッチの樹種にはなぜか無かったのですが・・・・(笑)
桜3本が勢力を強めており現在は窓上まで伸びています。

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桜3本が勢力を強めており、現在は窓上まで伸びています。


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今年はコナラの勢いも強くなり、コナラも窓上に
伸びそうな勢いです。

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右側が桜
左側がコナラ
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そして窓から手の届きそうなところに熟したサクランボが
生っています。
鳥に食べられる前に危険性を顧みず
トライするかどうか・・・・(笑)
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今年は結構生りました。
まだまだサクランボの味には程遠いですが
来年も期待しています。

とは言え枝払いをしなければなりませんね。

by tanaka-kinoie | 2016-05-24 16:20 | 動植物 | Trackback | Comments(0)

シーズン到来

通年サーフィンをしていますが水温が温かい為に南下をしていた真冬ですが最近は北上していつものホームグランドの千葉北の戻ってきました。
ウェットスーツが3㎜になったせいか先日から体のキレも戻り
数も乗れ、良い波をつかみ、スピードも出る満足ができるサーフィンが出来ています。

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先日のホームは北東風がビュビュ~で期待薄
堤防左は× でした。
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こちらは堤防の右
風をかわしているので即入水
期待していませんでしたが干潮に向けてサイズアップ
どんどん波がまとまって、掘れて早くなり
セットでは良いレギュラーの波となりました。
10時入水 13時出水
おなか一杯良い波乗れました。


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浜辺の植物も少しづつ賑やかになってきました。
花は終わってしまいましたが浜大根だと思います。


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この時期に可憐な紫の花を咲かせるのは浜昼顔
見えにくいですが間にある黄色いのがこまつ宵草
コウボウ麦も多くみられます。


これからのトップシーズン
10年以上もお世話になっているここにまた
通い詰める時期となりました。
今年もここで多くの良い波に出会えることを期待しています。

by tanaka-kinoie | 2016-05-22 19:32 | 波乗り | Trackback | Comments(0)

田園調布散策

新丸子に打ち合わせの帰り
多摩川の対岸に見えるのは田園調布付近だと気付き
天気も良いので丸子橋を渡って田園調布まで散策してみました。

この付近は言わずも知れた日本屈指の高級住宅街です。
渋沢栄一が開発に携わったという歴史のある住宅街
駅からは放射状の街区になっています。
豪邸、建築家による住宅も多く建築散策には良いのですが道を歩いている人も殆どおらず、土地が大きい分だけ人口密度も極端に低いのだと思われます。
その分だけ家を覗き込んだりすると散策であっても怪しい人になってしまいます。(笑)

早朝に行くとハイヤーや黒塗りのお迎えの車が多いのもここの特徴です。


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多摩川駅付近から古墳群のある多摩川台公園に登り、
公園沿いに歩けば田園調布の端にたどり着きます。
小高い丘にあるこの5丁目付近は東に眺望が望める敷地
実はここには弊社の設計施工の数寄屋の住宅もあった
のですが今は取り壊されています。

この付近では特に目立ち 有名なのがこの2軒
甲村健一さん設計のルーバーが象徴的な住宅
さぞかし眺望が良いのだと思います。


建築家ホームページではどこが施工したかわかりません。
どうしても施工者が気になる性です。(笑)
これだけの物を作るのには施工者の技術力、施工提案
など高いものが求められたはずです。
施工の出来栄えでその設計者も評価も変わると思うので
施工者のクレジットが無いとさびしい気持ちになります。
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ここの左隣にあるお家
こちらは芦原太郎さんの初期?の設計
施工は水澤工務店さん

これが掲載された新建築が弊社のどこかにあるはずです。
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設計:吉村順三

室内を窺い知ることは出来ませんがリニューアルされています。
ガラスの庇が付き、木製サッシは交換され門扉、塀にも手が
入れられています。

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ガレージは抜けて裏庭の緑が見えます。
奇をてらわず清楚な面持ち
全く目立つことも無く、ひっそりとあります。
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偶然にも先日雑誌で拝見しました。
スロープで回遊するように階上にも移動する
中々斬新なお家でした。
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緑が多く、道も広い住宅街
地域協定がしっかりしているので閉鎖的な外構も
制限されていると思います。

車の往来も少ないですが人とすれ違いことも殆ど
ありません。
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多くの豪邸の中で派手さは無くとも一際目を惹く
数寄屋建築
こちらも中を窺い知ることは出来ませんが
緩い傾斜の敷地にあって外構もうまくまとめられて
意外に閉鎖的な感じはしません。


設計:畠山博茂建築設計事務所
施工:水澤工務店


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勝手口が多いというのもこの高級住宅街ならではの
特徴だと思います。


散策と言っても今回は2駅程度の距離を歩いた道すがら
という、感じです。
多くの名作、豪邸が周囲にはありました。

by tanaka-kinoie | 2016-05-19 18:15 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

『大杉の家』 完全予約制モデル

2月に竣工した 『大杉の家』 を完全予約制のモデルハウスとして公開を致します。

大変申し訳ありませんが、住まい手がおりますので先方の都合に合わせて調整をしてご覧いただくようになります。
また初回面談時にご覧頂くことは出来ません。
工期やご予算のお話などをお聞きしてから次回に見学の予定を調整致します。
誠に勝手ながらよろしくお願い致します。

モデルハウス見学案内

『大杉の家』モデルハウス施工例

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タニタハウジングウェア ガルバリウム外装ZIG
のガンメタ色(濃灰)によるシャープな外観
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雨戸、木製玄関戸、板塀が無機質な外装とも
相性が良いです。


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川に開いた眺望が良い
勾配天井のある大きな2階リビング





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オリジナルキッチン
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ハーフユニットに青森ヒバ

by tanaka-kinoie | 2016-05-18 18:04 | 見学会、住まい教室、他 | Trackback | Comments(0)

赤坂迎賓館 和風別館 拝観

赤坂迎賓館の前庭の参観は一昨年にしましたが今回は和風別館の游心亭が初めて公開されると聞き、早めに申し込みをしたら何と何と!!!!
参観証を頂くことが出来ました。
和風別館の拝観証があれば迎賓館赤坂離宮の拝観も可能でとても有意義な1日でした。


和風別館の設計は谷口吉郎
迎賓館の改修設計は村野藤吾

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昔から知るいつもの正面
ここの前で昔の彼女などと何回写真撮ったことか・・・・(笑)
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普通の公園のように見えますが迎賓館主庭です。
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日頃目にする一般建築とは様式も重厚さも、スケール感も全く違いますね。
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このテントが和風別館の拝観者の集合場所
和風別館はこの奥で全く見えません。

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案内の方と守衛さんと10数人で連なって庭園内の
子道を行くと游心亭が見えてきます。

興味があって立ち止まれば最後にいる守衛さんも
立ち止まり、無言のプレッシャーを掛けられます。(笑)
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池越しに見る


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歩いて来た道を振り返れば
ここは赤坂?
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国賓、要人が鯉のエサ上げをする時にたまに
ニュースで見る場所です。


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ここが我々が入館した入口ですが来賓が利用する
事はあまりなさそうです。
入口は中庭をはさんで反対側の赤坂離宮側に
あります。

室内は撮影禁止です。
内閣府のビデオをご覧ください。



地味な意匠ですが脂松の板や長尺の吉野杉の鴨居、
楓?の式台、栗三昧の特別調理室、本聚楽の西京壁など
最高の技術と贅を尽くした材料を拝見しました。
少なくともこれ以上のレベルの仕事を日本で目にするの事は
今後も無いでしょうね。
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樹齢100年を超える盆栽の数々
当然来賓があればそれぞれの場所のしかるべく所に
展示されます。

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前庭は数年前から申し込み無で公開されています。
セキュリティーチェックはありますが誰でも自由に
観覧出来ます。
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昭和38年の修復時に改修設計を任された建築家
村野藤吾が庭にも手を入れ簡素な赤松だけの
植樹にしたようです。
控えめで目立たないようですが松の存在感もあるので
瀟洒な赤坂離宮の存在感とはマッチしていると思います。



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守衛室
村野藤吾の設計によるものだと思います。
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村野さんらしい遊び心あふれる屋根の形状と飾り
銅でつくられた鳳凰は気品があります。
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拝観可能な範囲での庭は比較的簡素です。
我々が思うような作り込まれた和風庭園などは
見受けられませんでした。

とはいえ、どの樹木も見事な大きさ、枝ぶり
手入れが行き届いていました。

美しい樹形で見栄えがします。
これぞ松だと言ういう感じ!!!
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巨大なつつじと綺麗な刈込み
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こちらも観賞用の赤松のようですが枝ぶり、樹形、樹皮の
色合いも素晴らしく良かったです。

by tanaka-kinoie | 2016-05-13 17:28 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

わざわ座 犬小屋試作

大工がつくる手 『わざわ座』 の活動に賛同して小泉誠さんのデザインによる家具、スツール、テーブル、ベッドなどを製作をしてきました。

今回は毛色にちょっと違うものの製作
実家で飼っている犬の犬小屋が壊れそうで探してみたところ、大きさ、価格など中々見合う物が無いと連絡があり、試作品であった犬小屋の図面化をして
頂き弊社で製作をしました。

単純な家具とは違い家と同じく風雨にさらされる上に掃除のし易さなどの配慮も必要です。
デザイナーの小泉誠さんとわざわ座の発起人である相羽建設さんとで事前に検討されています。
デザインをリスペクトして本質を変えること無く、わざわ座の座衆(作り手)ごとの工夫をしながら製作をしていきます。
木材でつくられているので経年変化による反りやむくり、割れなどがどうなるかは様子見だと思います。


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実家の雌犬 リリも喜んでくれているように
見えます。(笑)
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入口付近
片流れ屋根の出と壁の立ち上がりが
あります。

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屋根と壁は贅沢ですが『大杉の家』の浴室で使った
余りの青森ひばの節無し材を使っています。
購入したら坪で2万円以上はします。
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掃除がし易いように屋根の開閉が可能
になっています。
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内部にはわざわ座のタグがあります。
試作なので0番です。

by tanaka-kinoie | 2016-05-08 12:26 | 家具 | Trackback | Comments(0)

『杉並の家』の進捗

いろは設計室設計の『杉並の家』
外周周りの化粧垂木の庇に手間取りましたが、そこも何とか終了して順調に進んでおります。
ゴールデンウィークとはいえ、連続で休むことも難しく近隣にご迷惑を掛けぬように大工は動いています。

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外壁は秋田杉の赤身羽目板
母屋の板張りと雰囲気を合わせることもあり、
ちょっと濃い目の塗装を施しています。

準防火地域の延焼ライン無いですが下地と
断熱材の大臣認定による防火仕様です。


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庇も木部現しですが、こちらもJパネルと面戸に
よる燃え代設計で防火制限をクリアーしています。

無機質な材料使いの都市部の住宅街では本物の
木を使う事で柔らかな外観の演出にもなっています。


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特に玄関前の天井は人を迎え入れる部分だから
こそ木使いが好印象になると思います。
40年以上前に建てられた母屋と同じような意匠も
道行く人に違和感無く感じて頂けるでしょう。
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玄関前の見上げの軒天
出幅が違うのですが綺麗に収まっています。
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庇の下部は板張り
上部は最近は珍しい漆喰塗りです。

こちらも母屋の意匠に合わせています。
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四国の赤身勝ちの杉板がフローリングです。
床暖房を使いますが大きな心配は無いと
思われます。



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断熱材は高性能グラスウールの16キロ
充填も防湿もきちんと施工されています。

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コンセントやダクト廻りの隙間も丁寧に
ふさぎます。
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屋根は立てハゼ葺き
雨樋はタニタスタンダートでどちらも耐久性の
高い材料が使われています。
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by tanaka-kinoie | 2016-05-06 13:13 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)