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聖橋の足場

以前も紹介をした御茶ノ水駅の拡張工事
神田川の大規模な仮設構台から駅のホームの屋根にも鉄骨が掛かりました。
山と川に挟まれた崖地の切土にある駅にコンコースをつくるという、難工事です。
この工事の難易度は相当の物だと思いますが比較的乗降客が多い中ではエレベーターもエスカレーターも無く、
東京では人に優しくない駅の代表格だと思います。
階段の上り下りで苦労しているベビーカーのママ、ご老人もたまに見掛けます。
数年後には生まれ変わってくれるのを楽しみにしていますが聖橋がどうなるのか?

今回足場の掛かった『聖橋』
建築家 山田守の設計でもある東京でも美しい橋の一つです。

しばらくはこんなライトアップもお預けです。
どんな景観になるのでしょうか?

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by tanaka-kinoie | 2016-06-29 10:03 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

ipad stand

以前、大量に作ってからは特に宣伝もしておらず、たま~に売れるipad stand
ただで欲しいという方もおられますが材料代は半端材にしても大工手間は掛かります。
樹種や材の状態(節の有無、色合い、欠損)などで区別して1,500円~5,000円までとなっています。
在庫は20ケ程度 ケヤキ、ブラックウォールナット、鬼胡桃、ホワイトアッシュ、タモ、栗(柾目のみ)、栃(縮み杢)、楢(柾目)、桜などの在庫があります。



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栃の縮杢
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栃の縮杢
栃ならではの縮みと言われる杢目があります。
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売れてしまいましたが栗材です。
現在は柾目のみ在庫有ります。
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今回、知人に送ったのがこれです。
鬼胡桃の耳付き(木の丸みが残っている物)
で源平(木の外周部と中心部の混じった色ムラのあるもの)
の物です。

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うちの愛娘の手です・・・(笑)
動画を見せるときにこれを利用します。
縦横問題無く、立てられます。

この材料は高級材でもあるブラックウォールナット

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焼き印を押してお出しします。
新旧 数種類の焼き印があります。

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下は昔のマーク
現在は大工がつくる家具の印を押します。


by tanaka-kinoie | 2016-06-27 11:40 | 小物 | Trackback | Comments(0)

桧の階段

文京区で工事中のメゾネットマンションのリフォーム
RCの階段を桧で包んで木質化していますがほぼ終わりました。


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着工前
もとの階段はガラス手摺で踏み板と蹴込みも
広葉樹の集成材できちんと作られていました。

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着工前
住宅建築ではあまりやらない手法ですが
モダンな納まりでした。
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解体後の躯体はこんな感じでした。
桟木などの木下地は以前の踏み板を留めるもので
一部は再利用しています。

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この雛壇の横っ腹に1枚板の桧を取り付けるという
無謀なチャレンジに・・・(笑)
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ササラ桁は寿司屋のカウンターに十分適合する良材です。
長さ4500mmで幅が400mm厚みは50mmの桧無地
1枚板です。

マンションで使うような大きさでは無いと大工に言われました。
5人がかりで外階段から9階まで搬入したようです。
苦労した分、マンションではあり得ない、立派な階段になったと
思います。
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手摺は2段にしています。
上の手摺の仮合わせをしています。
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養生で見えませんが踏み板も蹴込みも全て無地桧の1枚板
1段目の900角だけ幅接ぎをしています。

床材も全て桧無地
養生の剥がれるのが楽しみです。

by tanaka-kinoie | 2016-06-23 19:57 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

巣鴨の地鎮祭

巣鴨での地鎮祭
いつもの都心部での現場が始まります。
防火、狭小、細街路など工事には良い条件ではありませんがもっとも弊社の得意とする処
ご指名を頂きましたからには弊社也の材料使い、出来栄えと全力投球で頑張ります。
神主様からは地域の案内と周辺のグルメ情報も頂きましたので、現場へ行く楽しみも増えました。
現場ブログも始まりますのでお楽しみに!!!

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by tanaka-kinoie | 2016-06-21 20:02 | 地鎮祭、上棟 | Trackback | Comments(0)

昔の写真 2題

母より実家に置きっ放しの物を片付けて欲しいとの連絡があり・・・・・
諸々整理していると小さな箱の中から昔の写真が出てきました。

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1枚は家族写真
右下に浮彫印があるので日本橋高島屋の写真館で
撮ったもののようです。


詰襟の制服を着ているので錦糸中学校時代
弟と2つ違いですので中1と中3で間違いありません。
私が15歳なのでそうなると40年前の写真
父が46歳
母が41歳
弟が13歳
妹が11歳

保存状態良好です。

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もう一枚は最近閉館してしまった鎌倉近代美術館
父が撮影したものでしょうね。

時代はわかりませんが創建当時の物なのかもしれません。
手前の池の形状も違うような・・・・・

白黒とはいえ、眩しい白色でピュアな感じがします。


他にも建築写真があると楽しいのですが
まだ見つかっていません。
by tanaka-kinoie | 2016-06-15 18:25 | プロフィール | Trackback | Comments(0)

ブラックチェリー 丸脚

ある施設から大テーブルの製作依頼を受けました。
長さは3m近くあり、幅も1.15mと弊社で作ったテーブルの中では過去最大。
集成材を使いたく無いのでそこまで大きくなると材料の選定も中々難しいです。

色々迷いましたが弊社にある材料から桜系が良いと判断して天板はブラックチェリーと
四方框にミズメを使うことにしました。

デザインは単純ですが出隅のRが大きいデザインなので丸脚にします。
その丸脚が加工をお願いした関西から先日、届きました。

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(材木屋さんの出荷前の写真転載)

いい感じで出来ています。
この太さなのでド迫力

φ91mmと少し太めですがこの大テーブルではバランス
よく見えると思います。

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実物はこんな感じ
梱包解きたかったですが・・・・・
転がりそうで・・・・・(笑)
また追加します。
by tanaka-kinoie | 2016-06-13 13:53 | 家具 | Trackback | Comments(0)

新建築住宅特集6月号について

久しぶりに購入した新建築住宅特集
定期購読はしていないので本屋でめくり、興味のあるテーマや知人建築家が掲載されている時に求めます。
今回の購入理由は特集が『環境時代』新時代とあったことがまず一つ。
この本が発売されてからSNS上で様々な論評があったことでその真意を確かめたかったことです。
また実際に拝見をした伊礼さんの京都サロンが掲載されいたこともあります。

掲載の18題については、共通の3つの環境コメントが求められていますが改正省エネルギー基準についても理解不足のようなコメントが少なくなく、答えにならないはぐらかし方ととれるものもありました。
デザインや建築手法の斬新さはここに掲載される建築家ならではと感じましたが性能を担保する(特にこの号で謳う温熱性能)事に重きを置かない方が相変わらず多いとしか思えませんでした。
中にはオリジナル過ぎる、特殊なことをやっていったいいくら掛かるんだろうか???
建築家がやってみたいエゴではないかと思われる仕掛けもあって、それを語る文面、図を見ればもっともに感じたりもしてしまいます。
いや実際に効果が無いと施主は困るほどお金掛かってそうな物もありました。(笑)
一方でここでは地味になりそうな正攻法できちんと断熱をして実績のある手法で快適性、省エネ性能を実現している知人の建築家達も掲載されています。
SNSでは編集者も勉強不足だとの声もありましたが前者後者との入り混じり方は読者としては面白く拝見できました。
良い意味も悪い意味も含めてこの号は良かったです。


これ以上は私が語るよりも日経BP社の小原隆さんのFBでの発言がわかり易く、転載させて頂きました。

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以下小原隆さんのFBからです。

住宅特集6月号を読みました。特集のタイトルは『「環境住宅」新時代』。他誌の書評はさておき、建築家のみなさんの省エネ住宅に関するコメントが面白い。同じ質問に回答しています。複数の方を除き、建築家の多くは定量的な評価を避けたがる傾向があるように感じました。

掲載されていた住宅のうちいくつかは、外皮性能の向上やエネルギー消費量の低減を目指す以前に、パッシブ的、あるいは建築的な工夫で環境に配慮しています的な取り組みが目立ちました。
かつてはよく見かけたドヤ作品ですが、まだ健在なのですね。

もし、UA値やηA値、一次エネルギー消費量など、熱負荷を計算せずに「環境住宅」を設計しているとしたら、不思議でなりません。デザインと性能のベストバランスを、どうやって検討しているのでしょうか(掲載されていないだけで計算していたらごめんなさい)。

定量データは他者と比較するためではなく、デザインを考えるためのベースとなり、顧客に説明するためにも必要だと思います。見積もり価格を計算・提示せずに、顧客を説得できないのと同じです。感覚に頼った「なんちゃって環境住宅」をつくるのは、もう終わりにしたいですね。
by tanaka-kinoie | 2016-06-09 21:16 | 本、雑誌 | Trackback | Comments(0)

杉並の家

『杉並の家』は家具工事に取り掛かり、木工事も1階を残すだけになっています。
外壁の板張りは終了して上部の漆喰の工事に掛かっています。
準防火地域で延焼ライン内ではありますが下地に不燃面材のモイスを使い壁内のグラスウールとの組み合わせで大臣認定の防火仕様となっています。
設計:いろは設計

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こちらは玄関ドアも防火の木製です。
アルミの味気なさとは比較になりません。

外壁は秋田杉の赤身板
ガードラック塗装

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軒先も木材を使っています。
こちは燃え代設計で可能となりました。
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上部は漆喰
この波ラスの上に下地材から塗り込みます。
こちらも20mmで防火仕様となります。
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室内は化粧張りが数本現しとなります。

by tanaka-kinoie | 2016-06-01 08:15 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)