スキーの手入れ

昨年11年ぶりにスキーに復帰して春先に2回程行きましたが今シーズンは12月に2回程滑る事が出来ました。
マテリアルを一新するのは無理でしたがウェアーとスキーは譲ってもらい、ブーツは昔お世話になっていた専門店で購入しました。
生半可に競技スキーなどやっていた為に半端なマテリアルでは満足出来ない事も困ったものです。
それでも安全に楽しく、そしてスピードを出すとなればあまりケチれません。
ストック、その他は昔の物を使いながらですが何とか準備が出来ました。
仕事は忙しいですが今シーズンは少し繰り出そうと思っています。
そんなことでスキーの手入れも復活させてWax掛けとサイドエッジを研いでみました。

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Waxだって馬鹿になりません
競技スキーヤーは多分、年間に数万円は
出費しているはずです。
昔のものですがフッ素入りの高級タイプを
贅沢に使っています。
雪温に応じて種類を使い分け、時にはMIX
をした配合をしていましたがもうそこまでの
必要は無さそうです。
とはいえクリーニングWaxをしてから滑走用
Waxを塗るので2回塗りです。
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サイドエッジを研ぎます。
工具と多少の技術が必要です。

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ファイル(ヤスリ)をガイドに取り付けて
削っていきます。
滑走面のエッジを1度垂らしてあるので
88度で研げば89度の仕上がりです。

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ファイルさえ切れればこんな感じで
サイドエッジは削れていきます。
その後はオイルストーンを使ってバリを
取ります。
まずまずに仕上がったと思います。
滑るのが楽しみです。

# by tanaka-kinoie | 2017-01-11 15:02 | スキー | Trackback | Comments(0)

糸魚川大火の報告会

昨年の12月22日にあった糸魚川の大規模火災について
省エネ法の改正により断熱性能が重視され、また熊本地震により耐震性能を高める事ばかりに意識が向いていましたが
改めて防耐火性能の重要性を考えるきっかけなりました。
近隣に不燃化特区があり、都内の木造密集地での家づくりが多い私達にとっては他人事でありません。
詳しい検証もこれからされると思いますが現時点ではマスコミの報道程度の情報しかなく大火災になった要因はわからないし、一部では
木造だからこんなに燃えたのだという安易な意見もあるようです。

そんな中で防耐火設計の一人者でもある『桜設計集団』の安井さん主催の被害状況速報の会が開催されることを知って参加をさせて頂きました。



安井さんよりの現地の報告
年末の忙しい時期にもかかわらず火災発生の鎮火前の翌日23日と立ち入り規制が無くなった26日と2回も現地入りしたとの事でした。
この市街地は準防火地域に指定(昭和35年とか)でしたが、それ以前に建てられた家も多かったようです。
東京都の不燃化特区に指定されている地元の南小岩7、8丁目も建て替えが進んでいるとは言えません。
助成金もあるとはいえ家を建て替えるには千万単位のお金も掛かりますので不燃化が急ピッチで進む抜本的な方法は無いと思います。
今回、焼け落ちてしまった家の多くは現行の防耐火基準では無い、裸木造(木が表に露出する)の密集地域であったようです。

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消防力は特に劣っていたわけでは
ありません。





実際、燃えなかった家は奇跡の1軒と言われている家だけでは無く、他にもあったそうです。
火元の数軒隣の3階建ても燃えないで残っている画像を見せて頂きました。
密集された木造に挟まれたような場所にありましたが比較的あたらい準耐火木造のようで画像からは特に損傷は見られませんでした。
裸木造ばかりでなく、モルタル塗などの防火対策をされた住宅が焼けた要因に窓などの開口部が一般的なフロートガラスであり火炎で割れて火が入ってしまったこともあるようです。
隣家などの火事で延焼する可能性の高い延焼ライン内には防火サッシの使用が義務付けられていますので準防火地域では屋根、外壁、軒裏はもちろん窓の防火性能が求められます。


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朝日新聞デジタルより拝借の写真
奇跡の1軒と呼ばれた焼けなかった家です。
奇跡と言う訳でも無く、近年建築されたきちんとした防火構造であること
道路や駐車場、樹木のスペースなど隣地との離隔距離があったことで火が移り難くくなったこと
などがあるようです。
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この写真を見ても外周が空いているのが
よくわかります。
延焼のおそれのある部分が決められているように
隣地との離隔距離のとるのが理想ですが弊社の
敷地条件には全く当てはまりません。
防耐火に関しても今まで以上に性能向上に
務めていく所存です。

桜設計集団ブログ 糸魚川火災の報告
# by tanaka-kinoie | 2017-01-09 12:48 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

本年もよろしくお願いします。

明けましておめでとうございます。
昨年はお陰様で創業80年を無事終えることが出来ました。
私自身が引き継いで3分の一にも満たない25年足らずですが、それでも初代からの功績を引き継ぎながらも自分流で進んできて今の会社があることを実感しています。
温熱性能の義務化が迫り、省エネ、創エネにかかわるZEH化(ゼロエネルギーハウス)、健康増進、耐久性性を求める長寿命化、熊本地震から更なる
耐震性向上への工夫などにデザイン性の要望の高まり・・・・・etc

目まぐるしく変わる、建築業界を取り巻く情勢に対応するべく最近は新しい情報を的確に仕入れた自社のアッデートが社長の重要な役割だと感じています。
地域性と自社の特徴や弱みを踏まえて社内への落とし所を導くことを自身の仕事とし、社員がスキルを身に着け実践するまでを見届けています。

性能を数値化することが普通になった今、わかり易いベネフィットの説明も求められており、実態に近い様々なシミュレーションが可能となりました。
都内の厳しい敷地条件下であるからこそ採光や通風を予測し、それを予め示す能力も選ばれる条件になるでしょう。
設計に関する業務はますます増え、それらに比例して施工では新たな部材、設備機器、ディテールが加わり工期も伸びる傾向にあります。
たくさんの仕事の引き合いをきれずに頂き、ありがたいことですが丁寧につくり込みをしなが一方で生産効率を上げながらよ運営していくことのか今年は特に問われると思います。
社員達も頑張ってくれているので以前よりも休みが取れるようになってきました。
この数年間は家族のことも振り返らずにやってきましたので家族サービス、自分の趣味との両立も悩ましいところです。
81年目の今年もよろしくお願いいたします。


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正月の志賀高原は20年ぶりかもしれません。
天気にも恵まれて家族3人で楽しむことが出来ました。
遠いけれどやはりここは良いスキー場です。
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正月にスキーも波乗りもしたのは数十年ぶり
健康で体力があることにも感謝です。
経営者は体力勝負でもありますね。

# by tanaka-kinoie | 2016-12-31 22:57 | 自分の思い | Trackback | Comments(0)

ブラックウォールナット TV台

現在進行中の『八千代の家』
西側の壁に浮いたTV台を製作します。
天板は大判のブラックウォールナットの1枚板
長さが2m 幅が50cm弱の大きさで無地。
数年前から在庫をしていた中の1枚板です。
こんな板が普通に使える工務店は他には無いと思います・・・(笑)
まあ自分が材木好きであるゆえにあても無く仕入れています。
それでも比較的安く仕入れているからこそなせることなのです。
その材をなるべくカットしないで使えるように家具の大きさと材の大きさのバランスを図っています。
まだ3mを超えるものも数枚あるし、その他にも良材が眠っていますので
運と多少なりのご予算があれば? 
お使いいただけると思います。

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ナットらしい重厚な色合い
塗装すればもって目が引き立ってきます。
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# by tanaka-kinoie | 2016-12-27 20:55 | 家具 | Trackback | Comments(0)

『町角の家』 10年点検

伊礼設計室設計/田中工務店施工 『町角の家』 
スタンダード雨樋、ハーフバス、300上がったデッキ、ちゃぶ台など現在では伊礼さんの標準仕様、納まり、家具などが初めてこの家で使われました。
エコビルド賞も受賞しておりその記念樹もあります。

つい先日、建築されたように思っていたこの家も4月で10年を迎えて、先日点検に行ってきました。

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まずは屋根に上がります。
上がれない勾配もありますが出来る限り上ります。
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OMソーラーの集熱ガラスの点検
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北側ダクト
屋根排気など工夫をしています。
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南側の軒先
登り淀など劣化しやすい部分を板金で
包んだ効果はありました。
うちの標準ですが現在は伊礼さんも同様な
納まりにしているようです。
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300上がったデッキ
最近一部の材の交換などを行っています。
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バトミントンのシャトル
雨樋の中から5つも見つかりました。
これが縦樋の中に落ちると、詰まる可能性の
高い危険な物なのです。
点検で見つけられて良かったです。

# by tanaka-kinoie | 2016-12-25 15:08 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(2)

創業80年

実はことしで創業80年となりました。
私が知る限りでは弊社で建築した築60年ちかくになる家が3軒あります。
昨年は築53年の家の改修工事も行いました。
先日そのうちの1つのお宅の前を通りましたのが、まだまだ現役で使われている様子を見て嬉しく思いました。
土地も大きいので平屋の家です。
以前はもう少し大きかったらしいのですが諸事情で減築されたと聞いています。

これらの3軒の家ももっともっと長持ちして欲しいですが自分が携わった家も100年以上使われ続けていくと嬉しいですね。
見ることは出来ませんが・・・・(笑)

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フェンス越しですが入母屋の瓦屋根の
平屋です。
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門がある家も珍しくなりましたね。
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上棟時の画像が残っていました。
左:鳶の親方
中:祖父 初代 田中豊作
右:叔父 田中昭二 
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米俵に跨ってご機嫌な初代の田中豊作
年代を遡ると現在の私と同じ年齢のようです。

# by tanaka-kinoie | 2016-12-16 15:05 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

『羽田の家』 進捗状況

来年最初の見学会が開催される『羽田の家』は木工事終了間際の追い上げです。
1月21日(土)、22日(日)にお時間ある方は是非お出掛け下さい。

三方を道路が囲み、南側は隣家が迫る敷地
3世代が暮らす木造2階建て準耐火構造の住宅です。
必要な部屋数をそれぞれコンパクトにまとめながら、
ご家族やお客様が集う空間は開放的で広がりのある空間としました。

この家の見所は木造準耐火建築物での木材の現しです。
リビングには燃え代設計による骨太なヒノキの大黒柱とスギの梁があらわれています。
板を厚くして可能となった杉パネル現しの玄関庇などがあります。

また、開放的な間取りに適した新しい全館冷暖房システムであるパッシブエアコンを搭載しています。
家全体をムラなく暖められるため、部屋毎の温度差が小さく、ヒートショックにも効果的です。
寒さの厳しいこの時期に、足元が暖かい快適さを是非ご体感下さい。
また長期優良住宅の認定を受け、断熱の外皮計算UA値は2020年基準0.87を40%以上上回る性能です。

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外壁は黒のガルバリウム角波スパンドレル
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柱無しの吊り方式の木製庇
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吊り庇の天井は杉Jパネルです。
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駐車場スペース
半分がデッキになります。
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大工4人でかなり慌ただしい状況です。(笑)
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ハーフユニットバスにさわら板張りの浴室
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南側の採光が期待できない為に
吹き抜け上部の東側より採光、通風を
得ています。
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ダイニング、リビング
造り付けのキッチン
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燃え代設計の大黒柱と杉の梁
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3階ロフト収納へのスリット階段

# by tanaka-kinoie | 2016-12-14 20:10 | 見学会、住まい教室、他 | Trackback | Comments(0)

『八千代の家』 構造見学会

週末に開催された『八千代の家』 構造見学会の報告です。
普通では南側の採光があまり期待できない敷地条件でしたが冬至に近いこの時期でも吹き抜け上からの日差しにより暖かい室内での見学会となりました。
断熱もサッシも高性能で断熱の外皮計算Ua値は2020年基準0.87を30%以上上回る性能です。


冬の構造見学会は構造体の段階でも室内の断熱性能が実体感出来る貴重な機会です。
12月24日(土)も日暮里にて構造見学会が開催されますのでお時間ございましたらご参加ください。



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# by tanaka-kinoie | 2016-12-13 19:43 | 見学会、住まい教室、他 | Trackback | Comments(0)

『日暮里の家』 上棟

先日上棟しました『日暮里の家』
都内では特に珍しくは無い15坪を少し切る位の敷地です。
当然のごとく、準耐火構造の木造3階建て
それでも道は狭く、斜線制限も厳しくおいそれとは3階になりません。
天空率計算に緻密な構造計算や設備配管の計画、階高の調整を行ったことで実現出来た3階スペース
設計はかっこいいデザイン力も必要ですが、一般的な発想では成し得ないことを地味なことの積み重ねと独自な手法を駆使して行う事も設計力の1つです。
これは難度の高い、敷地条件での長年の経験から成し得ることだと思っています。
また今回は台形型の敷地に合わせた平面計画も構造的にも難度の高いものとなりました。
プレカット頼りには出来ず、手加工も駆使して成り立っています。
まずは建て方時にわかる、その部分もご覧ください。

12月24日(土)には構造見学会を開催しますのでお時間ある方はお申込み下さい。

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斜めの部分の接合部は当然手加工です。
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斜線制限により切妻屋根は難しく
寄棟です。
隅木の加工も手加工です。
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何とか小屋裏スペースも確保したいと
工夫をしましたが構造の複雑になりました。
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小さいながら小屋裏スペースは
こんな感じで確保出来ました。
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屋根の上からの眺め
都心では珍しくない木造住宅の密集地です。


# by tanaka-kinoie | 2016-12-13 08:50 | 地鎮祭、上棟 | Trackback | Comments(0)

住宅医スクール東京2016

今年も住宅医スクール2016 東京で講師を務めました。
確か? 開校当初からのような気もするので今年で5年目かな・・・・・
24講義のうちの契約についてが私の担当です。
私ごときがこんな重要なことをプロの受講生相手に教えるというのは少々気がひけるのです。
事務局からのオファーがある度に私で良いの?と確認をするのですが受講生のアンケートの結果が悪くないらしい。
それはそれで嬉しい事なのですが多分、日頃の業務の中で実体験を通じての正直な内容が伝わっているのだと思います。

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今まではいきなり講義でしたが初めて
自己紹介をしました。
ついでの木造住宅納まり図鑑の宣伝も
させて頂きました。(笑)
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2限目の講義は岡庭建設の池田専務
最新の木造関連施策をここまで話すことが
出来る人は工務店では他に知りません。
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3限目はマンションリフォームの巨笑
マスタープランの小谷氏
間取り、材料使い、温熱、防音などすべてに
おいて考えられた設計を行います。
今回の受講者にはところどころ受け狙いも
成功していました。(笑)


毎年の事ですが自分の講義が終われば
2限、3限と講義を聞くことが出来るのも
楽しみです。

# by tanaka-kinoie | 2016-12-08 20:51 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)