鈴木大拙館へ

前の記事にあったように金沢に材木の買い付けに行ってきました。
ついでとはいえ金沢建築ツアーで一番見たかったのがこの鈴木大拙館
設計は世界的建築家で美術館の設計等では右に出るものがいない谷口吉生さん
建築としては知っていましたが仏教哲学書の鈴木大拙さん自身を全く知りませんでした。
金沢で生まれ 渡米して禅文化を世界中広げたそうです。
前市長が金沢を観光都市にするべく金沢城周辺はもちろん、21世紀美術館を含め中心部に質の高い新しい
施設の建設も積極的に企画していたそうです。
多くの展示がある訳でも無く、広大な敷地に対してはコンパクトに設計されており控えめな意匠ながら贅沢な空間でした。
建物は玄関棟・展示棟・思想空間棟の3つで構成され回廊で結ばれています。
それぞれの棟に配置された玄関の庭・露地の庭・水鏡の庭
3つの外部空間があります。



玄関棟

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有名な思想空間棟の思想、瞑想する為の空間
水鏡の中に浮く形は谷口さんらしい構成でした。

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開口部を通しての外部とのつながりは谷口さんの得意とする所です。
風景、視点の切り取り方もとても綺麗です。

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水鏡の庭
定期的に波紋が広がるな仕組みがあります。

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思想瞑想室
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ここに建築馬鹿二人(笑)が現る
いつの間にこんな写真を撮られていました。
何を撮っているんだか・・・・
かなりディテールに興味があったと言う事です。
無の意匠と谷口さんが言われますが無にするための納まりは技術も必要でそこの解析でした。(笑)

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見上げているのは庇のディテールについて語り合っている様子・・・(笑)

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開口部の納まり
ステンレスのフラットバーと漆喰でのエッジの効いた納まり

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外壁上部の漆喰のシャープな底目地

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納まりが知りたくて思わず2冊も買っちゃいました。

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by tanaka-kinoie | 2018-04-14 12:23 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(2)
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Commented by hirano-soft at 2018-04-15 19:00
田中さん。
ご無沙汰しております。
平野です。
谷口さんの処女作が掛川の資生堂アートギャラリーですよね。
先日、20年ぶりに行ってきました。
ここもいい感じですね。
失礼いたしました。
Commented by tanaka-kinoie at 2018-04-16 07:59
> hirano-softさん
おおっ
お元気そうで何よりです。
谷口さんの建築はあとは平成館だけです。
アートギャラリーは新幹線からちらっと見える建物ですね。
いつか行ってみたいです。
クリニックの設計いい感じですね。
きちんとした仕事をしているのであれば良かったです。
またどこかでお会いしましょう。
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