偽物の技術と本物志向

写真の転写などプリントの技術で、より本物に近い見た目を実現することが可能となりました。
我々プロが見ても遠目には樹脂やビニールとわからない建築建材が蔓延っています。
何を今更と言われそうですが数年前までは明らかにプリントだとわかった物が最近では目の前で見てもわからず、触らないと判断出来ないほど精密になっています。
また今までになかった高級材にもそんなものが登場して先日はびっくりました。

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こちらは古いホテルの小さな踏込み
框はオニグルミで本物、無垢材でした。
床はブラックチェリー
中々良い材料かと思いきや、そんな高級材が
使われるような部屋ではありません。
パッと見では気付きませんがビニールのクッションフロアーのブラックチェリー柄
こんな高級材を対象にした物があるのを知りませんでした。
見た目は別に悪くはありませんでした・・・・・






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ブラックチェリーらしい良い杢目です。
良材の写真を撮ってどんな方法かはわかりませんが
転写してるのでしょうね。
もしこれが本物であれば3万円/坪以上はするでしょうね。
使ったことも無いし、一度くらいしか見たことがありません。(笑)
弊社で標準的に使う無垢フローリングは高級品でも2万円は
いきませんので本物はかなりの高級材です。
















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こちらは玄関扉ドアです。
ここは準防火地域
機能上で木製引き戸の防火戸は無いのでアルミの防火戸
を使いましたがこれも見事なブラックチェリー柄でした。
お客様の選択は決して悪くないのですがこんな時は潔く
カラーアルミのステンカラーをお奨めしたりしています。

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こちらは弊社で使っている桧板の木製引き戸
防火規制の掛からない場所などで使っています。
アルミに比べれば数割高いですが見た目はもちろん
断熱性能にも優れています。

玄関ドアは家の顔
それだけで家としてに風格もあがりますし無機質な
ガルバリウム鋼板であればこの木の雰囲気がぐっと
映えてみえます。


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防火制限によっては使えない場所もありますが
ドアに関しては防火ドアもあります。
出来る限り木製扉をお奨めしています。
なるべく雨に濡れない配慮は必要ですが昨今は耐久性も重んじて
作られています。
昔の扉のように腐って朽ちる事も無いと思います。

























by tanaka-kinoie | 2018-05-29 16:15 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)
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