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SUZUKI蕎麦屋上棟

会社前の寿々木蕎麦屋の新店舗が上棟しました。

敷地が台形なので建物もそれに合わせたプランとしています。
その分、屋根の構造(小屋組)は工場での加工(プレカット)では対応が出来ず、久しぶりの手加工(手刻み)となりました。
登梁と斜め桁との接点の仕口が14ヶ所
プレカット部分が大半ですが小屋組は材料だけを会社下の加工場で事前に入れて墨付け刻みを行いました。
弊社のように加工場が無い工務店が大半ですしプレカットの技術も進歩して大抵の事が可能となっていますが人の手でないと
出来ないこともあります。
それが出来る技術のない所は今回の平面計画さえ成り立ちません。
人(大工等)の技術がある前提こその設計であると思います。

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手刻みのアドバイスをベテランのW大工に相談するT大工

わかっていてもソーシャルディスタンス保ち難い状態
マスクはもちろんアルコール消毒液を用意して慎重に
短時間で
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形状は台形型の上登り貼りが14本あります。
水下の軒桁は水平ですが水上の桁は斜めなのでそこが
手加工です。
長さも違い、角度も複雑で慎重に行ってます。
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原寸のモデルをつくり合わせています。
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手刻み風景20年程前は普通に行っていたのですが現在は加工場所が無い事と効率、運搬を重んじて工場でのプレカットが主です。
以前は大工は造作だけでなく、構造体の刻みも行っていましたがここが大工らしい加工の風景です。
どぶとか大入れとか言いますがこの溝に登り梁が掛かります。斜めに加工されています。
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手起こしと言われるクレーン車を使わないで人力だけで
行いました。
力のいる作業ですが反って効率が良くスピーディに
作業が出来ます、

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登り梁が規則的に並ぶ様子がダイナミックです。





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乾燥木材とはいえ梁も長さによっては50キロ以上にはなりますので手で揚げるのは中々大変です。





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綺麗に登梁が並んできました。

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軒先の端部はこんな感じで納まります。
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接合部は隙間なく、綺麗に収まっています。

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小屋組み完成で上棟
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登り梁を24㎜の構造用厚合板で繋ぎ留めて水平後面を
保ち大きな地震力に対抗します。

by tanaka-kinoie | 2020-04-26 13:54 | 地鎮祭、上棟 | Trackback | Comments(0)
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