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腰掛け蟻継ぎ

大工育成塾塾生の梅津君は吉田指導棟梁のもとで徐々にノミ、カンナ、ノコギリ、墨坪、差し金などを使い出しました。
最近は、構造材の接合部(継ぎ手、仕口)などの練習もしています。
そして出来たのがこれです。

腰掛け蟻継ぎ_c0019551_22484464.jpg腰掛け蟻継ぎ_c0019551_22485168.jpg

左:吉田指導棟梁作                 右:梅津塾生作

素直で明るく、頑張っています。
by tanaka-kinoie | 2008-05-02 22:51 | 大工育成 | Trackback | Comments(10)
Commented by boro9239 at 2008-05-03 07:33
一目瞭然!でも継ぎ手に勢いとか情熱を感じられますね。
Commented by kazuo-nakazato at 2008-05-03 09:36
キザミから習わせるのはすばらしいですね。
弊社は下小屋がないのと、これからプレカットでという将来性とで見習大工にはキザミは教えていません。
ただ、増改築の場合に必要になりますので、今出来る大工にその時付いて覚えてもらうしかない状況です。
Commented by studio-tsumugi at 2008-05-03 10:39
こうしてひとつひとつを習得していくのですね。 嬉しいな~
Commented by tokyomachiya at 2008-05-03 16:37
今年から塾生を受け入れましたね!
梅津塾生の成長が楽しみです。
永く住み続けられる家って言ったって、後継者がいなくなりゃ修理も出来ず、住み続けられなくなっちゃいますからね。
1ヶ月でもう仕掛けを教えているんですか、早いですね。
相羽建設ではまず掃除と片付け、臍穴掘りでした。
Commented by tanaka-kinoie at 2008-05-03 17:31
boroさん
ほんとに勢いを感じます~(笑)
Commented by tanaka-kinoie at 2008-05-03 17:35
中里さん
刻みを覚えさせるは弊社でも大変です。
私が大工で無いので、古株に任せていますが監督的、役割も彼にはさせたいと思っています。
大工としての役割と工務店として家づくりの全体的な役割も教え込んでいます。
Commented by tanaka-kinoie at 2008-05-03 17:37
紡さん
私が教えてはいませんが、吉田大工の最後の弟子になるのは間違いないです。
たった1月程度でも少しづづ、顔つきも変わってきました。
ひとの成長を感じるのは嬉しいですね!!
Commented by tanaka-kinoie at 2008-05-03 17:40
迎川さん
塾生の育成は、大変ですが将来が楽しみです。
今回は刻みがあったのでホゾ穴をやらせましたが、時間があったので
継ぎ手もやらせてみた次第です。
Commented by hontouni-ii-ie at 2008-05-04 23:38
さすがは、棟梁すばらしい腕ですね!
私は、梅津君よりほんのちょっとだけ
うまいくらいです。(泣)

こいった技を若い大工が覚えてゆくのは
とても大切なことだなと思います。
Commented by tanaka-kinoie at 2008-05-05 06:50
hontouni-ii-ieさん
プレカットが殆どとは言え、木を組む、継ぐという日本の伝統に少しづつ
興味を持ってくれているようです。
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