2018年 01月 24日 ( 1 )

外壁板張り 天竜焼杉

弊社では主にガルバリウム鋼板の外壁を使っています。
木とのマッチングも良く、比較的リーズナブルで耐久性もあるからです。
金属の質感がお嫌いであれば湿式となり工事費は若干アップしますがそとん壁を使うことが多いです。
ここでは理由は述べませんがどこでも見かけるサイディングは使っていません。

最近ではお客様からの要望により何軒で使った板張りの外装も好ましく思っています。
都会で板張りなの? 燃えないの? 耐久性は?
って思われるかもしれませんが不燃下地との組み合わせで準防火地域でも使う事は可能です。
材の選択と使い方によってはメンテナンスが特に大変だとか前者に比較して耐久性が劣る事もありません。
板張りでは秋田杉が多く、特に腐りにくい部位である赤身板を使っていましたが最近になって静岡で焼杉をつくっている工務店さんから見本板を送って頂きました。
18mmと厚みもしっかりあり炭化層が深く、幅も225mmもある杉の産地では有名な天竜材の焼杉です。
近日中に社屋の車庫外壁に張ってみる予定ですが墨も手につくので持ち易いように見本パネルをつくってみました。
都内近郊ではまず見ない外壁ですので使いたいと言う方が現われれば目を惹くことは間違いなしです。
秋田杉赤身の外壁も車庫に張りますので荒木の素の雰囲気と焼杉の黒と2種の材料を比べてもらえれば良いかと思います。


c0019551_17371109.jpg


『北国分の家』
外壁は秋田杉赤身ひき板に押し縁
くどうはじめ材木店の杉板です。
 



 

 設計:田中敏溥建築設計事務所
 施工:田中工務店
 写真:垂見写真事務所 垂見孔士







c0019551_17371790.jpg




『北国分の家』
 玄関下屋





 設計:田中敏溥建築設計事務所
 施工:田中工務店
 写真:垂見写真事務所 垂見孔士







c0019551_17372515.jpg


 




 この焼杉の施工例です。
 残念ながら弊社の建物ではありませんが焼杉と
 木製サッシとのマッチングが良く
 独特の趣があります。
 
 設計施工:扇建築工房








c0019551_17372243.jpg




 



 こちらも扇建築工房さんの施工例
 建物周りの植栽も素晴らしいです。



 設計施工:扇建築工房







c0019551_17372913.jpg



 






 焼杉板見本パネル
 墨が付くので枠を回しました。

焼杉のつくり方








c0019551_17373222.jpg


 








 厚みが18mmあるので炭化層を深くする事
 が可能です。
 そのぶん耐久性が高くなると思います。


by tanaka-kinoie | 2018-01-24 15:54 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)