仕事は楽しいですが休みが少ないのでストレス発散の方法はいくつも持っています。
波乗り、スキー、街歩きなどですが前者2つは時間が無いと難しいので街歩き(銀ブラ)をよくします。
大抵は週末の打ち合わせが終わった後に街に繰り出します。
新旧の建物巡りはもちろんデパートの催し、インテリアショップ廻り、ギャラリー散策など合間にしています。
上野周辺の大御所の展覧会なども行きたいと思っていますが並んでまで見ることはストレスにもなるので避けています。
デパートはデザイン的な催しの多い、松屋が多いですが小さなギャラリー、画廊の展示で見逃せないものも多いです。
この時期だと歩行者天国が終わる間際に到着
建物の照明がつき始めてウィンドウが行燈のようになる夜に入る間際の時間帯が好きです。

老舗のとらや帽子店が目立ちます。
とても買える価格ではありませんがボルサリーノなど高級な帽子が気になります。
帽子など滅多にかぶらないのに欲しくなります。

偶然にも松屋デパートにてデザインコミッショナー主催の掛け軸の楽しみと題した展示行われていました。
コミッショナーメンバーは当然ながら日本のデザイン界の重鎮の方々です。
こんな展示を独り占め
松屋しか出来ないこれらの企画にはいつも感心します。

会場の構成はたぶん小泉誠さん
白を基調に朱色のアクセント
掛け軸のひとつひとつがひきたってよけいに素敵に見えました。


小泉さんの掛け軸はとても地味目です。(笑)
遠目には無地に見えますが愛用する古伊万里の猪口のわじみを紙に写したものだそうです。
バランスよく写されていてよくよく見れば味わい深く鑑賞出来ます。

モダン椅子を題材にした黒川雅之さんらしい題材

川上元美さん
漢詩がテーマ

会場で一番目立っていたのがこの掛け軸でした。
恭賀新春と題され新しい年号がはじまることも意味する一の意味は深いです。


面出薫さん
闇がテーマ

主目的はこちらでした。
ギャラリーゴトウさんで開かれていたガラス作家の扇田克也さんの展示

HOUSEのコレクションは自宅にも3つ程ありますがどれとして同じ物もないこの色合いも良く
鋳造ガラスはいくつでも欲しくなります。

庭の要素と題された新作がありました。

お互いに面識はないそうですが二人の作家がHOUSEがテーマで結びつけられています。
こちらは版画家の山中現さんのリトグラフ
この絵も素敵でした。
