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2020年 04月 02日 ( 1 )

都電の線路

2月ごろになりますがお茶の水橋の舗装の下に都電の線路が埋まっていると少し話題になりました。
普通ならあまり興味を示す話題ではありませんが30数年前舗装会社に勤めた時の事を思い出して懐かしく思いました。

25歳ぐらいの頃で比較的大きな現場を任されて夜間工事の監督をしていました。
四谷見附から市谷方面に向けての外堀通りで道路アスファルトの凸凹削る作業(舗装切削工事)を行っていた時に固いものにあたって削れないと切削機械のオペレーターから報告がありました。
それが都電の線路とその周辺に敷き詰められていた御影石だったのです。

想定外の事でしたがそれらが延長して埋まっていることや簡単には撤去出来ない事を線路レール上まで削り、翌日都の土木事務所に支持を仰ぐこととしてその日の作業を終えました。
結局撤去することは難しいとの判断からその上にアスファルト舗装を被せてなにもなかったように平滑な道路となり無事工事も完了しました。
お茶の水橋のニュースはそんな記憶をよみがえらせてくれました。
ちなみに自分が掘り起こした四谷駅の都電は1970年午前に廃線となったようです。


都電の線路_c0019551_18020795.jpg





これが思いで深い四谷駅前の現在の状況です。
お堀側はほとんど変わっていませんが
反対側は近代的なビルが完成しています。






都電の線路_c0019551_18021085.jpg



そんなことでよく通るお茶の水橋ですが
懐かしさもあって目の前まで行ってみました。


都電の線路_c0019551_18021313.jpg



真っ直ぐなのは線路のレールです。
レールの外側と間には御影石が敷き詰め
られています。
30数年前の記憶が蘇ってきました。














都電の線路_c0019551_18021721.jpg



話題になったせいなのか警備員が立ち止まることを許さず、歩きながらの写真です。
それでも何とかレールの断面が撮れました。

他にも埋まっているところがまだまだあるようですし、御影石の敷石は四谷の荒木町などで
使われているところもあるようです。

あの頃は道路会社で一生働くのかと思っていました理由は色々ありますが建築屋に
転職して良かったと思います。

by tanaka-kinoie | 2020-04-02 17:58 | 家具 | Trackback | Comments(0)