カテゴリ:建築、仕事( 770 )

田中工務店材木市

今年で3回目になる田中工務店ミニ材木市大阪の材木屋『橘商店』さんが東京での会合に無理を言って材料積んで来てもらっています。
大阪から十数時間掛けて弊社に早朝着、不眠不休で2t車を運転して来てくれました。


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こんな感じで様々な材料が積まれています。
栗、楢、花梨、欅、洋桜、ウォールなっとなどなど樹種も、大きさも様々です。
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早々に材料を並べてくれています。
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栗が得意な橘商店
良質な栗材が揃っています。
この画像ではわかりませんが目の詰まった建具用の柾目材も揃っています。
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洋桜の共材
綺麗な材料でした。
これは接いでテーブルにしたらかなり良い物が出来そうですが最近は材料の買い付けが多いのでぐっと我慢でした。
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名栗の六角の小柱の見本
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一本突きの名栗の見本
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突板を重ねて手間を掛けて作られるネックホルダーと銘木ボールペン
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今年は工務店、設計事務所など多くの方にご参加を頂きました。
弊社の買い控えもあって市では半分程度しか売れませんでしたが
もし来年も機会があったら売り切れるように頑張りたいと思います。



by tanaka-kinoie | 2018-05-18 08:19 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

『本駒込リノベーション』お引渡し

先週末にお引渡しの終わった『本駒込リノベーション』
奥様のご実家であった築50数年の家が生まれ変わり、新築と見紛うばかりの家になったと思います。

以前の様子など

耐震性と防火性能は現行基準に適合、断熱性能もZEHレベルまで引き上げて性能面でも一般の新築住宅とは遜色のない形になりました。
『住み継ぐ家をつくり継ぐ』が弊社の社訓です。
最初の建築、増築は弊社の手によるものではありませんが安心、安全を心配せずにあらたに住み継いでいただけるような家になったと思います。
御客様も刷新された様子に驚かれ、とても喜んで頂きました。
郊外のお住まいから都内に通わずとも、ご主人のオフィス兼住居的なスペースとして使われていくようです。
腐朽や劣化、白蟻の食害など予想はしていたとはいえ工事的には手こずりました。
どう直すかの明確な答えが無い部分も知恵を絞って良い方向に導けたと思います。
良いチャンスを頂けました。

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by tanaka-kinoie | 2018-05-14 12:37 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

『町家の家』土台敷き

最近北区、荒川区で徒歩圏内で囲まれたエリアでの仕事が多いです。
来週半ばに町屋にて上棟する長期優良住宅の『町屋の家』
本日は土台敷きでした。
奥行きが長い土地なので短手の方向の構造壁はWにする所が多く耐震等級3を確保しています。
HEAT20 G1レベル以上の断熱性と耐震等級3はもちろん住宅密集地でもあり防火性の強化もしている木造3階建てです。
ご自宅に最高を得たいのは誰しも望むところですが、隣接するご実家への日照の配慮も検討すると言うある意味では裏腹、相反するような
プランニングも盛り込んであります。


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土台がWになっているのは構造壁が一つの通りでは足りないからです。
細長い建物では短辺に開口が多くなるので同じに位置に構造壁が重なるW構造壁を用いることがあります。
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道路側の車庫の入口
W構造壁が3か所あります。
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土台上から突き出している16mmのボルトの役目

強い構造壁には地震時に大きな応力が掛かり、壁自体に
回転力が生じて土台から柱が引き抜けようとします。
それらを抑え込む為にこのボルトにホールダウン金物を取り付けてそれらを防ぎます。













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by tanaka-kinoie | 2018-05-12 21:41 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

5年定期点検

『小松川の家』の5年目の定期点検に同行しました。
環境の良いところで緑道に面したリビングからは青々とした木々の借景が望めます。



3階となると屋根に上がるのは少し怖いのですがここは勾配も緩く比較的屋根に上がりやすい条件でしたので思い切ってあがってみました。
ガルバリウム鋼板の瓦棒屋根の状態は良好でした。
スカイツリーが緑道越に望めます。
写真はありませんが床下の点検も防蟻保証の5年点検時期
床下も良好な状態でした。

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2階ベランダからも全面緑道が望めます。
その為に腰壁の一部をワイヤー手摺にしています。
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溶融亜鉛メッキの手摺は結構長持ちしますが入隅部など鍍金の付着が甘い部分がたまにあります。
こんな時は常温亜鉛鍍金でのローバルを塗布すれば安心です。
鍍金処理をした鉄部のある家は定期点検時に持参します。
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奥様の親戚関係から支給材として納入された超最高級木材の御蔵島の桑材です。
階段用に弊社で加工して使いました。
つげと並ぶ御蔵産の良材です。
黄金色の桑など言われますがつるつるで輝いていました。
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こういった材の経年変化を見るのも点検時の楽しみです。







































木目を見ただけですぐに暴れやすい木だとわかりましたが案の定
接いだ部分に数ミリの隙間が空いていました。
仕方が無い事なのですが近日中に補修予定です。
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冷暖房による温湿度の変化もあり材によっては仕方の
無いヒビや割れもあります。
割れたからと言ってやみくもに補修することはしません。
定期点検時には補修が必要か否かの判断もします。




by tanaka-kinoie | 2018-05-03 21:03 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

本駒込リノベーション

『本駒込リノベーション』
接道条件が悪くて建て替えが出来ない住宅のフルリノベーションです。
1月中旬から内装、外装の解体工事を始めましたが木工事も終わり、やっと目安がついてきました。
築50数年 想定よりも劣化、腐朽が酷く、基礎補強と構造躯体の補強や交換に手間が掛かってしまいました。
基礎高さが低く、その上雨水が流れっ放しでそこからの湿気などにより劣化腐朽が進んでしまったと思われます。
出来れば基礎補強にもう少し時間と手間を掛けたかったのですが優先権を決めてバランスよく工事を行う事を心掛けました。
年代が古く、当時の建売でもあり、前所有者から引き継いでいる事もあり完璧にと言う訳には行きませんでしたが温熱と上部構造の耐震性は間違いなく高まっています。
ほぼ現行基準、いやそれ以上になりました、


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旗竿敷地で2軒で接道2m程度













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突き当りが今回の対象です。
























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南側
機械的な床下換気が2ヵ所あります。













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腐朽の酷かった北側
土台と柱を交換しました。
昔の基礎は現在の基準の400mmを大きく下回り
200mm程度しかありません。
これらも湿気を呼んで腐朽を早める原因になって
いると思います。
交換された土台と繊維補強された基礎です。
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立ち上がりの少ない基礎
土間を斫り水捌けを良くして
土台側面を防水します。







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大引きを土台よりもあげて基礎と大引き下で
床下換気を促します。
防湿シートも敷き込んでいます。

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増築された部分は構造的には悪く、殆どスケルトンにしました。

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ガルバリウム鋼板の外装
正面にはバルコニーを設置します。

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当初建物からの1,2階の形状の違い

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階段部分が少し飛び出しています。


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丸い換気口2つが床下換気です。


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隣地間の距離
殆ど手が入らずです。

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こちらがわも同じです。

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玄関付近
階段より
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1階事務所部分
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複雑な階段ですが以前のように
急ではありません。

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2階の和室

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by tanaka-kinoie | 2018-04-23 10:24 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

鈴木大拙館へ

前の記事にあったように金沢に材木の買い付けに行ってきました。
ついでとはいえ金沢建築ツアーで一番見たかったのがこの鈴木大拙館
設計は世界的建築家で美術館の設計等では右に出るものがいない谷口吉生さん
建築としては知っていましたが仏教哲学書の鈴木大拙さん自身を全く知りませんでした。
金沢で生まれ 渡米して禅文化を世界中広げたそうです。
前市長が金沢を観光都市にするべく金沢城周辺はもちろん、21世紀美術館を含め中心部に質の高い新しい
施設の建設も積極的に企画していたそうです。
多くの展示がある訳でも無く、広大な敷地に対してはコンパクトに設計されており控えめな意匠ながら贅沢な空間でした。
建物は玄関棟・展示棟・思想空間棟の3つで構成され回廊で結ばれています。
それぞれの棟に配置された玄関の庭・露地の庭・水鏡の庭
3つの外部空間があります。



玄関棟

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有名な思想空間棟の思想、瞑想する為の空間
水鏡の中に浮く形は谷口さんらしい構成でした。

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開口部を通しての外部とのつながりは谷口さんの得意とする所です。
風景、視点の切り取り方もとても綺麗です。

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水鏡の庭
定期的に波紋が広がるな仕組みがあります。

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思想瞑想室
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ここに建築馬鹿二人(笑)が現る
いつの間にこんな写真を撮られていました。
何を撮っているんだか・・・・
かなりディテールに興味があったと言う事です。
無の意匠と谷口さんが言われますが無にするための納まりは技術も必要でそこの解析でした。(笑)

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見上げているのは庇のディテールについて語り合っている様子・・・(笑)

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開口部の納まり
ステンレスのフラットバーと漆喰でのエッジの効いた納まり

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外壁上部の漆喰のシャープな底目地

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納まりが知りたくて思わず2冊も買っちゃいました。

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by tanaka-kinoie | 2018-04-14 12:23 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(2)

まぼろしの床材買い付ける

良材使いも工務店の特徴です。
常に良い材を御提供出来るように情報収集は欠かせません。
先日も懇意にしている材木屋さんのブログを拝見していたら欲しい材料らしきものがあり、すぐに反応してしまいました。
興味本位ですぐにコメント入れるとすぐに見積書が届くと言うレスポンスの良さ・・・・(笑)
手に入り難い床材が思っていたよりも安かったので全量買いました。



その他の材料の仕入れもあって材木屋さんの倉庫に行った際に見たのがこの箱
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LAOS PINE FLOORING(笑)
価値もわからずなのかずっとどこかの
倉庫に保管してあったという感じの雰囲気




















以前『八広の家』で使った同様の材料です。
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美しい柾目
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この細かい目の詰まり方
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届くのが楽しみです。

by tanaka-kinoie | 2018-04-07 21:19 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

金沢に行ってきました。

材料の仕入れと打ち合わせで金沢に行ってきました。
合間に建築ツアーもしましたのでおいおい記事をアップしていきます。


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金沢駅前のお決まり写真スポット
鼓門(つづみもん)












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仲間と待ちあわせて建物探訪に向かうも
偶然発見した村野藤吾の北國銀行
アーチ形の開口ですぐにわかりました。












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車窓からの写真のみで見学無し







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こちらもお決まりの
21世紀美術館へ
妹島和代さんの設計





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好き嫌いはありますが、僕らの心には何も響かず殆どスルー
技術的には難しい部分もあったと思いますが分野や手法が違い
過ぎて納まりの検討もする感じでは全くありませんでした。









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反対側にあったお茶室の立礼は材料、納まり共に
興味をそそるものでした。







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前田家ゆかりのお茶室も繋がっています。























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こんなディテールまで気になります。
変木の窪みを雨戸戸袋の手掛けにあてています。














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新しく復元された菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓









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数年前の建築中に見せて頂いた
河北門
総けやきづくり





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実は間の見学が抜けていますが琴線に触れた建築は
鈴木大拙館
改めて紹介します。

by tanaka-kinoie | 2018-03-31 08:13 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

OM総合保証の盾

OM経営者会議の中で行われるOM総合保証総会
その中で優良工務店表彰と優良担当者表彰があります。
瑕疵保険法人のハウスGメンとOM総合保証が品質管理向上為に提携し事務手続きと検査業務の中で減点の無い工務店と担当者が表彰をされる制度です。
そんな評価制度が始まってから弊社では連続して優良工務店表彰と優良担当者表彰のW受賞をしています。
その表彰制度では賞状のかわりとして表彰名の入った金のプレート付のアート作品の盾が授与されます。
それら18枚は陽の目も見ずにそのまま箱に入ったままでしたが先日やっと全てを飾る事が出来ました。



表彰式はこんな感じで行われます。
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各自が手にしているのが表彰盾がわりのアート作品です。
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まずは打ち合わせコーナーの正面に優良工務店表彰の盾を10枚飾りました。
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アメリカンチェリーとシナベニヤでアート作品を並べられるホルダーを製作しました。
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こちらは応接コーナーの様子です。
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こちらは優良監督表彰の盾です。
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これからも連続してW表彰が出来るように
日々努力をしていきます。


by tanaka-kinoie | 2018-03-20 20:15 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

銘木買付け?

毎年この時期に開催される岐阜の銘木協同組合の市に行ってきました。
東京近郊の材木市場には行ったことがありませんがここは広葉樹の数、種類では群を抜いて多いはずです。
全国から材木の目利きが集まっています。
とはいえどれもまだ生の状態で乾燥して建材として使われるまでには数年かかります。
その分、一般で販売されているすぐに使える板よりは価格は抑え目で買える物も多いのですが割れや反りなど材の暴れに関してのリスクはあります。
材の見方も多少はわかるとは言え、広葉樹の扱いに慣れている材木屋の知識には全くかないません。
この数年の中では一番落ち着いて材を見ることが出来ましたが結局、少量しか買付けを入れずで殆ど買う事が出来ませんでした。

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屋根の無い 外にも材料が溢れています。
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板材だけでは無く、丸太も置いてあります。
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巨大な欅の梁
社寺、仏閣、大きな門などで使われるものです。
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ウォールナットだけでも数えきれないぐらいあります。
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大好きなチーク材ですが長過ぎたり大きさが希望に合わなかったりでした。
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良いチークでしたが5m以上もあって長過ぎで諦めました。
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広葉樹優勢ですが針葉樹の量も凄いです。長さも絞りも見事な丸太が沢山ありました。c0019551_16230935.jpg







































ヒノキの枝付き丸太
使い方によっては面白いと思います。
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高騰していると言う栃も数多くありました。
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欅の巨木
原木で6000万?していたという丸太を板にした物ですがこの板も当然数千万するそうです。
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欅で銘木と判断される瘤の部分で価値のある玉杢と言われる目です。
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by tanaka-kinoie | 2018-03-16 16:22 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)