カテゴリ:建築、仕事( 813 )

カラー鉄板小波 外壁

荒川区、台東区などの住宅密集地を歩いていると良い具合? に錆びているカラー鉄板(鋼板外装)の古い仕舞屋や住宅を見かけます。
これと思うものに出会うとつい写真を撮ってしまうのですが古さ、ボロさ(失礼)だけを面白がっている訳ではありません。
劣化具合がさまになっているというのか
経年で鉄らしい錆の浮き方が1枚ごとに違い、そのコントラストが独特の風合いを醸し出している事を良しとして写真を撮ってしまいます。
もちろん一般論で言えば錆が侵食すればいずれ穴が空き雨水の侵入にもつながります。
張替や塗装が必要なことが言うまでもありません。

現在は一般的な住宅の外壁はサイディングと言われるセメント板が主流です。
表面塗装の耐久性はどんどんあがり、タイルと見間違うばかりの彫りの深い形状もある。
似非的でもそこそこ見栄え良くまとまり、経年劣化も少なくそれが売りになっています。
それ故に劣化することが良き風合いを生む事などはありません。

弊社は鋼板外装をよく使いますが形状はほぼ同じでも主流はガルバリウム鍍金でカラー鉄板とは違い耐久性が高い鋼板です。
このような錆は生じません。
この建築当時は木の下見板張りか、モルタルか、鉄板張りだったと思いますが火事の事や隣家との隙間の狭さからこれが選択されたと想定されます。

モルタルや木板張りは経年変化も現れるのですが現在のガルバリウムの鋼板外装では多少の色抜け程度で大きな変化はありません。
それでもサイディングのような醜い劣化では無いことは確かです。
耐久性を保ちながらも経年の劣化と共に風合いが良くなるような材料は無いに等しいでしょうね。

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神田の仕舞屋
間口が無いので元は長屋だったの
かもしれませんね






















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鳥越にて
パッチワーク的な鉄板に錆も加わり
渋めながらも鮮やかな色合いです。
2階建てを増築して3階にした形跡も
あります。



by tanaka-kinoie | 2019-07-14 17:57 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

瓦の葺き直し

地元の西小岩にある弊社が手掛けた築30年前後の住宅です。
屋根外装工事の真っ最中で梅雨の影響もあって工事は遅れ遅れですがまずは瓦の載せ替えが終わりホッとしています。
瓦下の防水紙が縮まってしまい、瓦の下を通る雨水が室内に侵入していたことでの対応です。
(瓦は構造上 多少の雨水が侵入します)
今まで一度も改修を行っていないとはいえ、瓦はヒビや割れの症状は全くありませんでした。
既存の瓦をそのまま使い再施工をしています。
瓦をひっかける瓦桟への留め付けも悪く、瓦桟への新たな釘打ち、棟全般の積み直しはもちろん
屋根の瓦の一部を移動して、新しい防水紙を敷き込んで葺き直すなど天候を睨みながらの工事となりました。
葺き直しとはいえ塗装と違い瓦工事は比較的、高額となります。
とはいえ30年近く、ほとんど何もしなくても問題無かったことを考えると決して高いものではありません。
弊社の屋根は殆どが金属葺き
新築での瓦の施工経験も数十年ありません。
屋根が重いと地震に弱いと瓦が悪者扱いされますが重いなりに耐震性を高めればよい事です。
瓦は焼き物ですので耐久性が高い事は間違いないです。
お客様からのご要望は殆どありませんが軒先やけらばが出せるような条件であれば使ってみたいです。
瓦屋さんも少なくなっていますので今回のような改修工事でも瓦屋さんの段取り次第で調整するようなことになっています。



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棟瓦を外すと土がこんなに盛ってあります。

















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棟の取り直しと言われる棟瓦の積み直し

















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これらをすべて撤去して現代の新工法
乾式にて瓦を載せ直します。

左下に古い防水紙が見えていますが雨が流れた
後も見えます。
防水紙も破れたり縮んでしまっていて雨水の侵入を抑えるという役目も果たしていません。








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新しい防水紙です。
上部には凸面が沢山あって瓦を引き掛ける
瓦桟の下を水が流れるようになっています。















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既存の瓦を剥がして移動して新しい防水紙を
被せるという作業の繰り返しです。















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一気に行いたいのですが天候を見ながら
行っています。
















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だいぶ上まで作業が進んできました。















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今度は土を使わずに乾式工法で行います。
土で高さを上げるのではなく高さのある金物を固定して
上部に木材を挟んでそこに棟瓦を取り付けます。













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こんな感じで上部は完全に乾式で土は使いません。
屋根も軽くなります。















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冠瓦の隙間だけ湿式で納めます。
















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天窓の雪割など周辺の板金も交換しました。
こちらは板金屋さんの仕事です。














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以前よりもすっきり納まりました。
この周辺からの雨水の侵入も多かったことがわかったので
これで改善されると思います。

by tanaka-kinoie | 2019-07-10 10:32 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

外構工事も得意です。

江戸川区内で外構工事を行っています。
当初のご希望は古いブロックとフェンス、門扉の撤去、やり直しと駐車場の整備など
敷地は広く、外周廻りも長いのですが一部には盛土があってブロック全てをやり直すことは困難と判断しました。
一部は上部のみの部分補修として正面の道路側を主に整えています。
既存の門柱はブロック積みに塗装を施した一般的な物でしたが少し存在感のあるコンクリート打ち放しとしました。
杉板型枠の打ちっ放しも検討をしましたが雁行した形状もあって普通の打ち放しで良かったと思います。
まだ色むらがありますが脱型したばかりなのでこれから水分が抜けて少しづつ白くなるはずです。
コンクリート打放しは脱型までは綺麗に仕上がっているかどうかがドキドキですが綺麗に仕上がってホッとしています。


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打ちっ放しの門柱は存在感あります。













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低い部分の上部はハードウッドの木塀になります。
灰色化して打ちっ放しとも良く馴染んでくると
思います。

by tanaka-kinoie | 2019-06-29 15:24 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

6角柱

跳ねだしのブラックチェリーカウンターの下の支柱
材を見繕っていたら銘木市で格安で手に入れた桜系の角の材料を見つけました。
カウンターはもちろんのことですがこんな部分も安易に集成材を使いたくはありません。
既に座卓の脚に使われた余りなので1m足らずですが良い物が見つかりました。

丸柱への加工も考えましたがこちらで加工出来る形状を考えました。
6角形か8角形かと迷いましたが6角形で加工してみました。
赤身だけでは取れず白赤交じりの源平になりましたが中々良い支柱になりました。
カウンターとの組み合わせが楽しみです。


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by tanaka-kinoie | 2019-06-21 20:49 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

『荒川の家Ⅲ』進捗状況

『荒川の家Ⅲ』進捗状況です。

3階吹き抜け沿いに取付予定のブラックチエリーの1枚板に割れが数ヶ所あるので確認して欲しいと連絡がありました。
問題ないとは思いましたが荒木の段階を仕上げてから時間が経っているので確認に行ってきました。

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造作枠の仕上がりが悪くてガレージ内では米ヒバのカンナ掛けで
修正中。
ヒバの芳香でいっぱいでした。
大工の工事も終盤に掛かっています。

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ハーフユニットバスの下地の状態
この上に防湿シートを貼り
通気胴縁を取り付けてさわらの板を貼ります。





















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リビングダイニングはキッチンを除く家具の製作中

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間口は4m程
キッチンは1段下がっています。

























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3階の吹き抜けに面したカウンターコーナ
カウンターは弊社のストック材のブラックチエリー
長さが2.3m×幅は耳込みで最大で60㎝弱
多少の割れがあるのは承知の上です。
その分格安でのご提供としています。

それでもブラックチエリーらしい杢目もあって
良い材料だと思います。

こんなところは大抵の会社が集成材を使いますが弊社では
極力使いません。
集成材が悪いわけではありませんが多少の割れがあったに
しても1枚板との差は歴然です。

良材使いも工務店の特色だと思います。











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左側にある斜めの線が割れです。
4ヶ所ほどありますがこちら側は切断することにしました。
右側にも割れはありますがそちらは左側より軽く
工夫して割れを止めるように加工します。


by tanaka-kinoie | 2019-06-14 17:27 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

京マチ子さん逝く(再投稿記事)

お爺ちゃんは腕の良い大工で女優の京マチ子さんの自宅の建築を請け負ったと小さな頃から聞いていました。
その成城学園の家は現存しないようですが先日、京マチ子さんがお亡くなりになった事を知って以前の記事を再投稿しました。
ご冥福をお祈りします。



『三代目のダイアリー』のゆえんは、皆さんご存知だと思いますがここで初代、二代目のご紹介です。
初代である祖父は新潟の出雲崎から上京して丁稚奉公の大工をしていましたが徐々に頭角を現し良い仕事にも恵まれながら独立したそうです。
財閥の別邸や芸能関係者の仕事も請け負っていましたが代表的な仕事が成城学園での女優 京マチ子さんの自宅です。
設計は当時の清水組(現在の清水建設)清水設計部の木造住宅の仕事を請け負っていたそうです。
二代目の父は大工としての経験も少しだけありますが夜学にて建築を学び工務店として組織的な会社作りに取り組みました。


c0019551_18133363.jpg私が幼少の頃から見ていた写真です。
多分50年以上も前のもの
初代(祖父)の田中豊作と京マチコさん
自邸にて
c0019551_1814749.jpg初代(祖父)と二代目(父)
京マチ子さん

父が20代後半であるならば京マチ子さんは
30代前半と言うところでしょうか

この家は現存しないそうですが父は京さんに頼まれて
同じく当時の大スターであった志村喬の経堂のご自宅に
バイクで手紙を届けたそうです。
チャイムを鳴らしたらご本人が直接出てきてビックリ
したという逸話を聞いたことがあります。



これで200記事となりました、12月末で1年になります。
by tanaka-kinoie | 2019-05-23 07:58 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

定期点検2軒

週末は定期点検を行う事が多くなっています。
私が担当した物件はもちろんのこと、それ以外でも出来る限り同行しています。
何事もなくお暮しであれば反って疎遠になっており、点検ではお会いして近況などもお聞きすることが出来る良い機会にもなります。

先週末は監督と2人で10年点検と3年点検2軒の家を廻りました。
点検マニュアルにそって行いますが床下点検などふだんは見えないところやまた同様に上がれる勾配であれば点検年度によって屋根にもあがります。



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最初は文京区
木造3階建ての10年点検

外壁の状態は良く
特に今すぐ対応が必要な個所はありませんでしたが
外部の木塀や一部の板張りなど雨掛かりの場所は
若干の劣化が見られました。
隙間埋め、ビス頭のカバーなどその場でシリコンで処置を
しました。
30分程度の事ですがそれだけで劣化のスピードを
遅らせることが出来るはずです。


















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給湯器の配管廻りも大事なところです。
配管の貫通部
配管の保温などを確認します。
諸条件で変わると思いますがこちらは10年としてかなり
良い状態でした。





















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給水管の保温の劣化
保温管が剥がれています。
一昨年にあった都内近郊での2月の低温気象など
でマイナス温度になると配管が凍る恐れもあります。

こちらは対応が必要になります。



















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床下点検も大事
白蟻がいないか
配管からの漏水などが無いかなど点検します。

ローコスト物件や分譲系ではコスト安にするために床下高さが
低いですが30㎝は最低必要だと思います。

ちなみに長期優良住宅の規定では床下有効高さ330㎜以上
です。






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ハーフユニットバスの天井
さわら板張り
カビの繁殖が見られますが10年では致し方ない所
最近使用している防カビ塗料は防カビ性に優れているので
カビを洗い落して塗料を塗れば綺麗にはなります。
使い方にもよりますがしばらくはカビは生えないと思います。












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浴室の入口 ヒバの引戸などもカビは
発生し易い場所です。

























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引戸の下部を写したもの
木の小口と言われる断面部分は水を吸いやすく劣化具合が
進んでいます。
画面下の木端と言われる部分はみ水を吸い難く、木材の痛みは殆どありません。

こんな事象が多くなったので最近では小口部分には透明のシリコンを塗りこんで水を吸い難くする処理をしています。
今回も処置をしてあります。






























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午後からは江戸川区内
築4年の2階建ての現場へ伺いました。




























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こちらも床下点検行って問題無し
3時には点検を終えることが出来ました。

by tanaka-kinoie | 2019-05-21 18:42 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

左官仕事 洗い出し

一般的な住宅では玄関廻りの床をタイルで仕上げると言うのが殆どではないでしょうか。
弊社ではタイルも使いますが左官工事の洗い出し仕上げ(※原田左官さんのホームページのリンク)
とすることが多いです。

和風のイメージを強くお持ちの方もいらっしゃいますが案外と和風に偏り過ぎず、骨材色大きさやセメントの色を調整すればどんな家にも合うと思います。

手仕上げによる不均一な風合いは飽きもこず、長持ちもし
シームレスで継ぎ手も無いのでタイルのように割り付けを気にする必要もありません。
そして何よりも左官なので自由な形に仕上げることが可能です。


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通常は灰色の大磯と言われる玉砂利を使いますが今回は
金華石と言われる少し茶色い種類
大きさは3分と言われる9㎜程度の玉砂利を使いました。

海からの採取なのか小さな貝殻が混じっていました。



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モルタルや石灰などに上記の玉砂利を混ぜ込んだものを
床に均します。
表面の水が少し引いた頃合いを見てこの画像のように
スポンジで表面を拭きとるように洗い出して砂利の表面を
出していきます。


























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手前が洗い出された部分
砂利が浮いていますね。
奥の玉砂利が見えない部分がこれから
現れる部分です。


















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乾いてくるとこんな感じ仕上がります。
玉砂利の大きさ、色を変える
カラーモルタルにするなどすると風合いは
全く変わります。

場所によっては打ち水をしても雰囲気は変わりますね。





















by tanaka-kinoie | 2019-05-16 09:11 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

パークタワービルOZONEへ

連休中に新宿パークタワービル内のリビングデザインセンターOZONEへ
目的は4/25(木)~5/28(火)4F 特設会場にて弊社も出展している『そうだ!工務店で家を建てよう』の展示の確認

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参加工務店13社毎の特徴もわかって楽しい展示でした。
お客様は思ったよりも少なかったのですが『OZONE家design』
に登録してから10数年が経過して実績も少しづつ増えています。











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今回はその『OZONE家design』での出会いからの
お客様の事例をパネル化して展示しました。
弊社の得意とする都市型住宅の『町屋の家』
























パークタワービル内にはコンランショップを中心としたリビング用品、家具、無垢材の取り扱いなどで興味をそそるショールームが多くあります。
その中でも断トツに高級無垢板を扱うここは通常店舗以外にも1階で特別展示を行っていました。
そこで初めて見たのがハイブリッドのテーブル
欠損のある無垢材の穴や欠けを樹脂であるレジンで埋める、足すなどして構成されたものです。

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これは胡桃系だと思われます。
透明感が高く、写真で見ると穴が空いたままになって
いるように見えますが手前側の穴にはレジンが充填して
あります。
右側の長手もレジンで経常的には無垢のような耳を作って
あります。














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こんな感じで無垢板と同じようなねじれた状態も
成形されていました。
透明感が高いので綺麗ですし違和感もありません。














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これは何の材料だかわかりませんが材をレジンで
つなげるように構成されています。
丸も四角も様々なデザインを好みで形作ることが可能です。

















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材が宙に浮いているように見えます。
















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こちらはブラックウォールナット
耳の幅が大きいですが存在感のあるBWなので
デザイン的なバランスは良いです。









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価格は・・・・
それでもここが一番にぎわっていました。



by tanaka-kinoie | 2019-05-08 12:42 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

デッキ交換工事

20年近く前に建築されました『市川真間の家』
デッキ交換工事の依頼を受けて解体工事を行いました。
以前も腐朽してしまったデッキ材の部分交換を数回行いましたが、下地である大引きが腐朽してしまい
デッキビスが効かず交換さえ不可能でした。
そんな事で全交換となりました。
地面高さから束(短柱)を立てて大引きを設置してその上にデッキ材を敷き込み方法は昔からの一般的な方法です。
束や大引きも比較的耐久性の高い、ヒノキを使っていますが10年以上も経過すれば屋根の無い濡れっ放しの部分の腐朽は
避けられません。

こんな状態を目の当たりにすることも多く、最近では腐朽対策を行っています。
以前は化学的の処理されたケミカルな材料を使わないことをポリシーとしていましたが外部であり、人体への影響も考えにくいことから
耐久性・腐朽を高める薬剤を含侵させた材を使い、また表面も濡れにくいようにアクリル系の防水テープを貼り込んで使用しています。
下地である大引きさえ痛みが無ければデッキ材の交換で済み、お客様自身でのメンテナンスが可能です。
また単純なことですが材によっては3年~程度の再塗装を行って耐水性を高める、紫外線劣化を防ぐなどのメンテナンスなども
材の腐朽や痛みを遅らせる効果もあります。

今回は残念ながら手間の掛からぬものとのご要望もあってアルミ主体の大引き束がと一体になった樹脂製のデッキに交換します。



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解体前
表面の塗装が落ちて色むらがあり
耐水性も落ちているのでカビも少し出ています。













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こちらは塀はラティスで薔薇を絡めてあります。
これからの季節は白いバラが沢山開花します。
バラパーティーが5月の恒例だそうです。










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材ごとに痛みの程度もまちまちです。
この下にある大引きは見えませんが普及が進んでいる
部分も多いと思われます。























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こんな感じでステンレスの木ビスが浮いています。
締め直してみても下地の大引きが板いているので効かせる事が
出来ません。

























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これがデッキ材下地の大引きです。
国産材のヒノキを使っています。















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こんな風にデッキ材、大引き共に傷んでいるのが良く
わかります。
こうなるとビスは一切効かずかろうじて刺さっている
言う状態で意味がありません。














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こちらは傷みの少ない大引きでビスもまだ効きます。
理由は小さな庇があって雨に濡れにくいからです。

雨にさえ濡れなければ木材の室内と大きく変わらす
耐久性は高まります。
























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外側の大引き
ここはかなり腐朽しています。
大引きさえ傷まなければメンテナンスはご自身でも可能
だと思います。












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これは別の現場の画像です。
ヒノキに薬剤を含侵させた束と大引きを使用しています。
上部に黒色のアクリル防水テープを貼っているところです。























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この上にデッキ材を載せていきます。
大引きが濡れにくい分だけ、上部の耐久性が高まるはずです。



定期点検などのメンテナンスを行う事で弊社施工の住宅の
過去の弱点に遭遇します。
常日頃から最新の製品情報を入手しながら現地の確認も
することで現時点での最良の施工方法への改善も行っています。


by tanaka-kinoie | 2019-04-25 19:19 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)