カテゴリ:家具( 85 )

事務所の改修工事

事務所の改修工事も少しづつですが進んでいます。
ストックのカタログや図面などを仮置きするスペースが無いのでまずは北面に大きめの
カタログ棚を先に作りそこにストックのカタログを移動する予定です。

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社員が3階に移動した後の事務所跡

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事務所は1階が鉄骨で2,3階が木造の混構造です。
デッキプレート下には発泡ウレタンを吹いていますが熱的境界面の連続性が悪く床下の断熱が甘く
、漏気もあって冬は足元が冷えます。
苦肉の対策でネオマフォーム床下地に敷き込む
ことにしました。
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床に段差は出来ますがネオマフォームフォーム
66㎜を敷き込んでいます。
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電話、LAN配線、コンセントの工事など
を行っています。
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杉の3層クロスパネル
Jパネル30㎜を使って
北面のカタログを
製作しています。
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寸法上
台輪無しでおさめたので箱にすると
いうよりもい天板、側板をバラバラに
して箱状に組んでいます。







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安価で本棚を手っ取り早く作るにはシナの
ランバーコア材を利用します。
本棚以外にもキッチン、TV台などの家具の箱を
大工がつくるにもも便利です。
今回使っているJパネルは国産杉で構成された
3層のクロスパネル。
杉材の木質感がシナとは全く違います。

杉はバタ臭い感じにもなるので厚みや面での
使い方に気を使います。
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ほぼ完成
オイル塗装を施し棚板を設置して右側の
旧本棚からカタログを移動します。












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知りませんでした・・・・
明るさはもちろん、色温度までアプリを使って調整が可能です。
朝は白めの昼白色で夕方に暖色の電球色に徐々に切り替える事も
タイマー設定で可能です。











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仮にセッティングしてみましたが間接照明とはいえ
十分な明るさです。

今までの蛍光灯一色とは全く違い
優しい光に包まれます。

by tanaka-kinoie | 2020-01-27 07:58 | 家具 | Trackback | Comments(0)

新年最初の家具の仕事

新年最初にご来社を頂きましたのは6年前に大規模改修を行ったお客様でした。
弊社に無垢の板材の在庫があることを思い出して頂いたとの事でお問い合わせを頂きました。
1枚板のテーブルをお作りになられたいと材料選びに弊社にお越し下さいました。
ストック材は比較的あるとはいえ1枚板でテーブルにするような材料のストックは数枚程度です。
あまり濃い色を好まないとのお話も事前にあったのでブラックチェリーやウォールナットは該当せず
こちらで3枚の板をご用意してご覧頂きました。


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こちらは広葉樹『栓の1枚板』
耳と言われる外側の皮の丸面部分も
残っていたのでそれを含めれば1m×2mの大きな一枚板でした
が今回は四角にカットしました。
それでも畳一枚分の大きさはゆうにあります。
広葉樹の年輪は複雑ですので樹齢100年は超えていると思います。










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『栓の1枚板』
見た目はほぼ平らですが反りむくりが
あるのでフラットにする為に松下大工が
電動鉋で削っています。

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『栓の1枚板』を削ると
広葉樹らしい荒々しさがあります。
オイル塗装をすれば目が際立ちます。

こちら側が木表
木の外側の部分です。
節も1つだけ
カットの調整で節が取れるかもしれません。

















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『栓の1枚板』
こちら側は木裏
芯に近い側の内側の面です。
右側に節がありますがここもカット出来そうです。



木の目の見た目の風合い
左右の均等さ
木の外側の白太や木の芯に近い赤身の混じり具合や
節の有無
節の出方
板目の均等さ、綺麗さ
逆目と言われる平滑に仕上がらない部分
杢目と言われる材毎に価値をもつ複雑な模様などを踏まえて
木表木裏を使うかどうか決めていきます。






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もう1枚ご覧頂いたのが『姫小松の1枚板』
こちらは針葉樹ですので栓に比べて優しい目で
節の無い板も在庫であるのですが価格も上がります。
この程度の小さな節であればお客様もご納得いただき
テーブルはこれで製作をすることになりました。
中杢と言われる芯に近い板目が中心に通っていて
ほぼ左右対称で選びやすい材料です。







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裏側には反桟といわれる反り止めの木材が仕組まれています。
必ずしも必要では無いので天然木の狂いや暴れはあるので
板ごとに反る反らないを判断します。
金属のプレートを使う場合も最近はあります。
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こんな感じで反桟がついています。
蟻加工と言われる掘り込みをして天板と一体になって
材の反りを止めます。
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脚の固定用の金物を埋め込んでいます。
脚は固定出来れば良いのですが脱着が出来ないと運搬時や搬入時に
大変です。
今回も3階まで上げるので重量も搬入路的にも足の脱着が不可欠です。
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脚は天板と同じ材料を使うのが基本でが
姫小松の角材は手に入り難いので在庫の
あった桧を使っています。
桧の中でも高級な木曽桧で目の詰まった
良い材料です。
松と桧ですが色合いは良く合っています。

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大工が塗装をしています。
天板にオイル塗装をしてほぼ仕上がった状態
塗れ色になって飴色に近くなっています。
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逆さですが組みあがっています。
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表裏同等の仕上げにしないと反りむくりの原因になります。
裏側も見えないとはいえきちんと塗装を施します。


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1枚板のテーブルが完成
幅750×長さ1400×高さ640
後は納品をするだけです。
お客様の喜び顔が見れると良いのですが

by tanaka-kinoie | 2020-01-26 14:28 | 家具 | Trackback | Comments(0)

子供椅子

平成7年生まれ 元高校球児で体育会系、明るく素直な性格の松下巧大工
大工育成塾に入塾して3年間インターンシップ的に弊社で大工としての修業を積み
平成28年に卒塾し弊社に入社して早3年半
造作はもちろん家具作りなどもたいていのことは出来るようになりました。


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そんな松下大工が初めて作った椅子

ジャパンホームショーでの『わざわ座』の子供椅子の製作を

デザインから材料の選択まで任せてみました。

※昨年の子供椅子展示の様子

ジグゾーパズルからヒントを得たという形状





子供椅子_c0019551_13053378.jpg




















画像ではよくわかりませんが座には丸く凹みがつくられて

座りやすくなっています。

本当は連結出来るようにしたかったそうですが時間の都合で

1脚になりそうです。

座板はブビンガ材 花梨のように色が濃く重厚感がある材

背板はホワイトアッシュ 淡い板目が綺麗な材

いずれも普段、家具天板に使っている材料の端材です。

材の色合いのコントラストも良いと思います。

これから材料選びもデザインもどんどん学んでいくと思います。



by tanaka-kinoie | 2019-10-24 20:29 | 家具 | Trackback | Comments(0)

積層合板の飾り棚

眺望の良い高層マンションのリビングに飾り棚の設置を行いました。
積層の小口が綺麗なエコシラ合板を使い、全体では間口が2.8m、高さ2.5mの大きさを4分割に製作。
単純な四角い飾り棚では無く、両端は側板を無くした跳ねだしの棚をもうけ軽やかに見せるようにデザインをしています。
その分、製作難度が高くなりましたが本体の精度もよく、また現地での壁、床、天井の誤差の調整も
上手く行い隙間なくピタッと収めることが出来ました。


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エコシラ合板24㎜の表側
表面は淡い飴色で一見無垢材のように
見えるほど綺麗な突板です。

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裏側は少し
かすりや斑がありますが問題
ありません。











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この材の特徴である綺麗な
積層の小口面











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両端の跳ねだし棚の為の
スリット加工
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これらをはめ込んで接合していきます。
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跳ねだしの横板と側板の交差する
部分。
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慎重に側板を落としていきます。
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はめ込んでしまうと一体となって
スリットなどわかりません。
白い背板を入れて完成


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2列両端を並べて3ケ目を上に載せた
ところです。
重量が重いので3人がかりで持ち上げました。
数mmの隙間で天井をすること無く
上手く収まりました。

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全て納まりました。
4台それぞれを接合していきます。
壁側に留めなくても4つが一体になれば
倒れません。

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跳ねだしの棚がデザイン的に効いています。

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小口面が美しいです。






















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クリスタルボールと言われる
日本のおりんのようなものが
飾られるようです。











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製作難度と設置難度が高く
上手く納まってホッとしています。











































by tanaka-kinoie | 2019-08-02 15:39 | 家具 | Trackback | Comments(0)

ダイニングテーブル製作

工務店ですが家具も作っておりテーブル製作のご要望も多いです。
人気のある樹種はタモ、楢、ブラックチエリーなどの広葉樹
また杉、桧などの針葉樹のJパネルで作ることもあります。

※大きさ的に1枚板は難しいですが積層的な集成材は天板に使っていません。

4枚目の写真までは先日、お引き渡しの終わった『荒川の家Ⅱ』でおつくりしたブラックチエリーのテーブルです。
天板はランダムな幅を接いだ900×1800の大きなものです。
天板の外側いっぱいに脚があるデザイン
脚と脚の間隔が広く取れるので椅子同士のスペースに余裕があります。
脚はブラックチエリーでは無く、色合いの似た同じ桜系のミズメを使っています。
脚は脱着可能で短い脚に付け替えれば座卓にもなります。
塗装はオスモのフロアークリアである程度の塗膜を作っています。


下2枚は『荒川の家』で最近おつくりしたタモのテーブルです。
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『荒川の家』
竣工後1年経っていますが快適にお暮しの様子
淡い飴色のタモ材がこのお家には良く合っていました。
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by tanaka-kinoie | 2019-03-27 22:05 | 家具 | Trackback | Comments(0)

『天使のこしかけ』をつくってみました。

チークとケヤキの端材を使って『天使のこしかけ』をつくってみました。
http://104project.com/

荒材を少し削りラフに整えてステンレスの脚を差すだけで完成です。
それだけなのですが材の力はすごい!...
チークの丸太は素のままでも形が可愛くて存在感があるし、ケヤキはまた剛な部分で力強いイメージ

次回はもう少し手を加えたデザインをしていければもっと面白いものになりそう。



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『天使のこしかけ』をつくってみました。_c0019551_11484280.jpg

















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by tanaka-kinoie | 2019-02-22 11:50 | 家具 | Trackback | Comments(0)

たためるテーブル

丸谷芳正さんの東京での個展でお願いをしていたたためるテーブルが届きました。
通常はピーラー材(米松)ですが展示のテーブルの材を気に入って桜系のアルダー材でお願いをしました。

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ティーテーブル
サイドテーブル的な使用目的です。
たためる椅子に良く合います。














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アルダー材の3枚接ぎ



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前板は中に折れて、脚板のマグネットにより密着します。
ピアノ丁番を使った単純な仕組みですが板同士が擦れて
畳まれるので高い加工精度が必要です。




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by tanaka-kinoie | 2019-01-24 19:12 | 家具 | Trackback | Comments(0)

わざわ座 働く家具『働 具』製作完了

11月20日から22日までビッグサイトにて開催されるジャパンホームショー
今年も『わざわ座』が出店します。
テーマは働く家具 造語ですが『働具』と称しています。
工務店の仕事場も豊かにしていこうという形です。
ちょうど弊社事務所のオフィスリニューアルを検討していた中で計画に小泉さんが関わって頂けることになりました。
この展示品の家具はJパネル30㎜で構成されており弊社の事務所で使う家具となります。
タイミングが良かったとはいえ期限に間に合うか、ぎりぎりでしたがやっと目安がつきました。
来週皆様にお目見えします。

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by tanaka-kinoie | 2018-11-16 13:51 | 家具 | Trackback | Comments(0)

ミャンマーチーク


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『荒川の家Ⅱ』の下駄箱天板にチーク材を使うことにしました。
ミャンマーチークは反りむくりも少なく安定性の良い材料
数年もそのままだった材ですが30㎜程度の厚みでも殆どフラットです。
もったいないからとずっとそのままだったのですが、それでは宝の持ち腐れ
材の良さを生かした良い家になるでしょうね。






























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オイルで仕上げると木目が光沢を帯びて
奥艶のある茶褐色(黄金色?)になります。

チークの残りは長尺の狭めの板1枚のみ
有効に使えるところがあるとよいのですが

茶褐色というと
代表的な材は存在感の強いブラックウォールナット
もう少し淡いブラックチェリーもありますがチーク材は
その中間ぐらいに位置した色合いで上品な色合いだと思います。
北欧家具のビンテージにも使われているので和の雰囲気にも良く
あいます。











by tanaka-kinoie | 2018-11-10 12:16 | 家具 | Trackback | Comments(0)

子供椅子製作中

わざわ座のジャパンホームショーへの展示用に企画された子供椅子
フレームはデザインも大きさも決められていますが背板と座面を会員が自由に考えて作るというものです。
とても楽しい企画ですが現場が忙しく動いている中でこれに中々時間がさけないのが現実です・・・・
とは言え、竹平大工がやりたいと自分から志願をしてくれました。
製作だけでなく、デザインから竹平大工に全てを任せます。
構想は頭の中にあるらしいので案だけでなく作り手が手を動かしながらデザインを考えていけるのも強みです。
本日はまずは材料の選定から行い。大きさ、加工しやすい樹種、色合いなどを検討しました。
締め切りまでもう1週間余りで焦る気持ちもありますが面白いものが出来るのではないでしょうか。
11月21日から23日までのジャパンホームショーでお目見えします。

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製作中の様子
旗矩で締め付けて接着しています。


























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デザインは小泉誠さん
背が無くてもうさぎの耳のようで可愛い
フォルムです。
材料は普段使いの1.2×1.3の赤松























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半端な材料を引っ張りだしました。
チーク、栃、桜、栗、タモ、ケヤキなど






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by tanaka-kinoie | 2018-10-31 21:45 | 家具 | Trackback | Comments(0)