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『谷根千の家』定期点検


『谷根千の家』も築5年となり定期点検に伺いました。
産まれたばかりだったお子さんが5歳ですから子供の成長に時の速さを感じます。
敷地面積は12坪少々、延べ床面積は24坪と狭小住宅と言われる部類になりますが駅近で利便性の高いとても良いところです。

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住宅密集地で飲食店やギャラリーなどもある観光地化している
場所に近いですが路地奥に入ればとても静かです。
路地奥ですが軽トラックも入れる幅がなんとかあります。

車が入れない路地が多い近辺では建築屋にとって工事的にも
好ましい環境でした。




















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現在は手に入らない鬼胡桃の床材です。
堅過ぎず
柔らか過ぎず
色合いも程よい茶褐色

5年経過してよい風合いになっていました。








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脱衣室にある
床をくり抜いた点検口
目立たずにスマートな納まりです。

もちろん断熱欠損にならぬように断熱材を密着するように
工夫をしています。



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厳しい斜線制限もあり基礎高は300mmに抑えていますが
基礎内の高さは370mmは確保しています。




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はらむ位にパンパンな状態の断熱材はセルローズファイバーです。

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床下は竣工当時に土間全てに掃除機を掛けています。
木屑などは全くない、塵ひとつない、大げさでなくとても綺麗な状態です。

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浴室下部も竣工当時と変わらずとても綺麗です。

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屋根も点検をしました。
急勾配もあるので必ずしも屋根に上がれるとは限りませんが可能であれば
あがります。

ここの屋根はガルバリウム鋼板の瓦棒葺き
昔からある葺き方ですが今回のような幅で流れ長さもある時に使います。
弱点であった芯木も木製から特殊な樹脂複合材にしています。

また3方を囲まれた密集地なので採光、通風に天窓が2ヵ所あります。
南側ですので遮光も可能なタイプです。
ベルックスの広告にも掲載されました。


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雨樋のつまりなども確認します。
ここは3階なので樹木や雑物の詰りはありませんでした。

雨樋はタニタスタンダード
ガルバリウム製です。
大半は樹脂製ですが劣化は少なく耐久性があります。
屋根も外壁もガルバリウム鋼板ですので雨樋も入れて
耐久性的にも三方よしというところでしょうか・・・(笑)


2時間程度で点検は終了
特に問題は無く、細かい修補だけ後日行います。

by tanaka-kinoie | 2018-07-27 19:14 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

雑誌2題


あまり雑誌を買わないのですが最近わけあって2冊購入しました。
それは期せずして偶然に両者ともにマガジンハウス

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『Tarzan』
こちらの表紙は筋肉隆々の男女4人
コンビニで見掛けてチラ見していましたが
左から2人目の女性は友人の香織里ちゃん

もうかれこれ20年ぐらい前に
競技スキーを始めた事がきっかけで知り合い
夏は一緒に波乗りをしていました。
元水泳選手で競技スキーはいまだ現役で国体選手
波乗りも上手いし40うん才とは思えないスーパーママ

スキーで骨折したのに松葉杖ながらトレーニングをしてこんな
体になって見事Tarzanの企画を通過したらしいです。

刺激を受けましたがここまで絞るのは28日では
厳しいでしょうね。

でも経営者は体が勝負目標決めて節制することでより
強い体になるのであればそれぐらいやり遂げないといけませんかね・・・













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『&Premium』
雑誌不況と言われる中で販売数を伸ばしている雑誌だそうです。
コンビニで見掛けたことはありこのロゴに覚えがあるものの
開くことはおろか、手に取るさえもありませんでした。

先日のOMソーラーの経営者会議の記念対談で編者長の芝崎さんの
お話しを聞き、初めてこの雑誌の意図や位置づけを知りました。
この雑誌がターゲットとするべく読者層の絞り込み、ブランディング、
効果的な表現などを強く意識して編集されている事知りました。

今回の特集は
『心地のいい暮らし、を考えてみた。』
建築屋としては興味ある特集
誌面では様々な理由で都心から郊外に移り住んだ例
都心と地方を行き来して生活をしている実例数軒に対して連続させず
少しページを置いて都心のみでの心地よい住まい数例

それぞれが現在に至るまでの理由~それぞれの暮らしぶりをクローズアップしてその中から
心地よい暮らしってなんだろうと?と考えさせる特集でした。
そこには当然ですが断熱だとか耐震だとかは出てきません。(笑)
上質なクオリティーライフ誌である為に紙質にもこだわっている言う事もめくるたびに良くわかりました。
こんな雑誌の読者層から問い合わせがあれば嬉しいですね。




by tanaka-kinoie | 2018-07-25 10:32 | 本、雑誌 | Trackback | Comments(0)

灯り


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地元小岩にて
弊社で建築をしてから55年も経っているお家です。
知る限りでは50年以上で現存しているお家はここ以外に2軒あります。
先代がお元気だった25年前にリビングの改修を行い、
数年前に屋根、外装、木製サッシの交換、内装、設備交換などを行っています。

弊社社訓『住み継ぐ家をつくり継ぐ』のままで次世代まで住み継いでくださっていると
いうとても嬉しい事です。
日中は中の様子は窺い知れませんが先日、夜に通り掛かると格子越しに灯りがもれていました。
数年前の改修後に初めて暮らしの営みを感じた瞬間でした。







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当時の大工の高い技術も垣間見ることが出来るお家です。
まだまだ住み続けて頂きたいと思っています。














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和室はすべて杉の面皮柱





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50年以上が経過しても全く隙間の無い内法と柱の
接点。

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玄関内
洗いだしにテラゾー(人研ぎ石)が埋め込んであるような
意匠です。


by tanaka-kinoie | 2018-07-20 19:16 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

『田端の家Ⅱ』施工例更新しました。

『田端の家Ⅱ』施工例をホームページに更新しました。 是非ご覧ください。

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ガルバリウム鋼板
小波の茶色











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左はダイニングコーナー
唐松フローリング








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リビングコーナー


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キッチンスペース
床はコルクタイル

by tanaka-kinoie | 2018-07-17 18:52 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

涼しさの演出

杉並区で木造2階建て
3人のご家族の為のお家が先週の土曜日にお引渡しが終わりました。
エアコンはお客様手配でしたので未設置
完成写真撮影時の窓締め切りでしたが断熱性能が良いのでタオルで汗を拭いながらも何とか普通にいられました。
半日弱の時間でプチ見学会も開かれましたので少しだけ涼しげな演出を致しました。
少しはお客様に涼しさを感じて頂いたと思います。

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地元の篠原商店の江戸風鈴
薄ガラスの音色が吹き抜けを通して
1階にまで届き涼しさを演出出来ました。




ステンレスの小庇に取り付けました。
外壁はそとん壁 スチゴロ仕上げ
















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オリジナルの房州団扇をお配りしました。
手拭から作られているので綿と竹の正真正銘の天然もの
柄が長く浴衣の帯にさせるようになっています。




by tanaka-kinoie | 2018-07-16 14:58 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

居蔵造り

昨日、一昨日とOMソーラーの経営者会議で小倉まで行ってきました。
総合的に考えて空路よりも新幹線で5時間近くの道のりを選択し豪雨被害のあった岡山から広島も通過しました。
山肌の崩れなど先日の豪雨の爪痕がちらほらと見られましたが車窓からではニュースで見る様な大きな被害まで感じる事はありませんでした。
被害に合われた方にお見舞い申し上げます。

さて今回の会議では建物見学への参加をしなかったのですが、新鮮だったのが東広島の赤瓦の集落です。


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石州瓦に屋根は入母屋
母屋に離れもある立派なお家ばかりでした。












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東広島の西条地区においては
集落が赤瓦で統一されている様は圧巻でした。















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稲穂の緑と石州瓦の赤と白壁のコントラストが
目を惹きます。



by tanaka-kinoie | 2018-07-13 09:42 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

檜の神棚

最近、神棚をつくりたいとのご要望をよく頂きます。
神社からのお札を飾れる程度で良ければ小さな棚板程度を設置すれば良いですがお社を置くとなればそれなりの大きさが必要です。
弊社の打ち合わせコーナーの神棚をみてから欲しくなったと言う方も案外多いのです。
神棚セットも販売されていますが材を選んで弊社でつくりたく神棚用の檜の板を探していましたが懇意にしている材木屋さんから
希望の大きさがあると聞いて3枚を仕入れました。

奥行き1尺2寸(12ヶ月) 長さ3尺6寸5分(365日) 厚み1寸(1日)

縁起が 良い寸法とされている大きな神棚がつくれる立派な材料。
削られて美しい白木の肌が現われるのが楽しみです。


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弊社の神棚
奥行き1尺2寸 長さ3尺  厚み1寸です。















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3枚の良材の桧板と吊り束用の桧
奥行き1尺2寸(12ヶ月) 長さ3尺6寸5分(365日) 厚み1寸(1日)
これが十分取れる大きさです。





















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昔からこの無節の印にはしびれます。
上のこの字の表示は3面が無地である印です。






by tanaka-kinoie | 2018-07-06 12:55 | Trackback | Comments(0)

shoe GOO

高校時代にたまに使っていたスニーカーの補修材『shoe GOO』を久しぶりに購入しました。
使っていたのは40年ぐらい前
まさかまだあるとは知らずにネットで偶然に見つけた次第。
1974年に発売されたものらしいので単純な製品ながら相当のロングラン商品
以前に比べると相当の種類がありますが基本は変わっていないように思います。
様々なタイプがデザインされ運動をする時だけに履くものでなくなり、誰でも何処でも形式に囚われずスニーカーを愛用するようになりました。
市場が広がったとはいえスニーカー修理材に特化してどこもライバルはいなそうな会社です。
こういうのを競争の無い市場であるブルーオーシャンと言えるのではないでしょうか。


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昔とパッケージは変わらない気がします。
スニーカーの修理も昨今では可能ですが昔は友人の物まで
直したこともあるので40年ぶりにトライしてみます。(笑)

by tanaka-kinoie | 2018-07-05 16:19 | 小物 | Trackback | Comments(0)

鎖樋ensui

一般的に屋根や庇には雨樋をつけますが雨量の少ない小さな庇や縦樋をつけにくい場所は鎖樋と言われる簡易的な物を使います。
パイプ状では無いので雨水はその鎖を伝わり地面に流れるまで様子を見る事が出来ます。
樹脂や金属製もあり、大きさも様々ですが目立つ場所に設置するので多少の意匠性が必要です。

先日、玄関庇の改修の相談で伺ったお客様にタニタハウジングウェアのensuiへの交換をお奨めしました。
玄関前だけに見栄えはもちろん、以前の物よりも軽やかな印象になったと思います。
御客様にも喜んで頂きました。


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鎖樋の替え品として利用した物だと思いますが元々は
鎖のまんまでした。(笑)

このままでも支障はなかったのですが板金で包んで
刷新する庇には古びた感じになってしまいそう・・・
そんなことで交換をお奨めしました。











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新しい鎖樋

既存のパイプにensuiの径がマッチせず異形
ソケットを使って接続してもらいました。

雨の時には、この円錐上の筒に雨水が伝わっていく
独特の様子が見れます。

タニタハウジングウェアのHPより抜粋
雨がサワサワと軽やかに流れ、雫がキラキラする様子
とあります。
そんな感じなのです。




















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正面の破風板、けらばなどは塗装の劣化でしたが
再塗装よりも板金巻きをお奨めして綺麗に納まりました。















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すっきりと軽やかにおさまったensui
御客様にも喜んで頂けました。

螺旋階段の手摺も隙間が大きくピアノ教室に
通う子供達の安全性を考慮してネットを付けました。













































by tanaka-kinoie | 2018-07-03 11:05 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(2)