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木造住宅納まり図鑑 2題



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3年前に発売されました優秀工務店・田中工務店の標準仕様書
木造住宅の実用 納まり図鑑

i-worksスクールの資料を建築家の伊礼智さんの後押しもあって
エクスナレッジ初の工務店本の発刊となりました。
まずまずの売れ行きで面目躍如というところですがお陰様で一部を改訂して
増版をする予定になっています。


























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こちらはつい先日に発刊された新潟のサトウ工務店さんの物
表紙のレイアウトやカラーリング、題名まで似ていますがエクスナレッジからの発刊が同じことはもちろん、同じ担当者のYさんの手によるものです。
佐藤さんとも先日、お会いしましたがこちらは兄弟本のようで親近感がわきます。
私の本は改訂版としてまた少しは売れていくかもしれませんがまずはサトウ工務店の
本が売れていくことを願っています。


全棟耐震等級の
スーパー工務店 サトウ工務店の標準仕様書
デザイナーズ工務店の木造住宅の木造住宅納まり図鑑

by tanaka-kinoie | 2019-09-19 08:10 | 本、雑誌 | Trackback | Comments(0)

木製扉の薦め

弊社では大半の敷地が準防火地域内にあり準耐火構造の建築が多いです。
外壁はもちろん開口部の制限設けるので防火認定品しか使えないことが大半です。

とはいえ隣地境界や道路の中心などから一定以上の離隔距離を取れば防火制限をうけなくなります。
また離隔距離がとれなくとも防火の壁を設けることで同様の扱いとなります。
そんな防火制限あるなかで一般の窓は樹脂サッシや樹脂アルミ複合などとしています。
木製サッシもありますが価格的に採用が難しいのでせめて玄関扉だけでも木製を使いたいと思っています。
似非的な木製柄などは出来る事なら使わずに木製の防火戸を使うか上記の方法で防火制限をクリアーして木製扉を使うなどしています。
性能も良いですし、玄関が木製ですとそれだけで家の格が上がったように感じるのは私だけでしょう?
アルミ製品に比べれば価格差はありますが木製扉はお薦めです。

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ガルバリウム鋼板など金属外装には
木製の扉が良く合います。

ここは新防火地域なので隣地からの距離からしても
通常は木製防火戸しか使えない場所です。










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それでも木製防火戸が使えるのは右側にある
防火壁です。
この壁があることで隣地から3m以内であって
玄関扉は防火対象内から外れて自由に使えるように
なります。

by tanaka-kinoie | 2019-09-11 19:07 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

ムカデ収納 改めて

畳下の全部を収納に出来ませんか?
『足立の家』の奥様の一言がきっかけで生まれた実用的な弊社自慢のディテールがムカデ収納

小上がりの和室はリビング使いにおいては段差がベンチに代わり、場の変化も生まれて好んで提案していましたが
せっかく床を上げたんだから手前1列ぐらいは収納に使おうという程度でした。
スライドレールを付けたり、キャスターを下部に付けたりと特に工夫らしい工夫もしていませんでした。
それがお客様のご要望によって使い易い、畳下収納を考えるきっかけになりました。

収納ありきで30㎝も床をあげるのは天井高とのバランスからも好ましいとは思っておらず25㎝程度にとどめています。
その高さでも多くの収納量が確保出来るようにキャスター位置や連結の工夫を考えました。
ここが皆が納まりを真似してくれているただの畳下収納で無い所以です。
この小上がり和室、ムカデ収納をただ希望されてプランに関係なく取り入れたいという方もおられます。
とはいえ平面計画上、平らな和室が良い場合もあり必ずしも小上がりにするのが良いとは限りません。
先日の見学会で建築雑誌の編集長に感動して頂いたのをきっかけに改めてのご紹介します。



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元祖
ムカデ収納の『足立の家』
14年目を迎えます。
















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先日お引き渡しをした
『荒川の家Ⅲ』
6畳で9ヶ全ては大きめの畳下収納です。
1.2立方~の収納量はあると思います。












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こちらは変則4.5畳で9ヶ














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縦長の3畳での珍しい例
































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オープンな和室は小上がりが多く床を上げた
分だけ、奥は堀座卓が可能です。

















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LVLの燃え代梁が連続してあるリビング
小上がり、ムカデ収納、堀座卓
戸袋付きの引き込み建具












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小上がりにすると堀座卓が造り易く
なります。












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引き出し横からウィング的ガイド板が取付け
その下にキャスターを取り付けています。
そうすることで収納高さが稼げます。

ここがまず一つの工夫です。










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ガイド板の下にキャスターが取り付けて
あるのが良くわかると思います。













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ムカデ収納と言われるゆえんは
ムカデの足のごとくキャスターが横についているからだと思います。
(見学者の方から命名されました)
これだと両端合わせて12ヶキャスターが
あります。






















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連結部分のアルミアングル
アングルの内法寸法とランバーコアの板の
厚みがほぼ合っているのでうまく連結固定が可能です。







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アングルを外すと3分割されます。
















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分割した様子。
分割が出来れば手前に障害物があった場合でも
1ケ分の移動だけ済みます。

これが2つめの工夫です。



by tanaka-kinoie | 2019-09-05 20:05 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)