明けましておめでとうございます。

遅ればせながら新年あけましておめでとうございます。
田中工務店の始業は本日7日となります。
平成31年度は63期となります。
昨年以上に忙しい年になりそうですがご多分に漏れず仕事があれど大工職も含めて職人不足であることが否めません。
ある程度の長いスパンで考えながら職人の育成が必要ですが社員化、内製化が万全でも無く、外注的な部分とバランスを考えて進めていくことが必要だと思っています。
高齢化もあって目の前の仕事だけを追っていると仕事あれどこなせないという事になってしまいます。

お客様から頂きました年賀状には良い家を作ってくれたと言葉も多くありました。
とても嬉しいお言葉ですが、ここ最近増えたのが冬の暖かい家での快適さへの感謝のお言葉です。
実はこのお言葉が一番うれしいかもしれません。
本年も高い次元での性能とデザインの両立はもちろんのこと
建てた後のメンテナンスも重視していきます。

プライベートにおいて昨年は忙しい合間に波乗りに行くことが出来て、この年齢ながら上達もしました。
午前海に午後は仕事と充実していたとはいえ体力無しでは実現出来ずでした。
サプリのお陰もあったとは言え、疲れない丈夫な体でいられることにまず両親に田中家先祖にも感謝しています

いずれにしてもお客様はもちろんのこと、社員およびその家族、妻、子供、自分自身も含めて関わりのある全ての人々が幸せな一年になりますように進めてまいります。
よろしくお願い致します。

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# by tanaka-kinoie | 2019-01-07 14:42 | Trackback | Comments(0)

ティッシュペーパーBOX

会社の打ち合わせコーナー用に新しいティッシュペーパーBOXを購入しました。
製作は友人でもある大阪の工務店『蔵家』の居藏君
彼はアイデアマンであり家づくり以外にも無垢の木を様々な木の小物を製作をしています。
これは新製品で最初は限定20ヶとか
プロでも魅力的な製品 いやプロだからこそ余計にこの製品の魅力がわかりましたので弊社でも購入しました。
彼のSNS発信もあって最初の殆どが工務店仲間などプロの注文だったのではないでしょうか?(笑)
そんな木の小物も様々なものがあり彼の営む『藏堂』から購入が出来ます。


箱の材料は楢の柾目板
柾目材は形状が狂い難くて扱いやすく見た目も上品です。
写真ではわかり難いですが金属の上蓋は真鍮の磨き仕上げ
楢の飴色と良く合うし、金属特有の変化もましてくると思います。


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コーナー部分の雇いは濃色の堅木を使って
アクセントになっています。











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右のちいさな盆は弊社のオリジナル
角の接合部の留めは材が薄いので雇い材を使い
それが両者ともにアクセントになっています。








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角の留めの雇い
ティッシュペーパーBOXは3ヶ所
お盆は1ヶ所




















# by tanaka-kinoie | 2018-12-25 22:14 | 小物 | Trackback | Comments(0)

荒川の家Ⅱ 木工事追い込み中


『荒川の家Ⅱ』
車3台が置ける車庫のある木造3階建ての住宅の進捗状況です。
木工事は佳境に入っておりベテラン4人の大工で進められています。

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車庫の内部
3台の車が余裕で置けます。
天井高さも低い、コックピット的な部屋が
ありガレージが見渡せます。
この部屋の真下には車高の低い
イギリス車が納まる予定です。










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そのコックピット的な部屋からガレージ方向の
開口部を望む
天井高さは2mを切りますが落ち着いた空間













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3階のホールにある燃え代柱と梁
都市部の準防火地域では構造体を石膏ボードで
被覆するのが一般的ですがここでは現わします。
木はゆっくり燃える性質があり1分で1㎜程度燃えます。
準耐火45分の防火性能に合わせて構造上で問題ない断面を燃え代分肉厚にしています。
そうすることで無垢の木材を現すことが可能と
なります。












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柱は紀州材の桧
梁は同じく紀州材の杉です。




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こちらは2階リビングの小上がり和室
下部には定番の引き出しがあります。
天井は構造材のLVLの現しになります。
エンジニアリングウッドですが積層部分が
意匠的にも面白い材です。



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1階では道路中心線より3m以上離れれば
防火規制のある延焼ライン内から外れます。
そこで対応のない引戸でも可能となりました。
また天井材は36㎜の肉厚の杉のJパネルを使い
こちらは延焼ライン内であっても木材の現しを
可能としています。


# by tanaka-kinoie | 2018-12-24 18:31 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

10年経過した浴室ハーフユニットバス+板張りのお手入れ

ハーフユニットバスに壁天井板張り仕様の浴室はこの十数年で50棟を超えて施工をしています。
板材はさわらが多く、能登ヒバ、青森ヒバ、ヒノキなど天然木のみを使っています。
板にはカビからの保護はもちろん、木の芳香を妨げずに通気するような塗料を使っています。
また板の裏側には通気胴縁を設けて板を浮かして張り、空気が通り乾燥しやすいように施工しています。
とは言え、撥水効果のあった塗料も年々と効果が落ちて経年で浸みつくようにカビが付着
容易には落とせない状態になっている事がままあります。
稀にカビの発生が少ないお宅もありますが最終の入浴者が壁天井を拭いて、窓を開けて換気扇を回し、サーキュレーターを使って
湿気を極力排除するなど徹底した湿気除去対策をしています。
さすがにこれは誰でも真似が出来ることではありません。

最近は高耐久のセラミック塗料を使っており、以前よりもカビが生え難くなると思いますが10年前後の定期点検では
カビ対策に対してご相談が多いです。
以前は大工が1日浴室に閉じこもって表面をペーパーで全体を研磨、ひどい個所はカンナで削ったりしていました。
ある程度までは綺麗になるのですが材の凹凸などもあり効率も悪い作業でした。
そんなことで良い方法を模索していましたが新築時の引渡し前のクリーニングでお世話になっている業者さんが木材の洗浄や
灰汁洗いなどの特殊技能も持ち合わせていることもあってそちらに相談の上でお願いをすることにしました。




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11年経過した浴室
さわら板張り
浴槽に沿ってカビが生えてしまいます。
























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特に石鹸カスが付着しやすい洗い場周辺
鏡やリモコン、シャワーフックなどの障害物がある
部分はどのお宅でも見られます。

※注 写真でわかり難いので画像を加工してカビ部分を強調しています。


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施工中の写真はありませんが最近行っているのは
洗い、灰汁抜きといわれる技術での洗浄作業
社寺仏閣の現し木部の灰汁洗いや洗浄なども行っている
業者さんにお願いをしています。
これ以外にも様々な種類の薬品を用意していました。

苛性ソーダを使いアルカリ性にしてから酸で
中和するそうです。
その後にブレンドしたアルカリ液で再度染み抜き
を行い、そしてまた酸で中和するを繰り返すとのこと
1日掛けて辛抱強く施工します。






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洗いを行った後
少し白茶けていますがカビは殆ど消えて
素地の状態になっています。






















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特に汚れていた洗い場正面も綺麗です。




















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浴槽付近の下部のカビも汚れも無くなりました。













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翌日にけば立った部分には軽くペーパー当てて
セラミック塗料を3回塗布します。
乾燥が早いので1日で施工完了します。

このセラミック塗料は大阪の工務店社長が1年間
風呂椅子に使ってカビが生えなかったと聞いて使い始めました。
弊社での実績はまだ少ないですが耐久性に期待しています。












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写真では半艶の状態となっていますが
木の素地の状態と変わらずに自然の状態です。




















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一番汚れていた部分もすっきりしました。

今現在、定期点検を行い
主に私の代で田中工務店が施工してきた100軒を超える家のメンテナンスを行っています。

築15年を超えてメンテナンスが必要な家では様々な事象が現れています。
屋根、ベランダ、外装の老朽化、給湯器の設備機器交換、内装模様替えなど代表的な事柄もあり。

その他に我々なりに独自に使っている材料や施工方法のメンテナンスをきちんと最初から明示出来るようにしています。
そうすれば設計時点から何のご不安もなく、ご採用を頂けることになります。
メンテナンス方法も日進月歩です。
工務店ネットワークによる、全国の工務店同士の生の情報も共有
しながら最良の方法、物を取り入れています。



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稀に湯水の掛かりやすい部分の材料を変えて
タイルや浴室用ボードにする方法もありますが
基本的に弊社では耐候性の高いセラミック塗料を
使うことでカビの発生も少なくなることと
すっきりと見せたい事もあって同様の事例は殆ど
ありません。






# by tanaka-kinoie | 2018-12-17 07:19 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

わざわ座 子供椅子

少し時間が経ってしまいましたが11月20日(火)、21日(水)、22日(木)の三日間
ビックサイトにてジャパンホームショー2018が開催されました。
その中で大工の手展覧会として「デザインを味わう、こども椅子」展が企画され全国のわざわ座座衆(メンバー工務店)より34点のこども椅子が出展されました。
会場構成はもちろん子供椅子のデザインは小泉誠さんです。
基本のフレームの形とデザインは決められていますが背板と座板のデザインは材料も含めてほぼ自由
メンバー工務店の座集が好きに決めてよいことになっています。
もちろん弊社も応募させて頂きました。
展示箱にはどれが好みだったかを投票出来るようにスリットが開いています。
どれが1番だったのかはそのうちに発表があると思います。

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こんな風に会場の展示を囲むように
力作の子供イズが並べられていました。











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製作中の子供椅子のフレーム
中堅の竹平大工が担当しました。
材は普段から使っている造作材の米栂材
柾目材で使い易い材料です。









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チークや栃、アッシュ、楢、栗、タモなどの
在庫を並べて材使いの検討をしました。





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そして試行錯誤の上出来た子供椅子がこれです。
背板は洋桜
座板はチークと楢を組み合わせています。
竹平大工に全て任せています。
コンセプトは丸三角四角だそうです。
座と背にそれらの形を盛り込んでいます。

背板の穴は持ち手を兼ねています。















その他
どれも秀作ですが34却の中で自分的に好ましいと
思った物を抜粋しています。

材の選択と言い
形状と言い
デザインも含めてどれも相違工夫に満ちたものです。











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# by tanaka-kinoie | 2018-12-13 19:11 | Trackback | Comments(0)

New mug cup

10年近く使っていたbodamのマグカップを新しいものに替えました。

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白山陶器のONESTというシリーズ
外側はマットな紺色
内側は白磁で飲み物が色映えします。

















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エッジの口当たりも良く
いつものコーヒーがより美味しく感じます。

身近には気に入ったものを置きたい。
こんな小物ひとつ変わるだけで気分も
あがりますね。

ちなみにマイカラーはNavy blueです。


# by tanaka-kinoie | 2018-12-11 13:16 | 小物 | Trackback | Comments(0)

シロアリの食害

先日水回りの改修をした現場ではシロアリの食害がありました。
この写真はトイレの引戸枠の状況です。
数ヶ月前に訪れた時には表面上には何も無かったのに、この状態ですからかなりのスピードで食べられてしまったようです。
とはいえこれは造作材です。
壁内の構造体への被害が無かったことが幸いでした。

食べやすいと思われる柔らかい部位の夏目はスカスカ、固い冬目がかろうじて残っています。
築10年以上の建物のメンテナンスでは外壁、屋根、塩ビ雨樋の塗り替えやバルコニー防水、天窓の部品交換などありますが被害のあるなしに関わらず
シロアリ対策の防蟻工事もお勧めしています。
特に築30年以上で床下が土のままの布基礎では現在のベタ基礎よりもシロアリの発生リスクはあがると言われています。
食べられる前に対策をすることが何よりです。

以前は見たことが無い、外部デッキの真冬に被害も目の当たりにしています。
温暖化の影響で凶暴な種類が北上していることだと思います。
弊社では自然系でありながらも効果の長持ちするホウ酸処理をお勧めしています。


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食べられている部分が夏目という春から秋に
かけて成長する部分で柔らく白い部分です。
早く育つ分、幅も大きめで密度が低くなります。

冬の時期に育った部分は赤く冬目と呼びます。
こちらは成長が遅い分、幅も小さく硬くなり
密度もか高いです。


上記の理由から夏目が食害にあいます。

























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残っている筋が冬目です。




























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木材の繊維がズタズタにされているんで
持っただけで崩れてしまう程に脆くなっています。





























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# by tanaka-kinoie | 2018-11-29 17:33 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)

ジャパンホームショー『わざわ座』

明日まで開催中のジャパンホームショーの『わざわ座』の展示です。
今回は工務店の働く環境も良くしようというテーマ
働く家具『働 具』と称して出展をしています。
ちょうどタイミング良く自社事務所のリニューアルを検討していたので実際に弊社で使うものを小泉誠さんにデザインをして頂きレイアウトを変えて
展示してあります。

これは私のデスクとして自分のものを持ち込んでコーディネートをしています。
こんなデスクでの仕事は集中も出来きて効率があがりそうです。(笑)

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# by tanaka-kinoie | 2018-11-21 20:04 | Trackback | Comments(0)

わざわ座 働く家具『働 具』製作完了

11月20日から22日までビッグサイトにて開催されるジャパンホームショー
今年も『わざわ座』が出店します。
テーマは働く家具 造語ですが『働具』と称しています。
工務店の仕事場も豊かにしていこうという形です。
ちょうど弊社事務所のオフィスリニューアルを検討していた中で計画に小泉さんが関わって頂けることになりました。
この展示品の家具はJパネル30㎜で構成されており弊社の事務所で使う家具となります。
タイミングが良かったとはいえ期限に間に合うか、ぎりぎりでしたがやっと目安がつきました。
来週皆様にお目見えします。

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# by tanaka-kinoie | 2018-11-16 13:51 | 家具 | Trackback | Comments(0)

10年定期点検 

早いもので『国分の家』も築後10年が過ぎて定期点検に伺ってきました。
建築当時に幼児だった子供達も大きくなり小学生、中学生になった男の子も下校。
にこやかに迎えてくれました。
子供たちの成長を感じることが出来るのも定期点検の良さだと思います。
将来的には子供室に扉を付ける予定でしたがみんなが成長した現時点でも特にご要望は無く、簡単なカーテン程度
家族が仲良く生活している様子がそこからも感じられました。

点検はデッキ材の米杉材の腐朽が少し目立つ程度
その他は特におおきな問題はありません。
外部の木部は傷んでくることもままありますが実は10年程度では大きなメンテナンスは必要ないのはいつものことです。

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当初から座の空間をご希望でした。
大きな座卓を囲むLDと和室
テーブルや椅子よりも空間的には広く暮らせます。

正面の階段は紀州の杉材の1枚板で作りました。
(集成材は弊社では極力使いません)
階段部分の一部は吹き抜けもあるのでここを通してOMソーラーの暖気が2階にも広がります。

床は唐松節無しです。






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障子の穴塞ぎが可愛いくて思わず微笑んでしまいます。



























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床下も重要なポイント
シロアリがいないかどうか、水回りの漏水などが
無いかなど狭い空間ですが這いまわります。
当時も掃除機をかけているので10年たっても綺麗な
床下でした。
異常もありませんでした。











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屋根はガルバリウムの瓦棒葺き
芯木の釘抜けなども無し
シルバー色のガルバリウム鋼板
多少の色抜けはあると思いますがガルバのメッキ層があるので問題はありません。














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OMソーラーの集熱ガラス面の点検

定期点検は出来る限り私が同行しますし
体力あるうちは屋根も上がります。





# by tanaka-kinoie | 2018-11-14 19:10 | 建築、仕事 | Trackback | Comments(0)